建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

セキスイハイムは高いけどその理由は何なのかを考えてみた

おう、俺だ(@eightblog_hachi)

         

ついに3連投だな。
神様、仏様、稲生様に近づく勢いだ。
さ、今日も読者を
全員置き去りにした所で本題だ(笑)

         

まずは初日。
セキスイハイムが社名ロゴを変えて
非常に残念だ!
と言う記事を書いた。

連投2日目。
セキスイハイムの親会社の積水化学工業が
世界で最もサステナブルな企業100社
いわゆるGlobal100に
3年連続5回目の選出をされた事を書いた。

で今回が3連投目。
ここで拡げた風呂敷を全て回収しないといけない訳だが(笑)
セキスイハイムの商品が性能も大したことないのに
高い高いとネットでボロボロくさされているので
じゃあ、何で高いのか?という所を
色々考えてみたのが今回の記事だな。

      

あと、社名ロゴを英字にしたのは海外進出を狙っているのでは?
という推論にもある程度道筋を付けんといかんな。
さあ、とっ散らかった伏線を、今日で全部回収しよう。

         

それでは

セキスイハイムは高いけどその理由を考えてみた

始めるぞ、ついて来いっ!

セキスイハイムが高いと「ネットで言われている」理由

ネット上で言われている
セキスイハイムの商品が高い理由。
それは

社員が多い
(人件費が嵩んでいる)
広告宣伝費をかけ過ぎ
(阿部寛がのギャラが高い、CM打ちすぎ、広告金かけ過ぎ)

阿部寛,CM,セキスイハイム

と言う意見が多い。
まあ、裏を返して
「我が社は少数精鋭です!」
「我が社は広告などの無駄な経費をかけていないので、その分家の値段がお安くできます」
等の口上をよく見る。

       

それらの要因で
家が高くなっている割合がゼロとは言わない。
しかし、この理由だけで
セキスイハイムの値段が
工務店に比べてお高くなっているんです
と言い切ってしまうのは
ちょっと分析が甘いと言わざるを得んな。

        

このように、施主にとっては一見不必要な経費が
家の価格を押し上げているという
「原価厨」みたいな考え方のヤツは
全部自分でDIYして家を建てる事を勧めるぞ。
めっちゃ安く上がるぞ。出来栄えは知らんけどな。

         

また「家の性能と価格が見合っていない」と
いうヤツも見受けるな。こういうのは「スペック厨」だな。
工務店ならもっといい性能の家を
セキスイハイムの価格の○%で建てる事が出来る
という発言をよく耳にする。

      

まあ、性能の高い家を求めるのは良い事だし
家を建てるのにお金を節約しようとする
考え方は至極当然だな。
一生に一度の買い物であろうマイホーム。
色々な選択肢の中から選ぶのは
施主として当然の権利だ。   

         

だからと言って
「セキスイハイムは高い!」
と下げ発言をして印象操作をして
選択肢のひとつを
ネガティブキャンペーンで
潰そうとしているヤツには
余計なお世話だ!と言いたい。
なぜ、選択肢の多様性を認めないのか?
ハウスメーカーの金額の高い家=悪
(基準は個人で差があるが)
一定の基準の性能を満たしていない家=悪
と1部の過激派が言い切ってしまう発言が
散見されるのは甚だ遺憾だ。
うん、どこかの政治家みたいな言い方だな(笑)

セキスイハイムが高いと「俺が思う」理由

では、俺が思う
「セキスイハイムが高い」理由だ。
数字の裏付けや根拠はないが
簡単に答えを言うと
「他の企業がなかなか取り組めない事を積極的に取り組んでいる」
事が残念ながら家の価格に反映してしまっていると思うんだな。

価格が高い理由1 実大実験(耐震実験)

大手ハウスメーカーは実大実験をよくやっているが
ハイムの実大実験は
「実際に起こった地震の○倍」や
「想定される地震の○倍」の様に
大きめの数字で実験をして
その強度を公開している所に
他のハウスメーカーには無い
安心感を得る事が出来る。

      

また、セキスイハイムの工場見学でも
地震に強いセキスイハイムを体感できるのも
他のハウスメーカーではあまり
経験する事は出来ないな。

       

耐震等級3と口で言うのは簡単だが
百聞は一見に如かず
俺も最初は値引に釣られて工場見学に行ったが(笑)

セキスイハイム,工場見学,値引き

元々自身が怖くて鉄骨住宅、と思っていた俺の意志を
より固い物にしてくれたセキスイハイムの
地震体験だったな。

価格が高い理由2 家づくり先進テクノロジーの追求

大手ハウスメーカーともなると
常に業界のフロントランナーであるために
先行投資して技術開発をし続ける事がが欠かせない。
核心的な技術の開発・研究を日夜行っており
その投資費用は間違いなく家の価格に反映されているだろう。

       

は?そんなのが家の価格に反映されるなんて
まっぴらごめんだ、というヤツは
そういう投資費用が全く載っていない
ハウスメーカーや工務店で建てたらよい。
俺はそのことについては全く否定するつもりはない。

       

昨日の記事でも述べたが
セキスイハイムの新たな取り組みとして
鉄骨系のユニット構造体の製造の
80%機械化を目指す、というのがあった。
家の躯体を80%機械が製造する、と言う事は
施工ミスの非常に少ない躯体の製造が
期待できると言う事になる。

       

自分が住む家だ。
人為的なミスは可能な限り少なくしてもらいたいところだが
機械に委ねる事でそのミスを限りなく減らす取組と言うのは
工場生産のメリットならでなだろう。

価格が高い理由3 環境に配慮した商品の販売

環境に配慮した商品の販売。
それは親会社の積水化学工業が
サステナブルな義業としての取り組みで
昨日の記事で書いた内容だ。

      

その商品の「リユース・リデュース・リサイクル」費用が
残念ながら商品の価格に乗っている
と言うのが俺の予想だ。

      

は?自分の家の価格に
環境に配慮した商品を販売するための
コストが乗っかっているなんて有り得ない!
俺は(私は)買いたくない!
そう思われる方は買わなくていいぞ。
それに関しては俺は全く否定するつもりはない。

      

ただ、覚えておいてほしいのは
大企業たるもの、そのような環境に配慮する商品を
販売するにあたりそのコストが
商品に乗っかってているのは
理解していただきたい。
別に俺はエコロジストを気取るつもりはない。
しかし、家の商品が高いのはそういう理由もある事は
是非知ってもらいたい。
家に限らず大企業の商品は
そのような費用が価格に転嫁されているケースも少なくない。

       

ここでセキスイハイムがなぜ社名ロゴを
英語に変えて海外進出を狙っているか
と思ったのを披露しよう。

        

このようにグローバル100に選ばれている実績を
引っ提げて海外の住宅業界で
勝負しようと思っているのでは、という推測だ。
環境に配慮した商品と言う切り口は
海外の消費者は日本以上に評価する。
そういう土壌も計算していると思うぞ。

セキスイハイムは高い!とネガティブキャンペーンしているヤツに言いたい事

ここからはセキスイハイムの家が高い!とか
性能と価格が見合っていないとかいう
ネガティブキャンペーンをしているヤツに
物申すコーナーだ(笑)

        

まず
セキスイハイムは人件費と宣伝費が乗っているから価格が高い!
と言う論調。
余計な経費は書けるなと言いたいのなら
セルフビルドで建てる事を勧めるぞ。
余計な経費一切無し!
自分で建てるから文句も言わなくて済むぞ!

         

どこかの工務店の関係者は
「儲かり過ぎ」
なんて言ってたけど
それは結果論でしか無い。
これ以上売ったら儲かります
という採算ラインがあって
実績が採算ラインを上回れば儲かるし
下回れば儲からない。
いわゆる損益分岐点というヤツだな。
実際積水化学工業の2020年は
コロナ禍の影響で減収減益だった。

        

「儲かり過ぎ」とか言っている工務店関係者には
他社の悪口なんか言ってないで
自社の商品を適正価格で販売して
自社の良い所をアピールして
施主を納得する商品を販売すればいいだけの話だな。
ただ、家の性能を重視するかどうかを決めるのは施主だ。
これは市場の原理そのものだな。
施主が高気密高断熱を求めれば
そのような家が売れるだろうし
違う要素を求めれば
違う要素に特化した商品が売れるはずだ。

       

なので「家の性能は高い方がよい」
と言って啓蒙活動するのは良い事だが
大手ハウスメーカーを下げるようなことを言う
施主はもちろん、実務者もダメだな。
なぜ施主の色々な選択肢を潰すのか?
しかも、住宅業界を良くしようと思っている人達がだ。
相手の事を悪く言って潰そうとするのか?
そんな事するくらいなら
自分(施主・実務者)の武器の良さをアピールせよ。

        

だからセキスイハイムは価格が高い!
家の性能が低い!
だから買うな!
と言うのはそもそもお門違い。
自分の商品が売れないとか
自分の想いが人に伝わらないからと
ネガキャンしてまわるのは
そもそもおかしいぞ。

色々な選択肢を考慮して「理想のマイホーム」を選んでほしい

と言う事で腕組みしている俺が出てきたのでまとめだ!

        

セキスイハイムは高い!

       

これはまごうかたなき事実。それは認める!
しかし、高いなりの理由がある事を
言いたくて俺なりの考察を述べてみた訳だ。

         

ま、個人の感想になるが
セキスイハイムの実大実験(建物の耐震実験)は
地震を怖がっている俺には心に刺さったし
鉄骨住宅+耐震等級3と言うのも心強い理由になった。
俺がセキスイハイムで家を建てた理由は
この部分は大きい。
セキスイハイムで家を検討しているお前らは
是非工場見学に足を運んでもらいたい。

セキスイハイム,工場見学

但し!コロナの影響で中止になっている可能性があるので
住んでいる地域のセキスイハイムのHPを確認するか
問い合わせた方が無難だろうな。

       

何度も言うがセキスイハイムの商品価格は
高い方の部類になる。
それは否定しない。
高い買い物はしたくないと考えるのは
当然の流れで、それを理由に
セキスイハイムを候補から外すのは
至極もっともな話だ。

        

しかし、1部の実務者の
ポジショントークや
(自分の意見を有利に聞こえるような話し方)
セキスイハイムを始めとする
大手ハウスメーカーの
ネガティブキャンペーンを真に受けて
自ら選択肢を縮めるようなことは
してほしくないな。

        

また、性能と価格が見合ってない、とか
そんな性能の大して高くない商品に
必要以上の金を出すのは無駄だ
という1部の過激派や原理主義者みたいな
高気密・高断熱住宅推しの意見も見受けらるが
別にセキスイハイムの家が性能が悪いのかと言われれば
そうと言い切ってしまう程悪くはないと思う。

俺の様に家づくりの事が最初
右も左もわからない場合は
最初に見てしまった情報が
割と心に刺さってしまう事が多い。
そんな中、実務者のポジショントークや
原理主義者の排他的な意見の
風にまともに当たってしまう人もいるかもしれないが。。。

       

家づくりと言うのは奥が深い。
「大手ハウスメーカーの家の価格は高すぎてボッタクリ」
「日本は欧州に比べ家の性能が低いから考え方が遅れている」
そんな一方的な意見に惑わされてほしくない。

       

もし上の2つの意見が正当正論であれば
大手ハウスメーカーなんて売れないから存在しない訳で
高気密高断熱の考え方が遅れている、というのは
これだけ情報や技術が溢れているのに
そのような考え方に繋がりにくいのは
別の特異な要素が日本には沢山あるからなんだな。
日本は島国で狭い土地の中に沢山の人口がいる。
よって特異な要素・文化が多いからな。

        

欧州より性能が低い、それは日本の考え方が遅れている

      

はいささか暴論だし、家の事しか見てないから
そういう結論になるという極めて幼い考え方だな。
家の価格が安いのも高気密高断熱なのも
購入する上での選択肢の1つに過ぎない。
もちろん、家の価格は安い方がよい。
高気密高断熱に越したことはない。
しかし高いのは悪とか、
高断熱高断熱じゃない家を売るのはよくない
と言い切る論調には安易に同意してほしくない。
この辺はまた今度触れるとしよう。

        

家の価格はハウスメーカーや工務店で全く違う。
高いには高いなりの理由がある。
上で述べたような意見の他にも理由はあるだろう。
そういう費用は一切払いたくないから
大手ハウスメーカーを敬遠するのもお前ら次第。
納得できるから大手ハウスメーカーで
家を建て建てたいと思うのもお前次第らだ。

        

その辺をお前らがどう考えて
ハウスメーカー・工務店を選ぶのか?
色々な意見に耳を傾け
自分で調べて五感で感じて
納得するハウスメーカー・工務店を
選んでほしい物だ。

       

ま、当ブログでの「八郎の聞け!」は
こういう最近家ブログを書いていて
思う事なんかを発信しようと思っている。
今まで以上に個人の意見になるからな。
読みたくないヤツは2度と読むな!
読みたいヤツはこれからも読んでくれ!

        

今日はこれぐらいで勘弁してやる。

お前ら!
あばよっ!!
いい家作れよっ!!

【★告知★】家づくりをしている方を応援するサイト「コダテル」で八郎のブログが読める!詳細はコチラをクリック!!
画像をクリックすると、最新記事へとジャンプします!

▼我が家で使用しているおうち関係の商品紹介しています!
▼フォローするとTwitterでブログの更新情報がツイートされます!
▼押してもらえるとブログのヤル気に繋がります!
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 セキスイハイムへ
▼ブックマークはコチラから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。