どうも!八郎です!!
偉大な先輩セキスイハイマー様のブログは、
ほぼ例外なく、タイル外壁について記述があります。
いろいろご意見ありますが、総論は
「タイル外壁イイネ!!」
八郎も、偉大なセキスイハイマーの先輩たちに習い、
タイル外壁を採用し、今では「タイル外壁の伝道師(若葉マーク)」になっております。
しかし。。。
「タイル外壁いらねーんだけど」
「普通の外壁でいいんですけど」
と言う方も間違いなく居るはず。
ならば!!
このブログが生き残っていくために、
セキスイハイムのタイルではない外壁を検討している人たちのために、
ニッチな話題にも触れて、少しでも貢献できないだろうか!?
そう、八郎は考えました。
と言う事で!
スキマ産業大好き八郎。
ニッチな検索を拾うべく、
たまに、需要の無さそうなナローな話題もぶっこもうと思います。
さて、前置きが長くなりました。
今回は、
デケデケデケデケデケ…デンッ!!
「セキスイハイムのタイル外壁ではない普通の外壁」
ジャジャーン♪
を紹介します!!
この話題に触れている施主さまは、
どれくらいいるでしょうか?デュフフフ。。。
このような辺境の弱小ブログは、
ニッチをしっかりさらって行きますよ!!
さて、お恥ずかしい話、カタログ丸写しにはなりますが(笑)
八郎の私見もたっぷりに、紹介していこうと思います!!
ちなみに、普通の外壁の事をセキスイハイムでは「レリーフ外壁」と言います。
後に説明で出ますが、SFCボードの壁になります。
Contents
レリーフウオール(SFCボード)

タイル外壁を選ばない場合、
レリーフウォールという壁になります。
SFCボードとは、
「木の繊維」と「熱硬化型セメント」を
混ぜ合わせて作られたものらしいです。
(▲これだとイマイチよくわかりませんね…)
語弊を恐れずに言えば、
コンクリートの硬さと強さ、
木の繊維のしなやかさと粘り強さの、
良いとこ取りをした外壁です。
(▲これだと、なんかすごいという事はわかりますね(笑))
耐火性能は、外側から840℃の熱を30分間浴びても、
内側の表面温度は50℃程度以内に抑えてくれるそうです。
また防水性能も優れており、
高密度の材質に仕上げているので、
水分が含む隙間もありません。
ちなみにSFCは「Sekisui Fiberwood Cement」の略だそうです。
レリーフウオールのメンテナンス

メンテナンスがいつ必要・いくら必要、
という事が明記してある記事は見つかりませんでした。
○「30年くらいは大丈夫ではないか」
とあるブログでは
○「15-20年くらいでメンテが必要」 と書いてありましたが、
どちらも有益な根拠に繋がる理由はありませんでした。
色々なサイトを総合すると、SFCボードのメンテナンスは、
▶半年から1年に1回、外壁の洗浄が必要
▶15~30年に1回、外壁の塗り替えが必要
(日当たり具合や気温の状況で劣化具合が異なる)

という事になりそうです。
また、ノーメンテのまま放置しておくと、
劣化が早まると言った情報もあります。
劣化を気にされる場合や、
メンテは面倒だから、ノーメンテが良い、という方は、
価格は高くなりますが、
セキスイハイムの看板商品である
「磁器タイル外壁」
をオススメします。
レリーフウオールの特徴(カタログより)
劣化しにくいUVAコーティングが長期間、美しさを保つ
外壁材にはUVAコーティングが施されています。
一般的なエナメル系の外壁塗装は紫外線に弱く、
10年サイクルで壁の塗装の塗り替えが必要でした。
UVAコーティングは、
自動車塗装などに採用されている「クリア塗装」の原理を最大限に活かした塗装技術で、
耐候性に優れています。
屋外暴露試験

長期間、屋外に置いて実際の気候条件下で、
時間をかけて変化を調べます。
UVAコーティングはアメリカ・アリゾナ州にある、
EMMAQUA(エマッカ=太陽光追跡集光暴露)
による評価を実施しています。
それでは、実際の商品のラインナップと対象モデルを見て行きましょう
※対象モデルは、アルファベットで表記します。
【Pa】 : パルフェ
【Do】 : ドマーニ
【De】 : デシオ
【bj】 : パルフェbjスタイル
【GR】 : スマートパワーステーションGR
【FR】 : スマートパワーステーションFR
レリーフウオールの商品紹介
アシュレーレリーフ(全5色)
対象:【Pa】【Do】【GR】【FR】


[カタログ文句]
自由に刻まれた凹凸が作り出す、確かな質感と陰影の美しさ。
大さの違う石を組み合わせて積み上げたような、ヨーロッパの石壁を彷彿とさせるデザイン。
白くすっきりとした印象のシェルクリアから、個性的なアクセントを演出するカームブラックまでの全5色のラインナップをご用意。
[八郎つぶやき]
パルフェ・ドマーニ・スマートパワーステーション兄弟(GR・FR)のみにつけられる、レリーフ外壁では最上位モデル。
色の貼り分けも可能。
石みたいな陰影が出るので、モダンな白黒以外の色の方が雰囲気が出そうな感じ。
クレイッシュレリーフ(全5色)
対象: 【Pa】【Do】【GR】【FR】


[カタログ文句]
細かなテクスチャー感が、さりげない表情に品格を添える。
ひとつひとつが細やかに変化しながら、美しい編み目のように並んだ表面のパターンが魅力。
日本の伝統的な街並みにも合う、飽きの来ないデザインに仕立てる。
アシュレーと同じく、バリエーション豊かな5色のラインアップをご用意。
[八郎つぶやき]
一色の壁の中に、細かな凹凸を出すことで、引いてみた印象が非常に表情豊かになる。

カタログのドマーニスタイルにあるように、セキスイハイムで「和」の雰囲気を出すなら、「ドマーニ」+「クレイッシュレリーフ」の組み合わせがオススメ。
ちなみに貼り分けは可能だが、その場合はメインは「シェルクリア」一択となり、アクセントカラーを下記から選ぶことになる。
クレイッシュレリーフ*アクセントカラー*(全4色)
対象: 【Pa】【Do】【GR】【FR】

[カタログ文句]
個性的なカラーで貼り分けることで、多様な表情が選べる。
美しい網目のようなデザインのクレイッシュレリーフには貼り分け用のアクセントカラーをご用意。
個性豊かな4色をシェルクリアと組み合わせる事で、同じシルエットでも多様な表情が住まいに生まれる。
[八郎つぶやき]
メイン色が「シェルクリア」しか選べないのが超残念。
「プレーンホワイト」や「ライトベージュ」で合わせられたらもっと面白い組み合わせが出来たかと思うと残念。
以前のカタログに掲載されていた、「シェルクリア」+「オリーブグリーン」

貼り分けなら「シェルクリア」+「オリーブグリーン」がおすすめ?
ジーレリーフ(全5色)
対象:【Pa】【Do】【De】【GR】【FR】【bj】


[カタログ文句]
繊細な美しさの中に漂う、やさしい気品と確かな強さ。
光の強弱や四季の変化を受けながら、編み込まれたような繊細な凹凸のパターンから、細やかで変化に富んだ表情が生み出される。
シェルクリアからカームブラックまでの全5色のラインナップをご用意。
ツートンで更にスタイリッシュな外観を表現することも出来る。
[八郎つぶやき]
建売はほぼこの壁が採用。
注文でもbjを選択すると、タイルでなければジーレリーフ一択となる。
パット見、アシュレーレリーフと同じように見えるが、凹凸感が全然違うので引いて見ると、ジーレリーフはのっぺりとした感じになるのは否めない。
のっぺりとした感じを逆手にとって、プレーンホワイトやライトベージュを使えば、柔らかい印象の外観になる。
実録!施主はどの外壁を選ぶのか?(八郎居住の分譲地調べ)

それでは、実際、セキスイハイムの施主は、
どの外壁を選んでいるのか?
八郎の分譲地の少ないサンプルですが、調べる事にしてみました。
標本が少ないので、参考にならないかもしれませんが、
ふーーーん( ´_ゝ`)程度に見て下さい。
○八郎が住んでいる分譲地調べ 標本数:14
タイル外壁:10(占拠率71.4%)
■ラステックタイルブレイクジョイント:5
▶「ホワイト」1
▶「ブラック」1
▶「ブラウン&ローズベージュ貼り分け」1
▶「ブラック&ローズベージュ貼り分け」1
▶「ローズベージュ&ラティスSタイルアッシュブラウン」1
■ラスティックタイルストレートジョイント:3
▶「ホワイト」1
▶「ホワイト&ブラック貼り分け」1 ※八郎家選択
▶「ホワイト&ラティスSタイルアッシュブラウン」1
■ラティスSタイル:2
▶「アッシュブラウン」1
▶「ペールホワイト&アッシュグレー」1
レリーフ外壁:3(占拠率:21.4%)
□ジーレリーフ:3
▷「カフェブラウン」1
▷「カームブラック」1
▷「カフェブラウン&プレーンホワイト貼り分け」1
ジオマイト外壁:1(占拠率:7.1%)
□シルフィーレリーフ:1
▷「ダークブルーマイカ」1
まず、ジオマイト外壁。
これは2019年中盤に発表になった商品で、
八郎家が住んでいる分譲地では、
最後の1件がこれを選択してきました。
もし、もっと早く販売されていれば、違ったチョイスになっていたかもしれません。
それにしても!です。
圧倒的にタイル外壁が支持されていますね。
レリーフ外壁3棟の内、2棟はモデルハウス兼建売なので、
施主の注文住宅でレリーフ外壁にしているのは1棟のみとなります。。。
やはり、タイル外壁は高いけど、基本メンテフリーなのが支持されているのでしょう。
ちなみに、外壁の貼り分けをしているのは、
14棟中7棟と、半数になっています。
その内5棟が、無難な1階と2階の貼り分け。
縦に貼り分けたのは、八郎家を除くと1棟のみという結果でした。
レリーフ・ジオマイト・磁器タイルの3つの外壁の費用とメンテ比較早見表

これはあくまでも八郎が調べて算出した数値です。
「目安」として考えてください。
値引や建坪、オプションの選択如何で、金額は微妙に変わると思います。
今回のコストシミュレーションは、
35年ローン1%金利という、隠れたコストを追加しています。
金利が下がったり、支払い年数が短くなれば、
更にローンの費用は下がりますので、ご了承ください。
意外にびっくりなのは、レリーフ外壁とジオマイト外壁では、
60年間のトータルコストがほぼ、変わらないという事。
総額が上がるか、購入後の支払いが増えるか、の違いになっています。
ただ、ジオマイト外壁は新商品なので、交渉次第では
有利な条件を引き出せるかもしれません。
ハイムも施主に採用してほしいでしょうからね。
ジオマイト外壁が気になる方はトライして見て下さい。
やはり、多くのセキスイハイムの施主が結論付けているように、
磁器タイル外壁の、ラスティックタイルかラティスSタイルが
1番コストパフォーマンスが良いですね。
ちなみに、ラティスSタイルもレジデンスタイルも、
タイル外壁としての性能は変わりません。
違いは意匠性だけです。
この意匠性だけで60万程価格が上がるために、
なかなかレジデンスタイルの採用に踏み切れない施主が多いのではないでしょうか?
後20万上乗して80万出せば、
快適エアリーに手が届きますからね。
なので、レジデンスタイルは結構希少性があるかと思います。
レリーフ外壁は安価なのが魅力だがメンテが必要なので注意

という事で、今回はセキスイハイムのレリーフ外壁を見てきました。
そう、タイル外壁じゃないやつですね(笑)
自分でも調べてみて意外だったのは、
セキスイハイムでも和テイストの家が作れるという事。
ドマーニとクレイッシュレリーフをかませば、
鉄骨ながら「和」テイストになりますよー。

鉄骨だけど、和テイストを取り入れたい方は参考にしてみてください。
今後も、セキスイハイムの他の人があまり触れていない部分に、
クローズアップして記事を書いていこうと思います。
よかったら参考にしてください。( `・∀・´)ノ
今回は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
コメントを残す