建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

第20話 マイホーム建ててどう?ぶっちゃげ、後悔してるんじゃないの?

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回までのあらすじ。

      

投資に詳しい同僚Eに
投資用マンションの話を聞きたいと言いつつ
戸建てとマンションの資産価値の
下落の違いやメンテナンス費用の違い
等を聞いてみた。
そんな話だったな。

なんか最近、家の話を聞きまくっている自分自身が
不思議で仕方が無いんだが。
まさか、家に興味が出てきたとか?

        

ざーんねん。
そんな簡単に俺は家には興味を持たんよ。
そんなべたな展開でこんな話
してるわけじゃないからな。
と天の邪鬼ぶりを発揮したところで

       

それでは、今日も俺の新しい家の話を、始めるとしよう。

色々な人の戸建ての話を聞いて思う事

これまで、同僚Aの新築の話から始まり

同僚Dのリノベーション物件の話

そして、同僚Eのマンションの話

となんかこれから家を買うんじゃないか?
ってな勢いで話を聞いてきた。
しかし、全然家に関する興味は
一向にわいてこない(笑)
同僚Aが戸建てを買ったことで
ちょっと調べてみよう程度。
最低限の知識くらいは入れておいた方がいいかな
という程度だ。

      

いや、実は家を買ったヤツへの興味は無くはない。
どちらかというと「家を買ってよかった!」
という話ではなく「嗚呼、なんで家なんか買ったんだろう。。。」
という後悔しているヤツの話が聞きたくなってきた。

      

ちょっと悪趣味かもしれないが
同僚Aみたいに幸せいっぱいな話も嫌いじゃないけど
どこかで誰かが家を建てて・買って
後悔している、という話も聞いてみたい
自然にそう思うようになった。

      

嫁にまた、家を買いたいと迫られるようなことがあれば
そういう後悔話をどーんと出して
「ほーら、だから家は買わない方がいいんだよ」
としたり顔で言うことも出来る。。。

       

自分が嫁に犯した罪を早くも忘れ
自己保身に走ろうとする俺。
要は「持ち家=幸せ」を認めたくないんだと思う。
マイホームを購入して後悔しているヤツの話も
是非聞きたい、そんな人としてサイテー過ぎる部類の
俺がいる事に、この時まだ気が付いていなかった。

大手ハウスメーカーで家を建てた男がここにまたひとり

そんな思いで、社内でマイホームを建てた人間を探していると
どんぴしゃりな同僚がいる事を風の噂でゲットする事になる。

       

その名は同僚F。
あの自動車メーカーで世界的にも有名な
木田自動車から派生したハウスメーカー
「キダホーム」で最近マイホームを建てたらしい。
おおおっ!
自動車メーカーが立ち上げたハウスメーカーかっ!
個人的にも別の意味で興味がある!!
これは同僚Fにコンタクトを取るべきだ。
そう思い、同僚Fにコンタクトを取る事に。

      

この同僚F、この渡る世間は鬼ばかりの
令和の世の中にあって、人間が出来ている
珍しい人種だ。
まず、社内にも社外にも敵が殆どいない。
みんなに好かれている、そして仕事もできる。
。。。そんなヤツがマイホームを購入して
後悔しているとは思えないが
木田自動車から生まれたハウスメーカー
「キダホーム」は個人的にも興味津々だ。
早速電話してみよう。

         

八郎「もしもし、同僚F?」

同僚F「あー、八郎さん、お久しぶりです!」

八郎「実は仕事の話じゃないけど、ちょっといい?」

同僚F「いいですよ、どうされました?」

八郎「なんか、マイホームを建てたって噂聞いてさ」

同僚F「。。。それ、誰から聞きました?」

八郎「まあ、風の噂なんだけどね(笑)」

同僚F「最近同僚Gがどういうつもりか知らないけど」

同僚F「最近Fがキダホームで家建てたって色んなところに吹いて回ってるんすよ」

八郎「へえ、そうなんだ(笑)」

同僚F「この前なんか外回りの帰りに部長連れて」

同僚F「『ここがFの家ですよ』なんてGが教えるから」

同僚F「部長にもからかわれるようになってもう最悪ですよ。。。」

八郎「全然サイアクそうに聞こえないぞ(笑)」

同僚F「キダホームキダホームって最近茶化されて大変なんすよ」

          

自慢なのか本気で悩んでいるかわからないのだが
そんな天然さも同僚Fの良い所なのかもしれない。

       

八郎「実はさ、俺、今ちょっと家に興味あってさ」

同僚F「えっ、本当ですか!?」

八郎「キダホームとかバリバリ興味あるよー俺クルマ好きだし」

同僚F「あっそうですよね、八郎さん車好きでしたよね」

八郎「今度さあ、ちょっと見せてくれない、Fの家を」

同僚F「あーもう全然いいっすよ!何なら俺の家に担当営業紹介しますよ!」

八郎「おーっ、機会があったら是非頼むよ(そんな機会絶対ないと思うけど(笑))」

同僚F「じゃあいつにします?」

八郎「そうしたら、今度の週末とかどうかな。。。」

        

とまあこんな感じで、今週末に同僚Fの
キダホームで建てたマイホームを
見に行くことと相成った。

タイルデッキにブランコがある家

同僚Fには奥さんの他に小学校低学年の女の子と
幼稚園の男の子がいるらしい。
かわいい盛りの子供がふたり。
とりあえずお土産に、ケーキと紅茶のちょっといいやつを買って
同僚Fの家にお邪魔することに。

        

同僚Fの家は分譲地で全部キダホームの
建築条件付きの土地。
まだ完売はしていないようでまだ更地の所もあれば
建設中の所もある。

         

キダホームはこの前の同僚Aの
キュービックホームのような外観とは異なり
実にいろいろな外観の家をしている。
ちょっとびっくりで、キダホームとはわからないような
家の外観が多い。

     

指定された住所に車を走らせると
なんとタイルデッキ付きの家が現れた。
しかもそのタイルデッキの上につけられた
屋根みたいな軒にはブランコが括りつけられており
幼稚園の次男君がビュンビュンブランコを漕いでいて
これはのっけからビックリしてしまった。
その次男君の笑顔たるや
もう幸せ以外の感情は無いくらいの
キラキラした笑顔でブランコをこいでいるのである。

      

まあそれもそうだろう。
ブランコって普通、公園とか
保育園・幼稚園・小学校とかに行かないと
遊べない遊具である。
しかしそんな遊具が自宅にあるのだ。
これは遊ばない手は無いだろう。

         

同僚Fのマイホームにお邪魔する前から
スケールの違いに唖然として眺めていると

        

同僚Fの次男坊「。。。おじさん。。。だれ?」

       

と至極もっともな質問を受けてしまう。
そりゃそうだ。
男の子のブランコを漕いでいる姿を見て
焦点の定まらない顔をした
推定体重0.1tの40代スキンヘッドハゲデブである。
警察が近くを通れば間違いなく
職質案件である。

      

八郎「えーっと、きみのお父さんのお友だちかな」

同僚F次男坊「おともだちー?」

八郎「お父さん呼んできてくれるかな?今日お約束してたから、お父さんに言ったらわかると思うよ~」

同僚F次男坊「わかったー。おとーさ―――ん」

       

同僚Fに「マイホーム建てて後悔してる?」
なんて聞こうかと思ったけど
この状況を見る限り
聞くだけ野暮だな。。。
そう思い、同僚Fの登場を待つのであった。

      

俺の新しい家の話、今日はここまで。

次回予告

同僚Fの家にお邪魔することにした八郎。
世界に名だたる自動車メーカー
木田の名前を冠するキダホームで建てたとあって
どんな話が聞けるのか興味津々。

      

そして同僚Fはいきなり全館空調の話を始める。
お、同僚Fも全館空調派?かと思いきや。。。

      

次回「電動シャッターは防犯以外にも断熱などのメリットもある」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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