建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

第19話 資産価値の落ちにくい戸建ては存在するのか?

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回の話から何せ1ヶ月以上空いているので
初めましての人も
お久しブリーフの人も
え?これ何の話なの!?
これまでどんな話だったっけ?
と思う人もいるだろう。

       

親切な俺は第1話のリンクを貼っておくので
よくわからない人は遡って
この話をご覧いただきたい。

        

それでは、1か月前以上に話した
前回のあらすじを(笑)

        

投資が趣味で投資が生きがい
3度のメシより投資が大事な
年齢が俺より2個下の同僚Eに
マンションの話を聞きたかったが
なぜか投資用マンションの話になってしまった。
そんな話だったな。

まあ、そこは我慢して聞いたのだが
本当に聞きたい所は投資用マンションなどではなく
もっと別の所にある訳で。
前回我慢した分、今回はその話を同僚Eに聞くことにしよう。

       

もちろん「戸建ての話」だ。

      

それでは、今日も俺の新しい家の話を、始めるとしよう。

戸建てとマンション、どっちが資産価値が下がりにくい?

投資用マンションの話を得意げに話してくれた同僚E。
投資用マンションの話は俺にとってはどうでもいいけど
投資の話を無視していきなり本題に入ると
Eは聞きたい話をしないだろうと思い
得意そうなマンションの話を振った訳で。

      

本当に聞きたい戸建ての話はここからだ。
しかし同僚Eの期限は損ねないように
慎重に聞かないといけない。

        

八郎「マンションは選べば資産価値が下がりにくい事はよくわかった」

同僚E「じゃあ、買いのマンションのおすすめなんだが」

八郎「あ、いや、その話の前に」

同僚E「なんだよ~まだ何か聞きたいことあるの?」

      

こちとら投資用マンションのおすすめなんぞ
どうでもいい話なのだが
それを露骨に表に表すと話さなくなる。
しかし、素直に聞いていると自分の話が出来ないまま
同僚Eの独演会になりそうなので
慎重に話を進めていかないといけない。
今の時間はプライベートなはずなのに
なんだか難儀な交渉をしているみたいだ。

       

八郎「戸建てとマンション、どっちが資産価値が下がりにくいとかあるの?」

同僚E「はぁ?ハッチぃ、戸建ての投資とか無意味だよ」

八郎「え、なんで?」

同僚E「戸建てなんて、木造なら22年後には建物の資産価値はゼロ」

同僚E「残る資産価値は土地代のみだよ」

八郎「工エエェェ(´д`)ェェエエ工22年後には戸建てって資産価値ゼロなの?」

同僚E「建て物に関してはね。だから投資はマンs」

八郎「じゃあ、マンションって資産価値どうなのよ?」

同僚E「人の話は最後まで聞けよ(笑)一般的RC造、いわゆる鉄筋コンクリートの場合」

同僚E「耐用年数は47年だから、戸建てより資産価値の下がり方は緩やかだけど」

同僚E「戸建てと違って、土地代がほぼ含まれないため」

同僚E「戸建てに比べると緩やかに下落するけど」

同僚E「メンテやリフォームしないとどんどん落ちる」

同僚E「戸建ては土地代がまるまる資産として入るから」

同僚E「22年目以降は、土地代の資産のみとなりほぼ一定になるな」

マンションと戸建ての維持費はどちらがかからない?

八郎「じゃあさ、戸建てとマンションってどちらが維持費がかからないの?」

同僚E「そんなの超絶戸建てに決まってるだろ?」

八郎「なんで『超絶』なんて言い切れるの?」

同僚E「当たり前でしょ、だってマンションには『管理費や積立修繕費』が入るから」

八郎「ああ、聞いたことあるけど。。。具体的に『管理費や積立修繕費』って何なの?」

同僚E「簡単に言うとマンションの共用部分のメンテナンス費用を」

同僚E「月額○万円で強制徴収される」

同僚E「管理費や積立修繕費は値上がりの可能性もあり」

同僚E「ローンを完済した後も、入居する限り永遠に払い続けないといけない」

八郎「共用部分って、例えばどこの事なの?」

同僚E「エレベーターとか外壁とか」

同僚E「エントランスは周囲の植栽なんかも」

同僚E「メンテナンス費用の対象になってるんよね」

八郎「うわー、払いたくない気がする(笑)」

同僚E「その管理費に加えて、自分の住んでいる部屋の」

同僚E「キッチン・バス・トイレ、カーペットやクロスなどの消耗品は」

同僚E「ガタが来たら交換しないといけない」

同僚E「乱暴な言い方をすると」

同僚E「管理費の分だけ、戸建てより多く払っている」

同僚E「と、言っても過言じゃないな」

八郎「なんだ、じゃあ戸建ての方が全然いいじゃん」

同僚E「維持費の事だけを考えればね」

八郎「俺は維持費の事だけが気になる(笑)」

同僚E「でも戸建ては投資には向かないよ、ハッチぃ」

管理費は多く払ってもマンションにもメリットはある

まあ、聞きたいことは聞けたので
そろそろホンネで話す事にしよう。
あまり付き合い良すぎても、同僚Eの独演会を
延々と聞かされることになりかねない。

         

八郎「実は投資については、あまり気にしてなくてさ」

八郎「普通にマンションと戸建の違いとかを聞きたかったんよ」

同僚E「出た~本音が。やっぱりおかしいって思ったんだよね」

八郎「どっちが金かからないかとか、もし売るとなったらどっちが売りやすいかとか」

八郎「そういうの、Eは詳しいともってさあ~♪」

同僚E「ハッチが投資とか、おかしいなあって思ったんだよね」

同僚E「そう言うのに一番興味がない人種だと思ったから」

同僚E「どこかのYouTubeなんぞに触発されて生まれ変わったのかって思ったのに」

同僚E「残念だなあ。。。」

        

なるほど、同僚Eも少しはおかしいことに気がついていたようで。
ちょっと良心の呵責も減るというもんだ。
ここをしっかり奢っておけば、後々まで
同僚Eからブリブリ言われることも無いだろう。

       

八郎「じゃあ、管理費や修繕積立金を払わなくていい分」

八郎「戸建はメンテナンス費用はお得、という事だね」

同僚E「メンテナンス費用だけで言えばそうだけど」

同僚E「マンションもこの管理費と修繕積立金さえしっかり払っていれば」

同僚E「そう悪いもんでもないんだよ」

八郎「へえ、それはなんで?」

同僚E「どうしても『売る』『貸す』と言う視点になってしまうけど」

同僚E「築浅物件に関しては、『売る』に関しても『貸す』に関しても」

同僚E「マンションが圧倒的に分がいいんよ」

八郎「それはなんで?」

同僚E「ひとつは、資産価値の下落がマンションの方が緩やか」

同僚E「あと、これは統計的な話で全てに当てはまる訳じゃないけど」

同僚E「マンションの方が立地が良い場所の方が多いんよね」

八郎「え、そう言える理由はなんなの?」

同僚E「マンションって割とその地域の一等地にあてがわれることが多いのよ」

同僚E「だってでっかいマンション建てても立地が悪ければ」

同僚E「入居者いないと困るでしょ」

八郎「なるほど。。。」

同僚E「自治体の人口にも関わる話なんで」

同僚E「割といい場所を用意される場合もあるんよね、特に地域開発とかになると」

八郎「そうなのか」

同僚E「逆に戸建はスペースがあれば、余程需要が見込めない場合以外は」

同僚E「場所は少々不便でも建てられる事もあるし」

同僚E「場所が良すぎると土地の価格が高くなりすぎるので」

同僚E「個人で建てるのも厳しくなるし」

同僚E「統計的にはマンションの方が土地の利便性はよいと言わざるをえないね」

八郎「そうなのかあ。。。」

同僚E「さあ、ハッチ」

八郎「へ?」

同僚E「これも何かの縁だ」

八郎「。。。」

同僚E「ようこそ、投資の世界へ(#^.^#)」

八郎「さ、とりあえず飲むか、( ̄ー ̄)/C□ 乾杯!」

         

同僚Eの話が長くなりそうなので
俺の新しい家の話、今日はここまで。

次回予告

リノベーション物件やマンションも悪くないけど
やはり気になるのは「戸建」物件。
これは最近新築戸建てでマイホームを建てた
同僚を探して、実際の所どうなの?
と、聞くしかないな。

       

誰に話を聞こうか。。。

       

次回「マイホーム建ててぶっちゃげどう?後悔してるんじゃないの?」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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