八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。
前回までのあらすじ。
電動シャッターについて色々話が聞けた。
個人的に衝撃的だったのは
シャッター付けても台風で瓦が飛んで来たら
シャッターも窓も高確率でオシャカになると言う事。
絶対じゃないけどな。
まあ、そんな感じの話だった。
色々聞いたついでにもうひとつ
聞いてみる事にしよう。
ズバリ、家づくりで夫婦喧嘩は無かったのか?
意見の衝突だったり、打ち合わせに興味が無いから行かないとか。
ちょっと失礼かもしれないが
折角の機会だ。聞いてみる事にしよう。
それでは、今日も俺の新しい家の話を、始めるとしよう。
家づくりで夫婦喧嘩は起きなかったのか?
八郎「すまん、もうひとつ、家づくりの話を聞いてもいいか?」
同僚F「いいですよ♪」
食事を満喫して、今はデザートタイム。
買ってきたケーキと紅茶をご馳走になっている最中だ。
同僚Fの奥さんも気さくでめちゃめちゃいい人だ。
ちょっと失礼かもしれないが
ズバリ、聞いてみる事にしよう。
八郎「。。。奥さん、嫌な気にさせたらごめんなさいね」
F嫁「大丈夫ですよ」
八郎「そのー、なんていうのかな。。。えーと。。。」
同僚F「もったいぶらずにスパッと聞いてくださいよ」
八郎「じゃあ、単刀直入に聞けばだな、家づくりの最中に」
八郎「家づくりに関して夫婦喧嘩とか無かったのか?」
八郎「あ、いや、奥さんに訪ねる場合は『なかったでしょうか?』かな(;´Д`)」
同僚F「そんなのどうでもいいですよ(笑)」
F嫁「うーん、なんか派手な喧嘩みたいなのは。。。無かったんじゃないかなあ」
同僚F「うん。。。そんな言い合いしたり、険悪になったり、とかは記憶にないですね」
F嫁「私とFとの間で、意見のすれ違いみたいなのはあったけど」
F嫁「お互い維持張り合って喧嘩するとかは無かったよね」
八郎「へぇ~ちゃんとコミュニケーション取れてますねえ」
同僚F「いやあ。。。デレデレ」
F嫁「それほどでも。。。デレデレ」
八郎「えーっと、たとえばー」
八郎「どちらかが、家づくりに興味が無いとかで」
八郎「打ち合わせに参加しないとか、そういうのは無かったんですか?」
同僚F「そういうのは無かったですね」
F嫁「むしろFの方が一生懸命打ち合わせに参加してましたよ(笑)」
八郎「マジか。。。お前、あれだけ忙しそうにしていたのに」
同僚F「むしろ、家づくりの打ち合わせに参加するために」
同僚F「業務を詰め詰めでやっていた感がありますね(笑)」
なんとF家は、旦那が家づくりに興味があり
同僚Fが仕事を気合で終わらせていて
時間を何とか空けて、家づくりの打ち合わせに
参加していたことが分かった。
仕事を理由に、家づくりの打ち合わせを
断ったことなど無いみたいだ。
会社でイケメンなヤツは
家庭でもイケメンである事がよくわかった。
。。。仕事で家づくりの打ち合わせを断る方法を
聞いてみたかったのに。。。残念である。
家づくりでの夫婦間の意見の相違はどう調整したのか?
八郎「じゃあさ、意見のすれ違いみたいなのがあった」
八郎「って言ってたけど、それってどうやって調整したの?」
同僚F「これは自分が結構わがままだったと、今では思うんですが」
同僚F「自分は『全館空調』に憧れていて、全館空調を付けたかったんですよ」
八郎「ほお。。。」
ここにもいた全館空調を付けたい人。
ちょっと前にお邪魔した同僚Aを思い出す。
彼は自分の思いを成就させた施主。
見事に全館空調がついていた。
さて、同僚Fの場合はどうだったのか?
同僚F「でも、価格が100万以上するんで、さすがに嫁も反対したんですよ」
八郎「。。。まあ、各室エアコンと加湿機能付き空気清浄機で」
八郎「半額ちょいで付けられるもんなあ」
F嫁「そうでしょう!?エアコンごときに100万とかやりすぎですよね!?」
おーおー、奥さんに火を点けてしまった(笑)
まあ言わんとすることは分かるんだけど。
ここからどう折り合いをつけたんだろうか?
同僚F「全館空調には本当に憧れていたんですけど」
同僚F「さずがに100万かける価値があるのか、と言われると自分も及び腰になって。。。」
F嫁「それに、他にもいろいろお金かかるんだから」
F嫁「空調に100万円とか、うちはそんなにブルジョアじゃないよって(笑)」
八郎「なるほど(笑)」
同僚F「でも、なかなか諦めきれなくて。。。」
お金のかからない代替案を営業に提案してもらう
八郎「ほほう、すると、その落としどころは?」
同僚F「はい、なので営業に正直に相談したんですよ」
同僚F「全館空調欲しいけど、お金が無いから買えないって(笑)」
八郎「そりゃまた、藤川球児ばりの火の玉ストレートだな(笑)」
同僚F「そしたら、営業が『1階だけでよければ、ある程度の場所を』」
同僚F「均一に近い温度の状態に持っていくことができます、って言われて」
八郎「へぇぇぇ。。。」
同僚F「そこで1階はエアコン1台で空調できるように」
同僚F「間取りやエアコンの設置場所を見直したんですよ」
八郎「どんなふうに?」
同僚F「まず、間取りなんですけど、エアコン1台で空調できるように」
同僚F「少し変更を加えて、更には」
同僚F「開き戸のドアを、引き戸へ変更して」
同僚F「開けっ放しにしても違和感が少ないようにしました」
F嫁「開き戸は、開きっぱなしにすると悪目立ちする時があるんですけど」
F嫁「引き戸は戸袋にたまるので、キレイに見えるんですよね」
八郎「なるほど。。。」
同僚F「あと、エアコンの設置位置をなるべく家の真ん中に取り付けて」
同僚F「エアコンの暖気を中心から周囲の部屋に送るようにしたんですよ」
八郎「そんなんで、エアコン1台で空調できるの?」
同僚F「これが、エアコン1台で出来たんですよ。1階だけなら」
八郎「ほお、じゃあ100万円出さなくてよかったね(笑)」
同僚F「そういう事になります(笑)半分近く浮いたお金で」
同僚F[シャッター入れたり、ウッドデッキ入れたり]
同僚F「ブランコ入れたりしたので、結果的には全館空調じゃなくて良かったかもしれません(笑)」
八郎「そうね、こだわりを捨てる事で」
八郎「別のこだわりを持てるようになったいい例だね」
同僚F「そうそう、何でも営業には相談してみるもんだなって思いました」
同僚F「代替案みたいなカッコよさは無いかもしれないけど」
同僚F「リーズナブルでそれに近い提案をしてくれる、って可能性もあります」
八郎「なるほど、営業を活用しろってことかな」
同僚F「まずは、コミュニケーションだと思うんですよね」
同僚F「パートナー同士でしっかり家づくりについて話し合って」
同僚F「どんな家にしたいのか、お互い言い合って相手の考えを理解することがまず大事だと思います」
八郎「いいこと言ってるけど、世の中の夫婦」
八郎「お前らみたいにちゃんと話すことがかなわない夫婦も結構いるんだぞ」
同僚F「え、そうなんですか?」
八郎「自分たちの夫婦のあり方が世のスタンダードだと思わない方がいいよ」
同僚F「へえ、そうなんですね。。。」
ま、当たり前田のクラッカーの話だが
家づくりには夫婦間のコミュニケーションは欠かせない。
それでも意見がすれ違うようなら、ハウスメーカーの営業に
リーズナブルな代替え案みたいなの出してもらう。。。
これで、家づくりにおける夫婦間の喧嘩や
意見のすれ違いは防げる。。。とF夫婦は言っているけど
果たして、どうなんだろうな?
コミュニケーションは大事だと思うけどな。
俺の新しい家の話、今日はここまで。
次回予告
同僚Fの話を含め、いろいろな新築戸建ての話
マンション・リノベーションと聞いて回ったのだが。
その話を聞いたことで、俺のマイホームに対する気持ちに
変化が。。。訪れなかった(笑)
お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!
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