建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

第62話 心機一転の家づくり、果たして運命の物件に巡り合えるのか

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回のあらすじ。

       

家づくりを再開させるために、2か月前に
展示場でケンカした事を嫁に詫びる事にした八郎。
 

その件に関しては嫁は許してくれたが
家づくりを再開する?という質問に
うーん。。。(゜-゜)という返事。。。

              

まさか、嫁は家づくりの熱意が冷めてしまった!?

    

ちなみに最初からこの話を読んでみたい
という奇特な方にはこちらのリンクを紹介しよう。

それでは、今日も俺の家の話を始めよう。

やはり最大のネックはそこなのか

八郎「じゃあ、とりあえず仲直りも出来たことだし」

八郎「家づくり、再開する?」

嫁「うーん。。。(゜-゜)」

八郎「」

        

あれ、嫁の気持ちが冷めてしまっちゃった?
芳しくない反応に焦ってしまう。
もう嫁はマイホームを諦めてしまったのか!?

       

嫁「あ、マイホームを建てる気が無くなった、とかそんなんじゃないから(笑)」

八郎「な、なんだあ(ホッ)」

嫁「でもね、まだ2社しか回っていないけど、現実的な問題としてね」

八郎「うんうん」

嫁「私たちの希望の土地に3500万円の予算で家が建つのか?」

嫁「という根本的な問題が、そもそも無理なんじゃないか、って思うような気がしたのよね」

八郎「なるほど。。。」

        

やはりきたか。。。
そうなのである。
根本的な問題。そもそも論。

3500万円で自分の好きな土地に注文住宅を建てるのはムリではないか

問題である。入り口から間違っているのかもしれない。。。
という、確信にも近い不安を
2社を回って感じた事だった。

        

八郎「いやね、実は岡村工務店に、この金額(3500万円)で家建ちますか?って聞いてみたのよ」

嫁「えっ?それで営業さんなんて言ったの???」

八郎「うん、X市やY市じゃ、土地の安い所探さないとちょっと難しいから」

八郎「Z市に分譲地があるから紹介したいって」

嫁「Z市かあ。。。(-“-)」

        

やはり、嫁の反応は芳しくなかった。
Z市は確かに土地は安いかもしれないけど
X市やY市比べると、利便性と言う部分では
2歩も3歩も劣る。だから土地も安い訳なのだが。

       

八郎「でもね、俺ひとりで家の話を聞こうとしたから」

八郎「どうやら冷やかしと思われたみたいで」

八郎「嫁ちゃん連れて行かないと話してくれないみたいで」

八郎「だから、話を聞くだけでもいいから」

八郎「一緒に岡村工務店に行こうよ!」

嫁「うーん。。。(-“-)」

          

まだ、嫁は眉間にシワを寄せて考えている。
あまり乗り気ではない事は、火を見るより明らかだ。

心機一転、ふたりで岡村工務店へ

嫁「でも。。。話聞くだけならいいかもね」

八郎「おおおっ」

       

それまで、顔にシワを刻んでいた嫁が
初めて前向きな意見を口にする。

       

嫁「実際、建物の金額と諸費用がわかれば」

嫁「土地の金額がこれくらいなら、という目安はわかるから」

嫁「話を聞くだけなら、全然いいかも!」

八郎「そうだよ、そうそう、話だけでも聞きに行こう!」

       

そして、もし条件が良かったりしたら
家建ててみようか、なんて流れもあるかもしれない。
当たり前の事だけど、家にじっとしていても
家は建たないのである。
今回も駐車場の契約から
家づくりのきっかけをつかむことが出来た訳で。
行動を起こさないと、夢は近づかないのだ。

        

こうして、一時は座礁していた我が家の家づくりも
無事、再開にこぎつける事が出来た。
。。。と、この時は思ったのだが(笑)

          

それから数日後の週末日曜日。

       

俺は嫁を連れて岡村工務店に赴いた。

         

岡村営業「これはこれは奥さま、ようこそいらっしゃいました♪」

八郎「」

       

俺がひとりで話を聞こうとした時と態度が違う(笑)
しかし、夫婦の片方が家を買いたいと言っても
もう片方が「買わないよ」と言えばだいたい
家は買わない、という結論に向かうだろう。

      

片方だけが熱望していても、住宅営業からすれば
顧客認定しないのだろう。
夫婦そろってやってきて、初めて顧客認定。
ある意味、仕方がない事なのかもしれない。

        

岡村営業「今回ご紹介するのは、Z市の●●地区の物件です」

岡村営業「まずは見ていただいて、気に入っていただけたら、現地で更に確認いただいても。。。」

嫁「あっ、私、話聞くだけなn」

八郎「あああああああああああっ!なかなかいい家なんじゃなぁーい!?」

岡村営業「」

嫁「。。。まだ、物件も外観も間取りも見てないよ、分譲地の区分けだけだよ」

八郎「いや、何かわかるよ、オーラが漂ってる、覇王色の覇気をまとってるよ」

岡村営業「」

嫁「。。。何言ってんの?意味がわからないんだけど?」

八郎「さあ、岡村営業から説明してもらいましょう」

1軒だけ売れ残っている物件、その理由は

アブナイアブナイ。
話聞くだけなんて言っちゃったら
岡村営業のヤル気ボルテージが下がってしまうかもしれない。
やはり、メチャメチャ興味あるんです!
買うかも(建てるかも)しれないんです!
くらいの姿勢を見せておかないと。
信条ホームもネオアーバンハウスも
あれだけ条件出してくれたのは
我々の注文住宅に対する「前のめり度」が
貢献していた可能性が高い。

       

岡村営業「では、ご紹介するの物件なんですが。。。」

八郎「(コクコク)」

嫁「(コクコク)」

         

岡村営業の説明を端折るとこんな感じだ。

       

・Z市の●●地区山間の土地を切り補開いて分譲地を造成
・地元ビルダー4社で建築条件付き土地として販売
・分譲地は現状3期まで予定、現在第1期販売中で岡村工務店の残りは1軒のみ

        

嫁「●●地区。。。聞いたことないなあ(-“-)」

八郎「(俺と同じリアクションだ(笑))」

岡村営業「はい、ほぼ山間の土地を切り開きまして」

岡村営業「最近新しい住所が払い出されたばかりで」

岡村営業「新しい住所の方が知られていないと思い」

岡村営業「以前からある呼び名の地区ご紹介しています」

         

まあ、出来立てほやほやの土地に
注文住宅を販売しまっせ、という事だろう。

         

岡村営業「ただ、この土地、1つお伝えしなければならないことがあります」

嫁「。。。」

八郎「はあ、なんでしょう?」

岡村営業「こちらをご覧いただきたいんですが」

       

そう言って、分譲地の地図を改めて広げる。

       

岡村営業「この分譲地には16の土地を4社で分割して、と言う話は説明した通りなんですが」

岡村営業「この分譲地の住人のゴミ集積所が」

岡村営業「この残り1軒の土地に併設されているんです」

八郎「な゛っ。。。」

嫁「」

         

俺の新しい家の話、今日はここまで。

次回予告

嫁に詫びを入れて、2カ月ぶりに我が家の家づくりが再開。
駐車場の契約からの縁で
岡村工務店という地元の工務店に
嫁を連れて話を聞きに行くと。

       

分譲地のこり1軒の土地は、なんと。。。
分譲地のゴミ集積所が併設されている土地だった。
理由あり、と言うには失礼かもしれないが
まったくのノーマルでもないこの状況の土地。

       

さあ、どうする?

                      

次回「分譲地のゴミ集積所が併設されている戸建て物件は大丈夫なのか?」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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