建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

♭138 注文住宅の後悔ポイントは入居後に『現実的に』解消できるのか?

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

久々の家ブログ記事となります。
新章「入居から3年経過した今、改めて住宅オプションについて考えてみる」
編をお送りしております。
オプションについて改めて考える前に
蛇足で、インドのことわざ編を綴ってますので
興味があったら読んでみてください。

さて、前回までのあらすじですが
これから家を建てる人に
注文住宅のオプションで後悔してほしくないので
「注文住宅のオプションを選んで後悔しない3つのシンプルな考え方」
について書かせていただきました。

ただ、この内容がちょっと固いですわねぇ
面白くないですわねぇ。。。
という事で前回書いた記事が
「先輩施主が絶賛する注文住宅のオプションを付けずに3年暮らした感想を書く」
でした。

文字数が3000を越えたので途中で終了。
後半戦の記事はコチラから。

上記2つの記事は、お金がないのでいくつか候補に挙げているオプションを
泣く泣く諦めないといけない。。。と言う施主の皆さまに
向けて書いた記事でもあります。
何度も申し上げますが、決してオプションをけなしたり
オプションを採用した施主の事を悪く言うために
書いたわけでは無い事をご理解ください。

        

また八郎がセキスイハイムに3年住んで痛感した
我が家の後悔ポイント前半戦はコチラから。

後半戦の記事はコチラから。

終わらなかったので延長戦になった記事はコチラから。

今回は注文住宅のオプションを含む後悔ポイントを
入居後に「現実的に」後悔できるのか?
を検証してみたいと思います。
あくまで果てしなく金を積めば
金の力で解消は可能かもしれませんが
あくまでも許容範囲内で「現実的に」
解消する事が出来るのかを検証したいと思います。

      

。。。まあ「現実的に」解消できるなら
後悔ポイントにならないでしょ?
っていう読者さまの冷静なツッコミが入りそうですが。。。
とりあえず、検証してみましょう。

      

それでは、続きをどうぞ!!   

注文住宅の後悔ポイントで入居後に解消できるものはある?

さて、前回と今回の記事で9カ所の後悔ポイントを挙げました。

✅①外玄関の階段をスロープ
✅②ダイニング収納扉を木質ではなく鏡面に
✅③ユニットの柱にコンセント付ける
✅④ロールスクリーンをシングルではなくダブル
✅⑤フロアコーティングのフロアコーティング
✅⑥ダウンライトの照明の色

✅⑦洗面所のタオル掛けを広い物にする
✅⑧エアコンを加湿機能付きにする
✅⑨キッチンの吊り戸収納にダウンキャビネットを取り付ける

さて、この9つの後悔ポイント。
後から「現実的」に修正できるものはあるのでしょうか?
「まず無理」「時間や手間をかければ可能」「お金をかければ解消可能」
の3つに分けて見ていきたいと思います。

後悔ポイントの解消は現実的には難しいと思われる個所

①外玄関の階段をスロープ

現状の階段をスロープにすると急こう配になるのと
90度の直角になるので、外構に大幅な変更が必要になります。
それに伴い、かなりの費用も発生しそうです。
現実的には難しいでしょう。

       

まずスロープを作りたい時点で営業か外構担当に依頼をして
スロープありきの図面を作成してもらう必要があるでしょう。
その場合、勾配をゆるやかにするために
スロープの距離を必要とする場合もあります。
駐車場の台数を3-4台取りながらスロープも確保したい場合
スロープの距離が更に伸びる場合もあります。

        

玄関スロープは新居打ち合わせ時から
しっかり希望として入れておき
いくつか案を頂きながら利便性や
金額と突き合わせをしておく必要があるでしょう。


②ダイニング収納扉を木質ではなく鏡面に

キッチンを基本的に選びなおすことになるのでまず無理です。
これは鏡面を選ばなかった八郎家のミスです。
キッチン吊り戸収納の色目は
キッチン全体の雰囲気に関わるので重要な要素ですが
素材が鏡面ではない場合、ショールームで
どんな素材なのか実際目で見て手で触って確認し
スタッフの方にメンテナンスの方法なども質問してみましょう。

       

色だけで選ぶとどえらいことになるのを体現してしまいました(;´Д`)


時間や手間をかければ可能

④ロールスクリーンをシングルからダブルへ

経年劣化で交換しなくてはならなくなった時に
ダブルにする事は可能です。
しかし、スクリーンが降ろされたまま殆ど使われる事も無いので
劣化も遅いだろうし、金に物を言わせて交換しない限り
暫くは後悔とお付き合いする事になると思います。。。


⑤フローリングのフロアコーティング

方法としてはいくつかあると思うんですが
今すぐフロアコーティングしたいのであれば
自力でやるパターン。
和室に少しずつLDKの家財道具を運び込み
1日1日時間をかけて限られたスペースを
フロアコーティングしていく方法。
しかし素人がやると塗り斑が発生するらしいのであまりお勧めはしません。

        

今すぐ業者に頼む場合は業者は基本1日がかりで全部やり上げるので
家財道具を運び込むスペースを確保する必要があります。
一時的に外に出す方法もありますが
天候が心配ですよね。。。

        

現実的な方法としては、20年経過して
フローリングを張り替えないといけない時に
その時に一緒にコーティングもやっちゃう方法です。
フローリングの張り替え時の家財道具の移動や一時保管にについては
施工業者に相談をすれば、お金がかかる方法
あまりかからない方法で色々提案してくれる業者もあります。
まずは相談してみましょう。相談はタダですから(笑)


⑥ダウンライトの照明の色

一番可能性があるのは、LEDの寿命が来てユニットごと交換する時に
電球を昼白色にするか調光タイプを取り付ける方法です。
ざっくり10年くらいは見ておいた方が良いでしょう。
またLED電球の輝度が暗くなる前にLEDのユニットが
寿命を迎える場合が多いです。
(※24時間LEDを使用し、オンオフが激しい場合は電球が先に消耗するかもしれませんが一般家庭ではまずありえない設定だと思われます)
寿命と共に交換するのがいちばん自然でしょう。
ちなみにLEDのユニット全体の交換は
第二種電気工事士以上の資格がないと交換できません。
素人は交換できませんので注意しましょう。
(▲交換の話は後程したいと思います)

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⑧エアコンを加湿機能付きにする

これもエアコンの寿命が来て交換する時に
加湿付きのエアコンを購入すれば解決はします。
しかしやはり10年程度は今のエアコンとお付き合いを
する事になると思うので、新居のLDKにエアコンを買う場合は
ダイキン製の高グレードの加湿・除湿が出来るエアコンの
設置をおススメします。
どうせ、除湿器や加湿器を加えるくらいなら
その金額をエアコンにオンしたほうが場所もスマートですよ。


お金をかければ解消可能

③ユニットの柱にコンセント付ける

セキスイファミエスに頼めば5千円から1万円くらいでやってくれると思います。
問題はそのユニットの柱に電気の線が来ているかどうか、です。
これもLED交換同様、後で蛇足の話をしたいと思います。

⑦洗面所のタオル掛けの幅を広げる

ネットやホームセンターで1000円から2000円くらいで販売しています。
DIYも出来ると思いますので自分に自信がある場合は自己責任で。
自分じゃ怖い方は業者さんに相談を。
ネットで調べる感じでは自分で出来そうな気がします。


⑨キッチンの吊り戸収納にダウンキャビネットを取り付ける

まず、ダウンキャビネット取り付け時の注意点ですが
キャビネット自体に穴を開ける工事が発生するので
ハウスメーカーに黙ってやると初期補償の対象から外れます。
ハウスメーカーに断ってやっても対象から外れるでしょうけど(笑)

       

引き渡し時に取りつけともらいたい場合は営業に相談。
入居後に取りつける場合は基本、自己責任になると思いますが
取りつけること自体は可能でしょう。


蛇足:第二種電気工事士の資格を取ればコンセントの増設やLEDダウンライトユニットの交換も可能

DIYが好きな人、とにかく安く済ませたい人は「第二種電気工事士」の資格を取れば
自宅の電気工事DIYの可能性が広がります。
具体的なDIYが出来るようになる内容は

✅コンセント移設・増設
✅LEDダウンライトのユニット交換
✅スイッチの移設・増設
✅防犯カメラの設置

我が家の後悔ポイントが第二種電気工事士の資格を取る事で
解消できる可能性がかなり広がります。

これらの電気工事を無免許で実施した場合、三カ月以下の懲役、または三万円以下の罰金です。漏電・火災などを起こした場合は立派な前科持ちになります。
技術に自信があっても無資格の場合は絶対にしないようにしましょう。

第二種電気工事士の資格試験は年に2回、筆記と実技の2つがあるそうです。
合格率は60%強との事。
もし資格取得に興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

(次回へ続く)

        

という事で我が家の3年住んでの後悔ポイントでした(笑)
さらっとやるつもりがいつもの如く
長くなってしまいましたね(;´Д`)
9つの後悔ポイントの内、すぐに解消できそうなものは
わずかに3つ。残りの6つの後悔ポイントの内
2つは解消は基本的に不可能。
4つの後悔ポイントは経年劣化時に購入・交換で解消が可能との事で
3分の2の後悔ポイントはそのまま引きずってしまう事が分かりました。
皆さんも、後悔ポイントをなるべく作らないよう
色々な事を想定して、気になる事は箇条書きにして調べて
ハウスメーカーの営業とも情報共有をしておけば
後悔は減るかもしれませんので
後悔のなるべく少ない家づくりになりますよう
お祈り申し上げます。

    
さて
「入居から3年経過した今、改めて住宅オプションについて考えてみる」編は
これにて終了して、次回からは
「3年間住んで改めて間取りについて考えてみる」編を
お送りしたいと思います。

      

間取りというものはやはりたくさん見ないと
イメージがわかない物だと住んで3年経過して痛感しています。
今なら「こうすればよかったのでは?」(実現可能かどうかは別として)
という提案?無駄な考え?が湧くんですが
当時打ち合わせしていた時は全然思いつかなくて
言葉は悪いけど全部「営業や建築士の提案をそのまま受け入れ」
みたいな状態でした。

       

その辺を改めて見直してみましょう。
今ならもっと素敵な家が建っていたような気がする。。。
(つд⊂)エーン

       

次回「住んで3年、我が家の間取りの不満や不便なところを総ざらい」

情弱施主の、魂の叫びを聞け!

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