建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

#513 施主が家を建てたい土地とハウスメーカーが建てたい土地は違う?という話

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

「この家、見た事ある気がする!」シリーズです。
まだ、本編には突入していません(笑)

       

これまでのあらすじですが。

このシリーズの導入回で

「もしもう1回家を建てるとしたら。。。」

と言う題で、八郎がこのハウスメーカーで建てたかった
と言うお話をさせていただきました。
野郎にありがちな、家電や車の関係する
ハウスメーカーで建てたいね!
と言うお話です。
デザインとかは八郎全く気にしないので
そういう性能とかメカ的な要素で
気になるハウスメーカーを上げてみました。

        

で、当ブログの最後2社に絞られたハウスメーカーは
今住んでいるセキスイハイムと
自動車メーカーの名を冠した
B社との争いになった訳なんですが。

      

ハイム営業は人としてもとても付き合いやすい
営業さんだったんですが
対抗馬のB社営業は、他社の事はディスるわ
本日中に契約すればバリバリ値引するよ
的な迫り方をしてきたので
八郎の方から「もういいです」と
お断りをした話をさせていただきました。

しかし、ハウスメーカー的には
セキスイハイムよりB社に興味があった事。
またセキスイハイムとB社は
特徴が酷似しているので
もう少し粘り強く交渉して
2社を天秤にかけて話を進めたら
もう少し美味しい条件が出てきたのかなあ
なんてゲスな後悔をしている
と言うお話でした(笑)

      

さて、今回はまだセキスイハイムと
B社を天秤にかけていた時の
B社とのプラン打ち合わせ時の話です。

        

この土地で建てたい八郎家
あの土地で建てさせたいB社。。。
思えばもう最初からお互いの思惑に
「ズレ」があったんですよね。
え?HMが建てさせたい土地ってどういう事?
と思う方もいらっしゃいますよね。

      

それはいったいどういう事のなのか!?

      

それでは、続きをどうぞ!

土地はなるべく安い所を求めていた八郎家

八郎家の土地選びの基準
それはよく言えば単純明快
悪く言えば結構テキトーでした。

とにかく安い!(牛丼じゃないんだから…)
車が4台止められる

分譲地、という事で希望のロケーション
(三女が転校しなむても済む)をクリアできている分
要望も軽め。車4台は、縦列パターンの2×2なら
ほぼどの土地でも可能なんでしょうけど
我が家の希望は家の前に4台ずらーっと
並べるパターンです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

  

後はひたすら安ければそれでいい!
北向きでもお構いなし!!
浮いたお金は家の内部にかけます!!!
そんなテンションで分譲地の土地を
眺めていました。

       

そんな中B社は平均値より200万も安い土地を
ひとつ所有していました。
その土地は、なぜ安いのか?それは

高圧線が上空を通っていた

からです。

小生も過去に書いた自分の記事を読み返して
忘れかけていた知識を思い出したんですが(笑)
こういう土地は「地役権」と言うものがついており
簡単に言うと、土地はあなたのものだけど
上空の高圧線が通っている部分は
今回で言えば電力会社のものですよという条件です。
(▲かなりざっくりした表現で書いています)

また、このような高圧線が通っている土地は
リセールの観点も含めて
どうしても評価が低くなるらしく
最初から周囲の土地より低い評価となるようです。

      

とまあつまらないうんちくを並べましたが
我が家はB社で家を建てるとするならば
この高圧線の真下の土地で家を建てる気満々でした。

広告塔として良い場所に豪華な家を建てて集客したいB社

基本土地は施主の思いで決めていいはずなのに
なぜ、ハウスメーカーの思惑が入るのか?
それをお話しします。

       

実は近隣に展示場を持たないB社はこれまで
分譲地に建売とプラスして客の家を広告塔として
完成後内覧会をする、という販促手段を取っていたそうです。
そして、八郎がこの分譲地の
初の門を叩いた客という事で
その販促手段の内覧会用の家として
白羽の矢が立ちます。

      

しかもこのB社営業、会話をしてこの情弱夫婦が
家の事を何も知らないのを見抜きます(笑)
そこで、分譲地初の客であることを
「プレミアムオーナー」という陳腐な言葉で
祭り上げて、八郎たちの気持ちを浮つかせて
完成後の自宅の内覧会をOKするよう迫ってきます。

当然、そこには「プレミアムオーナー値引き(笑)」
なるものもチラつかせながら。。。

       

そしてB社には高圧線の下の土地で家を建ててほしくない
という思惑があります。それは。。。

内覧会用の場所(土地)として相応しくない

からです。やはり分譲地の一等地の目立つところで
そこそこ見栄えのする家を建てないと
広告塔にはならない、という思惑があったのでしょう。

       

かくして、八郎がB社営業に
「高圧線の下の土地で家を建てたい!」
とお願いするも、B社営業は難色を示し
内覧会用の家に相応しい土地で建ててほしい
と八郎に言い寄ってくるわけです。

しかしその分譲地でも指折りのロケーション
南東の土地で歩道や段差もない、しかも広い。。。
しかし高圧線の真下との土地の価格差

400万オーバー

この施主の意向をガン無視する提案に
八郎がブチ切れるわわけです(笑)

      

余談ですが、このロケーション抜群の
1600万の土地は、恐らくお金に余裕がある方が
購入されたのでしょう。車3台駐車出来て
庭は殆ど確保しておらず、規則ギリギリの
バカでかい家を建てています。
誰が見てもこの家はお金がかかっていると
わかる家になっています。
(車もまあ豪華な車が3台止まっています(笑))

         

ただ、内覧会が開かれた様子はありませんでした。
もし内覧会が開かれるのなら
嫁と二人で、客のふりをして見に行きたいと
思わずつぶやいてしまうほどの豪華な家が
現在、そこには建っています。。。

折衷案として提案された「採光抜群」の土地

そこでB社営業が提案してきたのが全く別の土地でした。
その土地は、西側道路の土地なんですが
その南側には既にD社が建売の家を建ててしまっています。
ただ、分譲地の決まりで家を南に寄せて、北側に庭が来るように
建てないといけないという事で、南側に立っている家が
珍しく北側に庭があるんです。

     

と、いう事は!
この全く別の土地の南側に庭を設け
既にD社の建売は北側に庭を設け
建物は南側に立っているので。。。

抜群の採光

が約束された土地だったのです。
ここに庭兼駐車場と言う形で
2×2の縦列4台駐車可能なスペースを確保し
残りのスペースは家につぎ込む!
という提案をしてきました。

        

お土地サマの値段は1300万と平均ながら
採光が約束されている
✅可能な限り値引きする
✅記念すべき分譲地第1棟目なので、総力を結集して家を建てる
という、2番目と3番目は今思えば
全く根拠がない条件に巻かれてしまい(笑)
じゃあ、とりあえずその土地で
我々の希望の間取りを作成してください
と言う流れになりました。

         

怪しい言葉に騙されて
自分たちの希望の最安値の土地から引き離され
B社の思うつぼに話が進む
八郎家のB社マイホーム計画(笑)

        

この時、八郎は
「まあ、プランや金額見ながら検討して、気に入らなかったり予算が厳しければ、ムリでーすって言おう」
と軽く考えていたんですが
数話前にもお話した通り
検討する間も与えないB社営業の駆け引き
八郎は翻弄されていくわけであります。。。
(次回へ続く)

      

まあこうしてB社営業とのやり取りを
3年ぶりに見直してみると

この営業と家を建てる選択肢は無いな

と改めて思う(笑)八郎なわけですが
逆にB社営業が、辛抱強く提案を続けて
八郎に決断を委ねるような営業をしていれば
ひょっとしたら、分からなかったんじゃないかな
って思ったりもします。

       

さて、そろそろ本編に入りたいんですが
今回は何度も言いますが本編が短いんで
最後にB社が唯一提案したプランのお話をしてから
本編に移りたいと思います。

         

次回「注文住宅の希望「全部盛り」の弊害に苦しんだプラン」

情弱施主の、魂の叫びを聞け!

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