建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

♭179 バブル崩壊後に就職活動をしていた昭和のおっさんの話を聞いてくれ

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

前々回は好評企画だったのかな?
元積水ハウス営業、ファンタジスタふじもと
とのコラボ記事を書きました。
詳細はコチラから!

前回は「あなたの家のエアコン、掃除した事ありますか?」
と題して、新築時から3年半放置したエアコンを業者に依頼して
エアコンクリーニングしてもらった話
を書きました。

結論2年以上放置されている方は
冷房を使わなくなってから暖房を使うまでの間に
クリーニングする事をおススメします!
小生はイオンのカジタクに頼んで
エアコンクリーニングをしてもらいました。

さて、今回から新シリーズな訳ですが。。。
前回の記事の巻末でとある住宅営業さんとのコラボを
匂わせたんですが、今回は公表する前に
恒例の前置きからお話したいと思います。

       

表題だけ見ると何だか酔いどれおっさんの
酒場での愚痴みたいになっていますが(笑)
まさかこんな記事を当ブログで書くことになるとは
思いもよらなかったんですが
今回のシリーズに地味に関わってきますので
「あえて」お話しようと思います。

      

さて、どんなお話になるのやら?

      

それでは、続きをどうぞ!!

八郎が就職活動をしていた1997年の時の話

小生が就職活動をしていた1997年は
「就職氷河期」なんて言われていました。
いわゆる1991年のバブル崩壊後の厳しい経済状況の真っただ中。
それまで何だかんだ言いながら高度経済成長を遂げていた日本が
戦後有数の大きな経済的なショックの1つを受ける事になります。

       

その当時は今でもにわかには信じられないんですが
四大証券の一角を担っていた「山一証券の倒産(自主廃業)」が
起こった年でもありました。このニュースは
当時からおバカさんな俺でも「信じられん。。。」
と口をあんぐり開けてしまうような出来事でした。

余談ですが

この「山一証券の倒産の理由」をWowowがドラマ化しました。江口洋介が主演した「しんがり―山一証券最後の12人―」というドラマです。AmazonPrimeで2022年10月20日時点では無料で見れますので興味のある方は是非ご覧下さい。小生でも分かるドラマなので、誰でも楽しめると思います。

さて、そんな経済情勢の悪い中の日本、企業は新入社員の雇用に消極的でした。
ただでさえ、バブル経済成長期も好況期に大量の社員を採用したツケが
その当時正に回ってきており、採用よりも
「リストラ」という言葉がだんだん囁かれるようになりました。
簡単に言えば余剰人員の整理、いわゆる「使えないヤツはクビ」ですね。
しかし、仕事が出来ないのにタダメシ喰っている状業員は
クビにして新しい血を入れよう!
とドラスティックな発想を持つ会社は極僅か。
まだまだ「終身雇用」「年功序列」という今でいう旧態依然の
雇用に関する暗黙の了解的なルールが漫然と企業を支配し
従業員は基本雇用を維持しつつ、生産性の悪い人たちを
閑職に追いやる「肩たたき人事」また
瞬間的な雇用で急場を凌ぎ、需要期を過ぎれば契約を打ち切る
「契約社員」「派遣社員」の雇用形態が爆発的に増え始めたのも
この時期だと記憶しております。

      

小生も大学3‐4年の経営学のゼミで
「終身雇用」「年功序列」の是非のディベートを他大学と沢山やりました。
時代背景としては「終身雇用」「年功序列」は絶対に続かない。。。
という論調が当たり前の世の中になっているんですが
みんなが「終身雇用」「年功序列」に反対する立場になると
ディベートが成り立たないので(笑)
敢えて賛成派の役をやらされたりすることもありました。

       

しかし、賛成派になって「終身雇用」「年功序列」を擁護しようと
勉強しても、勉強すればするほど擁護できなくなることが
更にわかって尚擁護しづらくなるんですよね(笑)
その時にディベートで結論付けられた

✅企業年金の崩壊
✅雇用の流動化、短期間化
✅解雇の寛容化、定年退職の早期化

等から来る

✅欧米型雇用が今後の主流に(自由に転職する、1つの会社にとどまらない)

というディベート上での結論がその後5年間くらいで
スタンダードになる世の中となってしまいました。
(解雇の寛容化、は今もって実現していませんが、その分厳しい処遇による自主退職が横行したのも付け加えておきます)

就職エントリーや資料請求は殆ど「ハガキ」でやる時代

今存在するのかどうかはわかりませんが
当時小生が在学していた大学には
「就職課」なるものが存在していました。
簡単に言えば就職活動をしている学生を
サポートするような部署が、大学の構内に
設けられていた感じです。

      

就職活動の企業へのエントリーは今でこそネットでのエントリーが
当たり前と思うんですが、小生が就職活動を始めた
1997年は、インターネット黎明期とも言える時代。
まだネット回線はISDNが主流で、そこそこ高速になる
デジタル回線のADSLの普及にはまだ数年先の時間を要しました。

      

多くの就職活動性は、今では信じられないかもしれませんが
分厚い辞書のような企業の情報誌が存在し
見開き1ページが企業の情報が紙面にびっしり掲載されていて
その情報誌に内包されているハガキを使用して
「エントリー依頼」を出します。

       

無事、企業からエントリーOKの返信が返ってくれば
そこから改めてエントリーシートを記入して送る感じです。
そして、このやり方でなかなかホラーだったののは
「エントリーOK」の返事が返ってこないパターン。
ここの記憶は曖昧なんですが、たぶん
ハガキ1枚送って返事が来るか来ないかの基準は

大学の名前

だったんじゃないかと推測します。
今もなかなかク○な時代かもしれませんが
当時はもっと○ソな世界だったと記憶しています(笑)

1部の有名企業がネット経由のエントリーしか受け付けないため。。。

しかし、1部の上場企業は既にネットでのエントリーしか
受け付けない所が現れ始めていました。
しかし!今でこそ、ネットに常時つながる環境が当たり前でしたが
当時、家にネットがつながる環境が相当珍しい状況。
何よりネットにつなぐのに通話料同様のお金を要していた時代です。
ネット料金一律1ヶ月いくら!ではなかった時代です。

      

余談ですが同じ市外局番内だったら
夜10時以降は電話料が一定となるサービスがあったため
ADSLが普及するまでは一般家庭でのネットに繋ぐ環境は
夜10時以降がスタンダードでした(笑)
パソコンもようやくWindowsが普及し始めた時代で
まだ家にはパソコンが無い人の方が多かったですし
今や死後なりつつある文章作成機能に特化した
「ワープロ」がまだ幅を利かせていた時代でした。
それもこの当時のWindows95の爆発的な普及により
日本ガラパゴスの「ワープロ」は完全に淘汰されるようになります。

ワープロ知ってますか?「書院」「オアシス」とかありましたよね

話がずいぶん脱線しましたね(笑)続けます。
その1部有名企業は、ネットでのエントリーしか受け付けなかったため
就職課にあった12台のパソコンは連日大盛況でした(笑)
当時は「情報処理演習」とかいうパソコンをさわる
大学の授業もありましたが
まあ教える内容が今思えば「なにそれ?」と言いたくなるような内容で(笑)
まず学生でパソコンに慣れ親しんでいる人が極1部しかいませんでした。

      

なので、入力するのもひと苦労。
インターフェースも今みたいに見やすい物ではなく
何をどう入力するのかもわかない状況で
1人がエントリーを打ち込むのに10分かかる事もざら。
それが何社。。。ともなると。。。
連日就職課のパソコンルームは殺気立った空気と
罵詈雑言であふれていました(笑)
ただでさえ就職活動ってイライラするのに
そこで更にイライラを増幅させている人たちが多かったですね。

      

もちろんこの時点で既に落ちこぼれの小生は
就職課に近寄るようなことは殆なく
ハガキでシコシコ資料請求をやっていました。
当然返事が返って来ない企業も多々ありましたけどね(笑)

ガラッと変わった内定後の事前研修

バブル絶頂期の内定者対象の事前研修は
学生囲い込みのための
企業側からの「接待」だったと聞いています。

「懇親会」という名の「お食事会」
「見学・研修」という名の「旅行」も多かったと聞きます。

       

しかし、バブル崩壊後の内定者に対する企業側の扱いは
実に厳しい物でした。

        

もう時効だと思うので書いちゃいますと
内定を出した生徒に「他の企業への就職活動の禁止」を
署名を迫った企業もありました。
また不穏な動きを見せた学生には平気で
「内定取り消し」を出してこれはこれで物議を醸していました。

       

企業の経営も思わしくなく、出来ると判断した学生を
「少数精鋭」で「人材育成のために無駄なく投資」したい
という姿勢・思いがはっきり表れていました。

      

小生が内定をいただいた企業の事前研修も
7月からほぼ月1で8回あり、その内6回が
パソコンの扱い(1回目が基本中の基本、その後はエクエル・ワード演習)
でした。自分もこのパソコンの演習で
「これはパソコン(Windows、ワード、エクセル)使えるようになっておかないとタヒぬな(※会社でやっていけないな、の意味)」
と思い、1998年に出たWindows98が入ったパソコンを購入しました。
ちなみに昔Windows98を立ち上げるとき
必ずこんな音がしていました。
昭和のおっさんは震えて感動してください(笑)

とにかく就職活動も倍率が高く内定取るのもひと苦労。
その後も内定後の事前研修もパソコン教室に加えて
本読んでレポート書けみたいなのを2か月に1冊させられて
提出無かったら内定取り消します
(明文化はされていませんでしたが人事担当が毎回脅してました(笑))
みたいな発言が事前研修の最後に必ずあり
我々時代の就職活動は文字通り

しょっぱい就職活動だった

という記憶しかありません。
(次回へ続く)

      

あれ?あれれれ?あれあれあれ???

読者「住宅営業のコラボはどうなってるんだゴルアァッ!」

って絶対思っていますよね?
申し訳ございません。

書いているうちに楽しくなって無駄話が過ぎましたスットボケ

すみません、需要は無いとわかっていながら
もう1話だけ無駄話にお付き合い下さい。
ここからどう住宅営業とのコラボに結び付けるのかも
想像しながらお読みいただけると
少しは楽しめるかもしれません。。。
。。。すみません、ウソついたかもしれません。

      

さて、前置きは次回で終わらせましょう、たぶん(笑)
という事で次回の前置きから住宅営業とのコラボに
どう持っていくのか!?こうご期待?

      

次回「あなたは「自分の会社内の将来の姿」を描きながら仕事をしていますか?」

情弱施主の、魂の叫びを聞け!

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