建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

#461 情けは人の為ならず ちゃんと子どもにも通じていた

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

ちょっと湿った話題で恐縮ですが
「分譲地の子供の遊び場トラブル」
をやらせてもらっています。

       

前回までのあらすじは。。。

        

八郎の分譲地の周囲10件の家の家族構成は
✅ニューファミリー(子供が小学生以下)…70%
✅それ以外(子供が中学生以上か無し)…30%
という結果から、八郎のような家族構成は、分譲地では

マイノリティな存在

である事をお伝えしまた。

そんな中、八郎の家の周囲の道路が
キッズ達のサーキット化している問題が発生。
補助輪ありの自転車ならかわいいものですが
補助輪なしの自転車になってしまうと
なかなかスピードが出てしまい
結構危険な存在に。。。

そんな最近補助輪なしデビューを果たした通称「ロッシ君」が
今日も分譲地内の道路をこれ見よがしに駆け抜けます。
八郎は「であろう運転」を実施し、ブラインド(視界の死角、見えない場所)
からロッシ君が飛び出してくであろうことを予測し
車の速度を10km/hまで落とします。

      

が!
ロッシ君は風と同化しながら分譲地のサーキットを駆け抜ける
「ライダー」になり切っています。
まさか向こうの角から
車が「コンニチハ!」するなんて
思っても見なかったのでしょう。
顔を引きつらせながら、鬼のハンドル切りをする「ロッシ君」

       

ロッシ君は車に近づく前に自転車からこけて
膝とふくらはぎに擦り傷を負います。
無人の自転車は車に軽く接触。
まあ、これなら保険を使って直すような
傷の付き方はしないでしょう。

しかし、その事故を見ていた別の子の母親が
ロッシ君の母親を召喚。
怒りの形相で八郎をにらみつける
ロッシ君母親。。。

       

同じ分譲地に住んでいながら
ロッシ君、ロッシ君友達
ロッシ君母親、ロッシ君友達母親
総勢10名以上。



八郎(笑)

       

この完全アウェー状態の中
遂に「中東の笛」という名の
ロッシ君友達のウソアシストが炸裂し
八郎は窮地に立たされます。

       

震える声で事実を問い質すロッシ君母親。
しかし、八郎はこの分譲地に来てから
✅デカい声であいさつ
✅子供が遊んでいる側を車で通る時は10km/hに徐行

の2つを頑なに守って実行していたので
一筋の光が差し込む事に。

子供に優しくしていると
こういう所でちゃんと跳ね返りがあるんですね。

      

情けは人の為ならず。
八郎は無事この窮地から生還できるのか?

       

それでは、続きをどうぞ!!

暗闇の中の一筋の光

道路に横たわるロッシ君を目の当たりにしたロッシ君母親は
怒りと動揺で、何とも言えない顔に。
そして、怒りで震える声を振り絞り
こう聞いてきます。

        

ロッシ君母親「ど、どんな感じでぶつかったんですかっ!?」

八郎「あ、いや、ぶつかったというかですね、その。。。」

ロッシ君母親「(キッ)」

八郎「」

      

そうなんです。ここで言い訳をするのは逆効果なのは
痛いほどわかっているんです。
しかし、他に言葉の選びようもなく
非常に厳しい状況に陥ってしまった八郎。

       

しかし、夜の帳が降りてきている中
一筋の光が差し込もうとしていました。

        

キッズD「。。。おじちゃんの車、止まってたよ」

ロッシ君母親「えっ?」

保護者AB「」

八郎「」

女の子のひと声が。。。

沈滞したムードを振り払うような
キッズの中の女の子のひと言。
大人たちが身じろぎすらできない様な重苦しい雰囲気の中
キッズたちが口を開き始めます。

         

キッズF「○〇君がぶつかったかどうかわからないけど、おじさんの車は止まってたよ」

キッズC「えー、でも○〇くん転んでるやん!」

キッズG「でも○○くん、車のだいぶん前で転んでるよ」

キッズA「車と自転車だったら車が悪いんだよー」

          

八郎「。。。」

ロッシ君「。。。」

ロッシ君母親「。。。」

保護者AB「。。。」

         

キッズたちがじゃべりだす会話を
ただただ黙って聞くロッシ君と大人たち。
それもそのはずです。
決定的な瞬間は

       

八郎とロッシ君しか知らない

       

んです。
他の人たちは憶測でしかものが言えない。
後は状況証拠しかありません。
しかし、この女の子の八郎を擁護してくれるような発言がきっかけになり
「状況証拠」と
八郎が愚直にやり続けた「日頃の行い」が
八郎を地獄の入り口から救ってくれることになるのです。

情けは人の為ならず        

保護者A「私もちゃんと見てないから。。。憶測でしかないけど」

八郎「。。。」

ロッシ君母親「。。。」

保護者A「○〇君は車にはぶつかってないと思う」

八郎「!!!」

ロッシ君母親「」

        

まさかママさん軍団のメンツが
八郎を擁護してくれるとは思わなかったので
最後までひとりで戦わないと
と、腹を括っていた八郎にとっては
嬉しいビックリです。

          

保護者A「もし、○○君と、えーっと、名前を憶えてなくて。。。スミマセン」

八郎「あ、ああ、八郎と申します」

保護者A「八郎さん、ありがとうございます、八郎さんが接触していたら」

保護者A「八郎さんの車は凹むなり大きな傷を負うはずだし」

保護者A「自転車も○○くんもこの状態では済まないと思うんです」

ロッシ君母親「。。。」

保護者A「それに八郎さんは、いつも車をゆっくり走らせていらっしゃるし」

保護者A「今回も行く先から子供が飛び出してこないかを気をつけられながら」

保護者A「殆ど止まるような感じで走らせていたから」

保護者A「ぶつかった、という可能性は本当に低いと思う」

ロッシ君母親「。。。」

保護者A「○〇君ママ(ロッシ君母親の事)ごめんなさいね」

キッズD「それにねー」

一同「。。。」

キッズD「ちゃんと挨拶する人に悪い人はいないってママ言ってたから」

キッズD「おじさん悪くないよ」

八郎「!!!!!」

        

おおおおおっ、すごい展開だ!
挨拶して車トロトロ走らせていたのが
こんな所で活きてくるとは!!
奇跡とも言える起死回生劇です。

ロッシ君、認める

回りの援護射撃を聞いて
やや冷静になったように感じるロッシ君母親。
振り絞るような声で聞きます。

        

ロッシ君母親「○○、八郎さんの車とはぶつかってないの?」

ロッシ君「。。。グスン」

ロッシ君母親「○〇っ!どうなのっ!?」

ロッシ君「ブンブンブンブン(頭を左右に振る音)」

          

ロッシ君も本当のことを言ってくれました。
(▲元々ウソをつくつもりも無かったと思いますが、真実を言い出しづらい雰囲気もあったと思います)

         

ロッシ君母親「八郎さんごめんなさい、勘違いしていました」

八郎「いえいえ、とんでもないです(あぶねーっ(;´Д`))」

ロッシ君母親「自転車を走らせる時には周囲に注意するように言って聞かせます」

八郎「いやいや。。。」

ロッシ君母親「ほら○○っ!八郎さんに謝りなさいっ!」

ロッシ君「ご、ごめんなさい、うえーん。・゚・(ノД`)・゚・。」

八郎「自転車走らせる時は、周りに気をつけてね、後角の見えない先には、誰かいるかも知らない、って思って運転してね、それがお兄ちゃんの運転だよ」

ロッシ君「ひゃい、うえーん。・゚・(ノД`)・゚・。」

          

こうしてあの険悪な雰囲気から
奇跡的に何も失う事無く終わった、この
分譲地の道路での遊び場トラブル。

         

ロッシ君母親との関係性を気にすれば
八郎の味方になるような発言をするリスクを冒さなくても良かったはずなのに
敢えて真実を語ってくれた保護者Aさんと
自分たちに非があるとわかると
自分も謝り子供にも謝らせたロッシ君母親を見て
ちょっと心が救われた気がした八郎でした。
(次回へ続く)

         

正直、警察呼ばれることも覚悟した展開でしたが
奇跡の展開で大逆転無罪放免となった八郎。
メチャメチャついていたのもありますが
普段のあいさつと車の動かし方に
好印象を持っていただいたのも
逆転の要因だったのかなあと思ったりします。

         

さて、トラブルはこれで終わりですが
分譲地の子供の遊び場トラブル、最後にひとつ
問題提起をして締めたいと思います。
最後まで、お付き合いよろしくお願いいたします。

           

次回「分譲地の子供の遊び場トラブル(終) 分譲地の道路で子供を遊ばせることについて」

情弱施主の、魂の叫びを聞け!

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