どうも!八郎です!!
B社営業のセールストークにまんまとハマり、
本日中に契約していただければ、
快適装備に理想のプランを、またとない値引した金額で出します!!
と言われて、
今日中に結論を出す約束をしてしまった、アホの施主極み八郎
しかし、八郎には、その見積もりの金額が、
B社営業の言う「またとない値引した金額」なのかを、
確認する術がありません。
家に見積書を持ち帰り、途方に暮れていたら。。。
天啓が降りてきます。
そうか、B社で建てた会社の同僚B君に聞けば何かわかるかも!?
藁にもすがる思いで、B君に電話する八郎。
果たしてB君は、八郎に何を教えてくれるのか?
それでは、続きをどうぞ!!
まずは妥当かどうかを確認

ショッピングモールで家庭サービスをしていた会社の同僚のB君。
八郎のただならぬ気配に、時間を割いてくれることに。
B君、この時はありがとう!本当に感謝しています!!
まずは見積もりのオプションについて1個1個質問していきます。
八郎「例えばこの電動シャッターなんだけど、○○万ってどうなの?」
B君「うわ、それってめっちゃ安いですよ。俺、負けてもらって□□万切るくらいでしたから」
こんな感じで、オプションの見積もりを聞いて回る八郎。
しかし、B君の答えは、概ね「安いです!!」と言う回答。
どうやら、見積もりそのものの信憑性は高そうな気配です。
B君「オプションの見積もりはかなり安いですよ!自分が建てた時はそんな値段は絶対出ませんでした」
八郎「そうかぁ、じゃあB社営業が言うように、本当にお買い得なのか。。。」
オプションは安いっ!でも、総額は。。。変わらない?

オプションの価格はかなり安い!
というB君の評価。
これは、B社営業の言っている事は、実は正しいのでしょうか?
しかし、次のB君の質問で、
八郎の心の中ににわかに盛り上がっていた
実はB社営業いい人説
はものの見事に崩れ去ります(笑)
B君「ちなみに、建坪と総額っていくらですか?」
八郎「えーっと、32坪で4300万だね」
B君「ん?土地っていくらですか?」
八郎「1300万だよ」
B君「てことは…外構込みで上物3000万、32坪で3000万。。。」
B君「。。。こうして見ると安くないですね」
八郎「そうなの?」
B君「自分の所は、建坪34坪、土地900万で込み込み3700万でした」
B君「外構込みで、上物は2800万になります」
B君「全館空調は入れなかったので…入れたと仮定すれば+100万…上物は2900万になりますよね」
頭の中で暗算をしているのか、
会話が途切れ途切れになりますが、
一生懸命考えて、話してくれています。
B君「僕のほうは建坪は多いのに上物の総額は安くなっていますね」
B君「他に何かオプションはついていますか?」
そう聞かれて、慌てて見積もり書をぱらぱらめくりますが、
目ぼしいオプションは全て伝えたつもりです。
B君「んー、となると、建物がとてもゴージャスなんでしょうか。最高クラスの商品なのか…」
八郎「でも、オプションそのものの価格は安いと」
B君「そうなんですよ、そこは間違いない。でも総額はむしろ高いくらい」
B君「という事は。。。家が相当ゴージャスなのか。。。」
B君「それとも。。。」
八郎「。。。それとも?」
B君「八郎さん。。。」
B君が声のトーンが変わります。
商売の基本

B君「我々が、商談を早くまとめたい時ってどんな時ですか?」
八郎「それは…何か、状況が変わりそうとか、今まとめれば得することがあるとか」
B君「その鉄則って、実はどの業界も変わらないんじゃないですか?」
八郎「!!!」
B君「営業のやり方の良い悪いは別として」
B君「今、B社は△△△(分譲地の名前)での契約がのどから手が出るほど欲しい」
八郎「うんうん」
B君「そこに八郎さんがやって来た」
八郎「うんうん」
B君「簡単には手放したくない、販促もすぐにかけたいから長期戦にしたくない」
B君「だから、相手をその気にさせるような話術で気持ちを囲って。。。」
B君「早く結論を出させよう、首を縦に振らせるように仕向ける」
八郎「うーん、なるほど。。。」
B君、いちおう先輩の八郎に気を遣って、
言葉を選んでしゃべってくれていますが、
要は「あんたカモられてるよ」と伝えたかったのでしょう(笑)
B君「ただ、オプションは安いけど総額は高いから。。。」
B君「よっぽどグレードの高い家なのか。。。」
八郎「。。。家なのか?」
B君「我々ではわかり辛い部分で、調整が入っていて、トータルでそんなに変わらないような見積もりになっているのか」
(次回に続く)
B君の相談で、オプションの価格の妥当性はわかりましたが、それにしては総額が高いと言うこと。
これは、✅家のグレードが高いのか、
それとも✅他の装備で差額調整しているのか、
と言うのがB君の読みです。
このB社営業の見積もりに、情弱八郎は正しい結果を見出すことは出来るのか!?
君は、選び抜くことができるか。
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