建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

第97話 他のハウスメーカーと同時並行で打ち合わせをした方が良いと思う理由

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回のあらすじ。

キューブ営業は我々の低予算でのマイホームをかなえるために
販売終了して3か月以上経過する「低価格モデル」を
引っ張り出してきてくれたものの。
なんと3週間から遅くとも1ヶ月で決めてくれ
という天国から地獄に落とすような対応をしてきた。

         

そこで我々が言葉に詰まっていると。。。
そこで更に提案してきたのが「仮契約」

仮契約金は無し、解除も自由。
仮契約した客は、キュービックホームも
全面的にバックアップ。
新着の土地の情報など、優先して紹介してくれるらしい。

          

但し、仮契約をした場合
他のハウスメーカーと同時並行で打ち合わせはNG。。。

       

とまあ、我々シロウトからしたら
「囲い込み」としか思えない。       

  

さて、どうしたものか。。。    

              

ちなみに最初からこの話を読んでみたい
という奇特な方にはこちらのリンクを紹介しよう。

それでは、今日も俺の家の話を始めよう。

「優遇」なのか「囲い込み」なのか

八郎「逆に『仮契約』時のメリット・デメリットってなんですか?」

キューブ営業「そうですね『仮契約』いただいたお客さまは」

キューブ営業「弊社で建てたいと思う意思を明確にしていただけてるので」

キューブ営業「より、サポートにも力が入ります」

八郎「サポートに力が入る、の内容をを具体的に教えていただけますか?」

キューブ営業「今回の八郎さまの件で言えば、この終売した商品」

キューブ営業「『ピュリス』の検討機関を先延ばしにできます」

八郎「どれくらい?」

キューブ営業「3か月は待ってもらえると思います、本当に建てていただけるのであれば」

キューブ営業「もっと時間に都合も付けられます」

八郎「なるほど。。。そのための仮契約、って訳ですね」

キューブ営業「八郎さまの場合、ここのメリットが大きいかと」

八郎「他にメリットは何かありますか?」

キューブ営業「はい、普通のお客さまより、仮契約いただいたお客さまには」

キューブ営業「新しい土地の情報を先にお伝えします」

八郎「なるほどぉ、それはメリットですね、逆にデメリットは何かありますか?」

キューブ営業「はい、他社さんとの同時並行の打ち合わせは止めていただくことになります」

八郎「。。。なるほど、そう来る訳ですね」

         

仮契約、そこに契約金も発生しないし、破棄も自由。
縛りと言えば「他社ハウスメーカーと同時並行で打ち合わせはNG」くらい。
言葉で言えば聞こえが良さそうにも見えるが。。。

       

この「他社ハウスメーカーと同時並行で打ち合わせはNG」
と言う項目が結構気になる、と言うか
複数社のハウスメーカーを検討したい客にしてみれば
足枷以外でも何物でもない。

        

もちろん、仮契約のメリットも無くも無い。
しかし、キューブ営業が提示した内容が
我々にとって大きなメリットになると言えるのか?
そこを自分に問いただしても、答えは出ない。

        

キューブ営業の提案する「仮契約」は
「優遇」よりも「囲い込み」の要素が強いように感じる。

家づくりの初期段階では、いろいろ比較検討してみたい

例えば、家づくりの段階において
色々なハウスメーカー・工務店を検討して
キュービックホームが最愛のパートナーになる、と
決まっているのであれば
仮契約も良い物なのかもしれない。

         

しかし、まだまだ家づくり初期の段階で
いろいろハウスメーカーを検討してみたい時期に
「仮契約を。。。(他のハウスメーカーと同時並行で打ち合わせはNGですよ)」
と言われても全然、気が進まない。

        

我々は現段階では「あらゆる可能性」を探りたいのだ。
特に気に入ったハウスメーカーが決まっている訳でもない以上
「我々の心に刺さる提案」をしてくれたハウスメーカーが
我々の家づくりのパートナーになる可能性は極めて高い。

        

我々の家づくりでの現段階は
「あらゆる可能性」を探っている状態だ。
ハウスメーカーを絞るにはまだ早いし
ましてや1社に絞るとあらゆる可能性を
目にする・耳にする機会を自ら放棄することになりそう。

       

午後からも別のハウスメーカーと打ち合わせを入れている。
ここでの仮契約は自分の可能性を狭める
俺はそう判断した。

        

八郎「キューブ営業、提案はありがたいんですが。。。」

八郎「『仮契約』はいまはちょっと。。。出来ないですね」

キューブ営業「あ、大丈夫ですよ『ピュリス』の件は早めに決めていただければ問題ありませんので」

          

冷静な声で返答するキューブ営業だったが
返答の内容にも苛立ちが見え隠れするのがはっきり見て取れた。
俺たちも、安く見られたものである。
。。。まあ、安くみられて当然の知識量しか持ち合わせていないけど(笑)

次回、具体的な提案を

キューブ営業「そうしたら、次回、この『ピュリス』の商品の具体的な提案を実施したいと思います」

八郎「ありがとうございます」

キューブ営業「重ねてお伺いしますが。。。土地の候補は変更ございませんか?」

八郎「そうですね、今のところは。。。」

キューブ営業「なかなか条件に合致した土地が見つからないかもしれません」

キューブ営業「その時は、ちょっと候補から外れる土地になるかもしれませんが、問題ありませんか?」

八郎「問題ない、とは言い切れませんが、とりあえず提案を下さい、まずはそこからですよね」

キューブ営業「承知しました」

      

その後、キューブ営業は嫁と間取りの希望についてのやり取りを実施し
この日はここでお開きとなった。
10児に展示場に入ったが、気が付けば12時半になろうとしていた。
もうマイホームの打ち合わせも5社目になるのだが
時間が鬼のように早く過ぎ去っていくことに
毎回、驚きを隠せない。

         

1週間後の日曜日の10時。
キューブ営業とまたも展示場にて再開の約束。
こうして、鉄骨住宅のハウスメーカー
キュービックホームとのファーストコンタクトは
終了するのであった。

          

俺の新しい家の話、今日はここまで。

次回予告

鉄骨住宅のハウスメーカー
キュービックホームとのファーストコンタクト終了。
時刻は正午を30分ほど過ぎていた。

        

午後からは嫁のお気に入りの「藤沢ホーム」との
ファーストコンタクトが控えている。       

       

時間がまだあるので、1回昼食を挟んで
午後からの打ち合わせに臨む八郎夫妻。
果たしてどのような打ち合わせが待っているのか?      

                 

次回「草食系男子ハウスメーカー営業登場で嫁が色めく?」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

【★告知★】家づくりをしている方を応援するサイト「コダテル」で八郎のブログが読める!詳細はコチラをクリック!!
画像をクリックすると、最新記事へとジャンプします!

▼我が家で使用しているおうち関係の商品紹介しています!
▼フォローするとTwitterでブログの更新情報がツイートされます!
▼押してもらえるとブログのヤル気に繋がります!
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 セキスイハイムへ
▼ブックマークはコチラから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。