建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

第37話 年収600万、住宅ローンは月幾らまでなら無理なく返せる?

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回までのあらすじ。

       

注文住宅の予算を決めていた。
色々調べた結果、じゃあ3500万円にしよう
という事で落ち着いた。

しかし、調べた、と言っても周辺の土地の価格と
ハウスメーカーの注文住宅の坪単価が
50-60万円くらいじゃないか、という程度で
世間話レベルでの情報での予算決定に
呆れるばかりなんだが。。。

       

いやいや、注文住宅の予算を決める上で
もっと精査しないといけない内容って
あるんジャマイカ!?

      

それでは、今日も俺の新しい家の話を始めよう。

住宅ローンを返し終えるのは果たして何歳?

なんかよくわからない感じで
頼りない注文住宅の予算が決まった。
まあ、指標が無いよりはマシか。。。
そう思った矢先に、もっと根本にある
重要な問題に気が付いた。

俺、住宅ローン返せるのか?

そう、今回は当然人生初の
そして最初で最後になるであろう
超高額の買い物である。
数百万の自家用車よりゼロが1個多い。
しかし、このゼロ1個の重みは超ド級だ。
年収何回分の金額を要するわけだ。
お金を借りて払っていくしかないのである。

        

だがしかし!
今年で43歳になるおっさん八郎。
今から住宅ローンを借りたとして
返済が終わるのはいつになるんだろうか?

      

八郎「ちょっと待って!住宅ローンて35年よね?」

嫁「いや別に。『最長で35年』というだけで、期間は短くできるはずよ」

八郎「あ、そうなの?(;´Д`)」

      

そうなのか?そんな事も知らなかった。
35年ローンなんてよく耳にするから
35年間借りないといけないのかと思ってた。
無知とは本当に恐ろしい物だ。

      

八郎「じゃ、じゃあ。。。仮に43歳から定年の65歳まで」

八郎「3500万円を22年ローンとした場合」

八郎「月々いくら返すことになるの?」

年収600万円だと、月々幾らくらいなら無理なく返済できる?

嫁「えーと、じゃあとりあえず3500万円借りれるとして」

嫁「22年返済、金利1.0%全期間固定の場合の返済額は。。。」

八郎「。。。え?嫁ちゃん計算できるの?」

嫁「まさかっ!?サイトに数字入れるだけで返済額がわかる」

嫁「簡単なヤツに数字を入力しているよ」

八郎「そうか。。。(;´Д`)」

      

なるほど、今はそんな便利なヤツがあるのか。。。

      

嫁「ちなみにその条件で行くとね。。。」

八郎「うん。。。ゴクリ」

嫁「月々の支払いは14.8万円だよ!」

八郎「えっ。。。今の賃貸の家賃って幾らだっけ?」

嫁「6.8万円だけど、会社から住宅助成金が2万円出てるから」

嫁「実質4.8万円だね」

八郎「チョ、マテヨ!10万円も上がってんじゃねーかよ!!!」

嫁「あ、持ち家でも住宅助成金は変わらず2万円出るから」

嫁「実質12.8万円だね!」

八郎「いやいやいやいや。。。」

        

今から家賃が8万円上がるなんて、そりゃいくら何でも無理でしょ?
これは全然話にならないかもしれん。。。
そんな絶望感を感じていたら嫁が
こんなことを言い始めた。

         

嫁「これは、全額借入の話ね。例えば、頭金500万入れて」

嫁「3000万円を住宅ローンで賄った場合の」

嫁「22年ローンの1ヶ月の返済額は。。。」

八郎「うむ。。。ゴクリ」

嫁「12.7万円!!!」

八郎「(住宅)助成金入れて10.7万円かあ。。。これでも苦しいような」

嫁「10.7万円なら、倹約したら行けるかも、よ?」

八郎「何でそんな見通しが立つの???」

嫁「三男が大学に進学すると、国公立に行ってくれれば」

嫁「今の大学費用の貯金で全額賄えちゃって、たぶんお釣りも来るから」

嫁「三男の学費は基本ゼロだね、今までは高校の学費とか都度手出しが発生していたけど」

嫁「貯金をせっせとした分、大学に入れば高校の今よりかからない計算」

八郎「ふーん、じゃあ私立だとどうなるの?」

嫁「私大薬学部だと。。。6年間で約1200万円だから」

嫁「600万円足りないかな(#^.^#)」

八郎「三男が国公立行かなかったらOUTの事案じゃん。。。」

嫁「ダイジョーブ!三男は八郎ちゃんに似て頭いいよ!!」

嫁「それに、この1年で薬学部が第1志望じゃなくなるかもしれないし」

八郎「その弟の条件次第でって考え方は危ないだろ。。。」

月収の25%が住宅ローンを無理なく返済できる金額らしいが

嫁「そう言えば、なんかで読んだんだけどね」

嫁「ローンを無理なく返済できる金額は」

嫁「月収の25%くらいらしいよ

八郎「俺って今、月幾ら稼いでるの?」

嫁「40万ちょいくらいじゃない?」

八郎「へえ。。。(全然知らなかった)」
▲嫁に財布預けている&給与明細もWEBになり全く見なくなった人

嫁「ボーナスは除く、ね。そして、色々引かれものあるから」

嫁「引かれた残りはいつも30万くらいだよ」

八郎「総支給の25%なら10万円だけど、手取りの25%なら7.5万円か。。。」

八郎「3000万借り入れの、10.7万円は厳しいんジャマイカ???」

嫁「やっぱり、ちょっと厳しいかな?」

        

どう考えても厳しいだろう。
なんせ家賃6万円UPである。
厳しくない訳がない。

       

もう少し、頭金を入れられないだろうか?
あっ、そういえば。。。

        

八郎「老後の為に積立貯金やってるじゃん」

嫁「あー、ちょうど1000万円貯まるヤツ?」

八郎「あれ今確か500万くらい貯まってるから解約して」

八郎「それも頭金に入れたらどうなる?」

嫁「頭金1000万円になると、借入金は2500万円になるから」

嫁「さっきの条件で22年ローンで算出すると。。。」

嫁「月々の支払いは10.6万円!!!」

八郎「(住宅)助成金分引けば8.6万円!これらいけるかな?」

嫁「でもー老後のための預貯金を切り崩すやり方はハンターイ」

八郎「だよねえ。。。」

       

確かに。今の資産を現金化して家の頭金に使う。
これはまあそうかなあと思うが。
老後のための預貯金を切り崩してまで
頭金に回すのは、流石に危険と言うか。。。
しかも俺も今年で43。もう若いとは全然言えない年齢。
むしろ老後の事をよく考え給え。
と言われそうな年代に突入している。
老後のための預貯金を崩してまで
マイホームに当て込むのは正しくないだろう。

        

八郎「じゃあ、予算3000万円にして、土地はちょっと妥協しようよ」

嫁「えー、でも車がないと詰んじゃうような所に住んで」

嫁「車運転できなくなったら本当に詰んじゃうよ」

八郎「食料品はネットスーパーとかもあるでしょ?」

嫁「いやー、私は食料品よりも病院が厳しいんじゃないかな」

嫁「近くにないとタクシー使うにしても、ベラボーにお金がかかるよ」

嫁「立地は大事だと思うけどなあ。。。」

八郎「でも、それじゃあ、お金が立ち行かないよ。。。」

嫁「。。。」

八郎「。。。」

         

お金の話でいきなり空気が悪くなってしまおうとは。。。
こんなんで本当にマイホームは建つのか?
家を建てるという事は、そう簡単な事じゃないんだ
という事を少し垣間見た気がした。。。

      

俺の新しい家の話、今日はこれまで。

次回予告

マイホームの予算の話をしただけで
空気が悪くなる夫婦ってどんだけぇ~っ!て
IKKOさんが叫んでそうな展開な訳だが。
何で空気が悪くなってしまうのか、を
まだこの時俺はわかっていなかった。

       

しかし、予算もはっきり決まらない中で
ついに夫婦がマイホーム購入の第1歩を踏み出そうとしていた。
果たしてその先に待つのは
幸せなマイホームなのだろうか?

      

次回「家を建てるためにまずやるべきことは、住まいの窓口無料相談ではなく。。。」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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