建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

第35話 家を建てるのに一体いくらかかるか知ってんの?

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回までのあらすじ。

     

嫁の幼少時代のマイホームの話を聞いて
嫁のマイホームへの深いこだわりを知った俺は
ついにマイホームを建てる事を決意する。

しかし、我々夫婦は長い旅路の
スタート地点に漸く立ったに過ぎない。
これから、俺たちに
どんな運命が待ち受けているのか?

       

それでは、今日も俺の新しい家の話を始めるとしよう。

「家、建てちゃいますか」とは言ったものの

ここで、物語が終わるのであれば
俺は「そこそこカッコいい旦那」で終われたのかもしれない。
嫁の望む家が出来ましたとさ、めでたしめでたし
なんて感じでまとめる事が出来れば
家づくりなんて「精神論」でかたづいちゃうわけで。

        

しかし、家づくりって、建てたことある人は分かると思うが
「よし、建てるか!」と決めてからが
とんでもなく長く、とんでもなくしんどいのである。
例外は「何にも縛られない金持ち」くらいだろうか。

        

いっぱんピーポーの家づくりなんて
何らかの、もしくは幾多の縛りの中
沢山の苦難を乗り越え、色々考えに考えた挙句
ようやく完成にこぎつける
というのが殆どらしい。

      

まあ、そんな先輩方の経験談はさておき
とりあえず、家を建てちゃいますか!
とは言ってみたものの。。。

       

八郎「。。。」

嫁「。。。」

       

その先どうするればいいのか、全く思いつかない。
打ち合わせはなるべく休みを合わせて二人で行こう!
なんて言ってたけど、そこに行きつくまでに
やらないといけない事はてんこ盛りなのではないか。
そんな気がしてきた。

        

何より、家を建てるとか、買うとか
今まで一切、考えた事も無かったので
建てると決めた後、どうしたらいいのか
全く思いつかないのである。

       

かっちょよく、パンパカパーンと宣言したものの
もうその先がついてこないという
早くも緊急事態宣言である。

家は「買う」のか?「建てる」のか

そうだ、まずはココをはっきりしておかないといけない。
つい、ノリで「家建てちゃいますか」と言ったものの
本当に「建てる」のだろうか?「買う」という選択肢はあるのか?
まずはその方針を定める必要がある。

      

嫁の赤ペン間取りファイルは建売ばかりだった。
まあ、間取りの添削はほぼ建売しかしようがないから
建売を中心に見てきたのだろう。
しかし、嫁は「どっち」を望んでいるのだろうか?

        

八郎「嫁ちゃん。。。俺『家建てちゃいますか?』って言っちゃったけど」

八郎「出来たものを買う方がよかったりする?」

       

すると、嫁、目をキラキラさせながらこう答える。

       

嫁「ううん、出来たら注文住宅がイイっ!」

八郎「あ、そうなの?既にできてるのじゃなく、イチから建てるやつね!?」

嫁「そうそう、やっぱり戸建て建てるならいろいろ拘りあって」

八郎「そ、そうか(;´Д`)」 

      

なるほど、嫁は注文住宅がいいらしい。
だから打ち合わせなんだな。
既に建っている家を買えば
いろいろ面倒な手間は省けるんだろうが
嫁はその行程を踏んででも
注文住宅にこだわるんだな。


。。
。。。

しかし、待てよ。
注文住宅ってそもそもそんなに簡単に建てられるものなのか?
要は家をカスタマイズするわけだから
建売よりはまあまあ高くなるのではないだろうか?
しかし、まあまあってどれくらい高くなるの?

同じメーカーなら建売住宅<注文住宅、しかしどれくらい増しなのか

いろいろわからなくて困るんだが
いちばんブラックボックスなのは
ズバリ「費用」である。

✅どこに(どの場所・土地に)
✅どのハウスメーカーで
✅どのように(建売・注文、注文もどの程度カスタマイズするのか)

建てるのか、で費用はまさにピンキリだろう。
上は天井知らずに掛けれると思うし
全く自分には関係のない領域なので心配する必要もないが
ある程度(この定義もアイマイだが)の住み心地や利便性を求めた
注文住宅って、建売の何割増しなのだろうか?

     

また、坪単価一桁万円の未開の地に建てるのか
坪二桁万円の利便性のよい土地に建てるのかでも
トータルの価格は大きく変わる。
まずは、注文住宅を建てる条件と
相場観みたいなものを養いたいところだ。

         

八郎「嫁ちゃん、この辺のチラシの建売の相場って幾らくらいなの?」

嫁「うーん、あまり値段見てなかったけど」

嫁「だいたい土地の坪数って50-60坪で」

嫁「建物の延べ床面積が30坪前後だと」

嫁「総額3000万~4000万くらいだったよ」

八郎「ふ、ふーん。。。(;´Д`)」

       

サンゼンマンからヨンセンマンて
幅が1000万円もあるんだが。。。
早くも家を建てる恐ろしさを垣間見た気がした。
その差はいったいどこにあるんだろうか?
いろいろ勉強しないとわからなさそうである。

        

八郎「嫁ちゃん、もしそれが注文住宅になると」

八郎「何割マシになるかわかる?」

嫁「うーん。。。注文住宅のチラシってあまり入らなくて」

嫁「具体的な数字はよくわからないけど」

嫁「変な贅沢をしなければ、イメージ」

嫁「20%~30%マシくらいじゃないかな?」

       

今思えば、この嫁の20-30%マシの根拠を
しっかり聞いておくべきだったのだが(笑)
その時は鵜呑みにしてしまった。
もし嫁の言うイメージが当たっているのであれば
建売の相場が3000万~4000万なら
注文住宅の相場は4000万~5000万になる訳だ。。。
なんか家の値段ってそんなに1000万円単位で
変わってしまうものなのか。。。
勢いで家を建てると言ったことを
早くも少し後悔してきたぞ。

都会でコンパクトに建てるか、田舎で豪邸を建てるか

また、どのような土地で建てるかでも
価格は変わってくるだろう。
幸い、我々はもう一番下の子が今年高3。
校区とか学校の心配をする必要はあまりない。
言ってしまえば、自分たちの老後だけを見据えて
家づくりをする事が出来る訳だが。
その辺は嫁はどう考えているんだろうか?

       

八郎「例えばの話だけど、家を建てるとして」

八郎「土地は安いけど、ちょっと不便な所に豪邸を建てるのと」

八郎「便利な所にコンパクトな家を建てるのどっちのイメージ」

嫁「条件が極端すぎるけど、敢えて言うなら。。。」

八郎「うん」

嫁「便利な所にコンパクトな家かなあ」

八郎「ほう、なんで?」

嫁「もう子どもは二人巣立って家にいるのは三男だけだから」

嫁「長男次男はたまに帰ってくるかもねくらいの想定でいいから」

嫁「広い必要はないと思うし」

八郎「ふむふむ」

嫁「寂しい話だけど、私たちももう老後が近いでしょ?」

八郎「!!!」

嫁「だから、その内運転が出来なくと仮定して」

嫁「病院とかが近くにあるような、ある程度便利の良いところに」

嫁「家を建てたいなあって思ってるんだよね」

八郎「なるほど、じゃあ『The 注文住宅!』みたいな」

八郎「結構注文住宅ならでは!みたいな注文住宅じゃなくても」

八郎「土地の利便性を優先する感じかな?」

嫁「そうだね、まあ理想は」

嫁「利便性のある土地に『Thf 注文住宅!』だけどね(#^.^#)」

八郎「」

         

うーん、何かお金の話をするだけで
気が遠くなりそうだ。。。
早くも家を建てると宣言したことを後悔し始める
ダメ夫なのであった。

       

俺の新しい家の話、今日はこれまで。

次回予告

お金の話で既に意識が遠のきそうなのだが
もう少し、注文住宅の話を具体的にしないと
決めようもないので、まずは予算を決めて
どの辺に建てるのかで、土地と上物を何となく算出して
トータルの予算を決めていくことにしよう。

         

。。。これも、組み合わせ次第で
どうにでもなるという事が判明し
ますます気が遠くなる話になっていく。。。

      

次回「『土地の予算』+『上物の予算』=『注文住宅の予算』とはならない?」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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