建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

第47話 家づくり打ち合わせ2回目、果たしてどんな提案が出てくるのか?

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回までのあらすじ。

    

嫁の見た目第一印象ハウスメーカー
「ネオアーバンハウス」でのファーストコンタクト。
所長自らお出迎えしてくれ
家づくり初心者の我々との
会話が続いているところ。

またしても注文住宅の予算の場面で
いったん停止状態に。
最初の信条ホームでも予算で
ひと悶着あっただけに
我々の予算設定に問題があるのだろうか。。。

        

それでは、今日も俺の家の話を始めよう。

ここでも「次回のお楽しみ」に

八郎「『うーん。。。』と言われたという事は」

八郎「予算が足りない、という事なんでしょうか?」

アーバン所長「いやいや、そうじゃないんですが、うーん。。。」

      

全然答えになっていない。
予算伝える度にこんな嫌な思いするんだったら
もう家づくりやめようか。。。と早くもくじけそうになる。
それとも、この3500万円と言う予算が
そもそも無謀な予算なのだろうか?
教えてよ、ドラえも~ん!と
助けを求めるのび太のような心境である。

      

アーバン所長「その予算なら家を建てられなくもない、ですががしかし。。。」

        

まーたこのパターンなのか。
信条ホームと似た展開に
だんだん嫌気すらさしてくる。

どうして住宅営業はやんわりとでいいから
「その金額では家は建ちます/建ちません」
とさっぱりおろしポン酢味で言ってくれないのだろうか。
こちらのみじめ感が増すばかりである。

       

アーバン所長「わかりました!何とか八郎様のご予算に近づけた形で」

アーバン所長「次回提案してみましょう!ちなみに次回はいつ来られますか?」

八郎「」

嫁「」

        

とまあ見事までに信条ホームと同じパターン
「次回をお楽しみに」という流れで
今回の打ち合わせはこれでお開きとなった。        

ファーストコンタクトを終えて

ネオアーバンハウスの展示場を後にするふたり。
まだ時刻はお日様が西に少しずつ傾き始める15時くらい。
時間にして5時間弱であったが
まるっと12時間くらい拘束されてたかのような
何とも言えない疲れが身体に蓄積しているように感じる。

       

八郎「。。。嫁ちゃん、もう1軒回る?俺、もう次のハウスメーカーは話を覚えていられる自信が無いけど。。。」

嫁「いや、今日はもういいよ、帰ろうか。。。」

       

嫁もなんか顔がげっそりとやつれた感じになっている。
慣れない環境で人の話を聞くことが
こんなに疲れる事なのか、と再認識。
こんなんで本当に家を建てる事が出来るのだろうか?
と不安しか覚えない船出となってしまった。

        

その日の夜。
今日のファーストコンタクトの事を想い返してみる。

信条ホーム

・家の性能を重視
・見た目は今ふたつ
・営業は若いのが不安
・予算の話をすると態度が変わる、少ないらしい
・でも予算に沿った提案はしてくれるみたい

ネオアーバンハウス

・家の見た目を重視
・性能はあまりこだわっていない
・営業は所長でベテラン
・予算の話をすると苦悶の表情を浮かべる
・でも予算に沿った提案はしてくれるみたい

こうしてみると、よくもまあ相反する特徴を持つ
2つのハウスメーカーを選んだものだと苦笑いする。
この相反する特徴が、そのまま夫婦相反する好みを反映しているのも
また選ぶことに難しさに拍車をかけている。

          

この2社に相通ずるポイントは
「土地代込みで、予算3500万円で注文住宅を建てるのはまあまあ難しい」
という事。予算の話をすると
どちらのハウスメーカーの営業も
反応が悪くなってしまったのがそれを如実に表している。

       

ただ。。。本当に足りないのか?
それとも、営業が早くも金額の駆け引きをしているのか?
その真相は今はまだわからない。
これまでのチラシの建売住宅の価格から
何となく土地代はこれくらいかな、とか
注文住宅は建売よりやや高くなるだろう
みたいな素人考えで予算を決めてみたものの
実はまったくの的外れなのかもしれない。
その辺はいくつものハウスメーカーと話をして
見積もりをもらわない事には
事実は見えてこないだろう。。。

       

嫁は「ネオアーバンハウス」のHPを
ずーっとガン見してキャッキャウフフしている。
恐らく飯屋のメニューを見ているのと一緒で

選んでいる時が一番楽しい時

なのだろう。いろいろ目移りしてしまい
どうしよう!?という感じなのだろうか。
そしてそこに予算も絡んでくるので
また選ぶ難しさも出てくる。
ただ、飯屋のメニューと違うのは

ハウスメーカーのサイトに建築実例の総額は掲載されていない

という事。ここはよくわからないまま
妄想に身を任せる事になるのだから
それはそれで始末が悪い。

地獄の沙汰も金次第

とはよく言ったもので、結局は
「カネ」が全てを解決する世界だ。
注文住宅にはどれだけ
ド根性や浪花節を叫んでも
総額には全く影響を及ぼさないのだ。

         

もうカネでいろいろケチが付くのであれば
嫁の第1希望で家を建てればいいか。
自分の希望なんかもうどうでもいいかな。。。
そんな風に思えてきた。

      

初回の打ち合わせから、色々面倒だな。。。
そういう思いだけが今でも記憶に残っている。

やって来る、2回目の打ち合わせ

そして翌週末。
いよいよ信条ホームとネオアーバンハウスの
2回目の打ち合わせの日がやって来る。
この日は生憎の雨模様。
これからの波乱を予感させる天気であった。。。

          

順番は先週訪れた通り。
10時に信条ホーム。
13時にネオアーバンハウスの順だ。

           

お金の話がついて回る事は仕方がないが
なんかこう、営業が我々をバカにしたような態度と言うか
上から目線と言うか、そういう感じが
非常に苦痛である。まあ、一番悪いのは
我々が「注文住宅を立てうるだけの予算」を
持ち合わせていない事なのだが。

        

初回の打ち合わせ前はワクワクドキドキしていたのに
2回目の打ち合わせ前はややテンションが下がる結果に。
しかし、我々が住むかもしれない家を提案してくれる
と言う意味では、期待はしてしまう。
でもカネの問題で。。。と言う堂々巡りの状態だ。

        

八郎「よし、行くかっ!」

嫁「私は断然ネオアーバンハウスだから、ここは静観しとくね」

八郎「そ、そうか。。。」

        

嫁は信条ホームに全く興味なし。
これなら、もうキャンセルでいいんじゃないか
そう思ったけど、注文住宅の相場観を知るのには
絶好のチャンスでもある。
やはりここは大人しく話を聞くことにしよう。

     

八郎「おはようござまーす」

      

信条ホームの展示場の門をくぐる。
今回は放置プレーされる事も無く、すぐに
前回対応してくれたあの若手営業が出てきた。

       

信条営業「八郎様、お待ちしておりました!」

八郎「よろしくお願いしますね」

         

かくして、ハウスメーカー巡り
2回目の打ちあわせが始まるのであった。

        

俺の新しい家の話、今日はこれまで。

次回予告

いよいよ信条ホームとの2回目の打ち合わせ。
自信満々の信条営業と
憂鬱さとドキドキが同居する俺。

        

提案される商品や間取りはどうなっているのか?
そして、業界では有名な話かもしれないが
何も知らない我々にとっては信じられない事実が
我々情弱夫妻を襲うのであった。         

      

次回「値引きを一切受け付けないハウスメーカー」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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