八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。
前回のあらすじ。
家づくりの資金援助をお願いしに再び実家に赴く俺。
オヤジの「何のために今更(=40も過ぎた年になって)家を建てようとするのか?」
の問いに「嫁の為に家を建てたい」
と伝えたら、あっさり援助OKとなった。
これで家づくりは再開できる!と思ったが
よくよく考えてみれば、住宅購入目的の生前贈与って
いくらまで非課税なのか全然知らない。
その辺を少し勉強してみる事にした。
ちなみに最初からこの話を読んでみたい
という奇特な方にはこちらのリンクを紹介しよう。
それでは、今日も俺の家の話を始めよう。
Contents
家づくりは希望と共に再開へ
実家からの家路。
俺は嫁に電話で
「実家から家づくりの資金援助の取り付け」
に成功したことを電話で報告した。
嫁「え?そんなお願いしてきたの?」
八郎「そうそう、オヤジの調子のいい時をオフクロに教えてもらって」
八郎「オヤジに頼み込んだ感じかな」
嫁「お義父さん、OKしてくれたの?」
八郎「嫁ちゃんの名前出したOKしてくれたよ(笑)」
嫁「うわあ、何だかフクザツだなあ」
フクザツという言葉とは裏腹に
そんなに悪い感じはしていないように感じる。
嫁としても悪い話ではなかったはずだ。
八郎「これで、家づくりの選択肢が広がると良いね」
嫁「そう。。。だね」
お金に物を言わす形にはなってしまったが
これで、立地を妥協する、とか
建物を妥協する、という窮屈な妥協からは
開放される可能性が高くなった。
上を見たらキリがない。
ある程度のラインで妥協する必要はあるかもしれないが
少なくとも、嫁が希望する立地で
注文住宅を建てるという選択肢は
増えることを期待したい。
住宅取得資金の生前贈与の非課税金額は
さて、生前贈与はこれで終わりではない。
ちょっと勉強しないといけないだろう。
まず、住宅取得資金贈与の非課税金額が幾らくらいまでなのか
知っておく必要があるだろう。
2018年における、住宅取得資金の生前贈与の非課税金額は
✅省エネ住宅 1200万円
✅一般住宅 700万円
となっていた。
もし我が家が省エネ住宅でないとしても
俺が頼んでいた500万円は充分に非課税金額内である。
これはちょっと安心した。
しかし、考えようによっては。。。
最大700万円までイケるんじゃないかニヤリ
なんてちょっと思ったりもした。
もし、我が家が省エネ住宅であれば
1200万まで行けちゃんじゃないかドヤア
とも思ったりもした。
夢が広がるなあ、っていかんいかん
何か間違った方向に想像が膨らんでいる(笑)
ただ、大事なことがひとつ。
この生前贈与、非課税内の金額であっても
絶対に申告が必要
という事である。まあ、バレなきゃ申告しなくても大丈夫
なのかもしれないが、もしバレた場合
500万円の生前贈与をしていた事が発覚したら。。。
48万5千円の贈与税が課税
されるという事だ。
しかも税金には延滞税というものも存在しており
遅く発覚すればするほど、この延滞税がかかり
更に金額は大きくなっていくというのだから恐ろしい話だ。
また、申告の期間は
贈与した翌年の2月1日~3月15日
まで。ちなみに1日でもその期日を過ぎると
絶対に非課税にしてもらえない
という事らしい。
もし、今年500万円の資金提供を実家から受けたら
必ず来年の2月1日~3月15日までに
贈与を受けたことを報告しないといけないな。
暦年贈与をプラスすれば更に110万円の上積みが可能
後、有名な生前贈与として
暦年贈与
がある。これは年間110万円以内なら
非課税で申告も不要、というものだ。
これは、住宅資金贈与の非課税枠とは
別で考えることができるので
最大枠だと
✅省エネ住宅 1200万円+110万円=1310万円
✅一般住宅 700万円+110万円=810万円
までが可能となる。
ちなみにこの暦年贈与。
毎年110万円ずつもらえば、ずーっと非課税で
申告も不要なので、物分かりの良い親がいれば
どうせ相続するのであれば、少しずつもらっておくのも手だ。
。。。そんな物分かりの良い親がいるかどうかはわからないが
節税の立派な手段なので、親が大きな資産を抱えている人などは
少しずつもらっておくのも節税の手段のひとつだろう。
後から高額の相続をして、贈与税がっつり持っていかれる
なんて事になるくらいなら、事前に相続の資産を
減らしておくのも立派な節税だ。
。。。人としてはダメかもしれないが(笑)
ちなみに、暦年贈与110万円は非課税・申告不要だが
後々税務署から突かれた時にしっかり証明できるように
贈与契約書の作成
をおススメする。
要は「親は子に贈与しました」「子は親からもらいました」
という事を文書に残す事で、贈与の照明をするものだ。
長期にわたり110万贈与を受けるのであれば
転ばぬ先の杖で、作成しておくとよいかもしれない。
2023年現在の住宅資金贈与の非課税金額はいくらなのか
ここからは物語の本編とは外れて余談。
この物語の時間軸は2018年の消費税が10%に上がる前の
時代設定になっている。
よって、住宅資金贈与の非課税枠が2018年冬至の見学で
現在とは著しく異なっている。
違和感を感じられた読者も多いかもしれない。
ちなみに2023年現在の、住宅資金贈与の非課税金額は
✅耐震、省エネ又はバリアフリーの住宅用家屋 1000万円
✅上記以外の住宅用家屋 500万円
※2023年12月31日までの予定
ちなみに2022年4月1日より成人年齢が18歳に引き下げられたことで
この贈与は18歳から受けられることも付け加えておこう。
ま、ど素人の記事なので間違った内容があるかもしれないが
その場合はコメント欄で指摘いただきたい。
早急に修正しよう。
俺の新しい家の話、今日はここまで。
次回予告
オヤジから500万円の住宅資金の援助を取り付ける事に成功。
これで希望の立地を視野に入れた注文住宅の検討が出来そうである。
次回より、新章。
またしても家づくりにのめり込んでいく八郎家なのだが。。。
大手ハウスメーカーの若手営業ふたりのやり取りに
またしても運命が翻弄されようとしていた。
次回「再び住宅展示場へ、またしても気になるハウスメーカーに突撃作戦?」
お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!
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このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。