建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

#021 住宅ローンの種類3つ おすすめはどれ?

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

保険代理店の所長シリーズも第3回に突入。
今回は、金融商品に疎い八郎に
固定金利と変動金利とフラット35を
軽ーく話してくれます。

     

どの商品が有利とか不利とかは
一概には言えないんですが
お得に借りるにはどの商品が良いのか?
目をギラギラさせながら所長の話を聞く八郎。

       

果たして有益な情報は得られるのか?

        

では、続きをどうぞ!

固定金利は金利が固定されている訳ではない?

所長「固定金利とフラット35は、ぱっと見ると同じ商品に見えるでしょ?」

八郎「そうですね、どちらも固定なんじゃないんですか?」

所長「実は、『固定金利』と言う商品も、正確には『変動金利』なんだよね」

八郎「。。。(は?何言ってんだこの人…)」

所長「ま、順を追って説明していこうか」  

変動金利

所長「現状利率が一番低い商品。0.5%くらい(※2018年9月現在)の利率の商品が出てるね」

所長「5年ごとに利率が見直されるんだ」

所長「いちおう支払い金額125%ルールというのがあって」

所長「5年後の利率見直しのときに例えば利率が1.0%→2.0%のように200%に上がっていたとしても」

八郎「(コクコク)」

所長「支払い金額はそれまでの125%までしか上がらないので」

所長「一気に支払額が増えることは無い。無いんだけど。。。」

八郎「そうしたら、切り捨てられた分は得したことになるの?」

所長「いやいや、後から乗っかってくるんよ。消えるわけではないよ」

八郎「ふむふむ、それじゃあ、変動のメリットは?」

所長「利率が低い。やっぱりこれに尽きるね」

所長「ただこの低いのにつられて契約するのは、ちょっと考えた方がいいよ」

八郎「え?利率低いからオトクなんじゃないんですか?」

所長「兎に角安い、と言う理由だけで変動金利で長期ローンを組むのは危険だね」

所長「まず、当初の金利が安いと言うことに着目しすぎると、35年低金利で返済できるという勘違いが生まれやすい

八郎「(うわ、めっちゃ図星を衝かれてる…)」

所長「でも日本の情勢はモチロンの事、世界の情勢が悪くなれば」

所長「その分金利が上がる可能性もある。でも、その予見は当然誰もできないよね」

八郎「ですです」

所長「すでに、住宅ローンはずっと低金利で来てる」

所長「だからこれからも低金利が続くのか、それとも金利が上がるのかは…神のみぞ知る、と言う感じかな」

八郎「なるほど。。。」

所長「特に金利がガンガン上がると、5年1回の見直しとは言え、利率上昇で利息の支払いが増え元金がなかなか減らない、というジレンマも発生する」

八郎「うひーっ、じゃあ、変動は結構リスクがあると?」

所長「うん、ずーっとうまい話、ばかりじゃあないかもね」

八郎「そうしたら、変動金利はどういうときに選ぶと良いですか?」

所長「ずばり、返済期間が短い場合。これに尽きるね」

八郎「!!!そうか、期間が短ければ利率が上がっても影響を受けにくいですね」

所長「あと、貯蓄に余裕があるのなら、変動金利の低金利の勝負に出て、仮に金利があがっても、ダメージは少ないよね」

固定金利

所長「固定金利も実は『変動金利』といった理由を説明するね」

八郎「お願いします!」

所長「実は、固定金利の商品の最初の実効金利は10年間。この10年間は契約した金利で進むんだけど」

八郎「ふむふむ」

所長「10年経過すると、金利の見直しが入るんだ。10年後の金利が、今より高くなっていれば上がるし、低くなっていれば下がる」

所長「問題は、変動と違って、支払額125%ルールは存在しないところだね」

八郎「えっ?」

所長「契約時の実行金利が1.0%でも、10年後に2%に上がっていれば、気持ちよく2.0%の利率に改定されるんだ」

八郎「うわっ、それはきついですね」

所長「もちろん、低いままで10年経過する可能性もあるから、何とも言えないけど」

所長「そして、ここでまた10年の固定にするか、それとも変動にシフトするか、選択することになるんだ」

八郎「あーなるほど、だから『変動金利』になるわけですね」

所長「そうそう、その時の金利で判断できる」

八郎「そうすると、あえて『固定金利』を選ぶ理由って何が考えれられますか?」

所長「最初の10年が固定なので、10年間の支払額が計算できるよね」

所長「よってこの10年で子供が高校・大学に入学してお金がかかる、等それなりに出費の予定がある場合、出費の計算が立てやすいメリットがあるんだ」

八郎「お金がかかる時期に、変動金利を選んで、5年後に一気に金利が上がったりすると厳しいですね」

所長「そうそう、貯蓄に余裕があれば問題ないけど、余裕がない場合は一気に支払いに黄色信号が点りかねないね」    

フラット35

所長「『フラット35』のほうが、「固定金利」っていうイメージかもしれないね。この商品は全期間金利が固定になるんだ」

八郎「『35』と言うだけあって、35年間、同じ金利なんですね」

所長「そうそう、ただ商品によっては最初の10年は金利が優遇される商品もある、でも期間で金利が確実に決まっているんだ」

所長「世の中がどうなろうと、他の商品の金利がどれだけ上がろうと、金利は据え置きが保証されている」

八郎「安心感がありますね!」

所長「そうそう。でも、金利は、固定・変動金利より高めの設定だね。ただ35年金利が保証されるので…借主がどう考えるか、だろうね」

八郎「フラット35のメリットって何ですか?」

所長「やはり金利が固定であること、それにより支払い金額が確定することですね、支払い金額をきっちり計算できるので、いつまでに幾らくらい必要、の計算がしやすくなるよね」

所長「あと、フラット35は借入金の10%を自己資金として用意しておかないと。。。」

八郎「。。。おかないと?」

所長「金利が割高になってしまうので注意が必要だ」

八郎「!!!マジですか。。。」

所長「逆に2割以上を用意できたら、お得に借りれるプランもあるよ」

八郎「ふーん。。。でも、やはり金利面で変動・固定の商品に比べると見劣りしますね…」

所長「そうだね。しかし、かつて住宅ローンも変動金利が主流だったけど、ここ数年、フラット35を選ぶ施主が増えてきているんだ」

八郎「それは何でですか?」

所長「ひとつは、住宅ローンの金利の低い時代がずーっと続いているので、いつか上がるのではないかという懸念」

所長「ひとつは、団体信用生命保険、略して『団信』に加入しなくても借りれる商品がフラット35にはあるからかな」

八郎「ダンシン?(ダンシンヒーロー???)」
(次回に続く)

   

長くなりましたので、ここで区切ります。
代理店所長編も次回で一区切りです。
当たり前の話の垂れ流しで恐縮ですが、
あと一話、お付き合いください。

次回「ダンシン?団信ってなに?ワイド団信とは?」

君は、選び抜くことができるか。

【★告知★】家づくりをしている方を応援するサイト「コダテル」で八郎のブログが読める!詳細はコチラをクリック!!
画像をクリックすると、最新記事へとジャンプします!

▼我が家で使用しているおうち関係の商品紹介しています!
▼フォローするとTwitterでブログの更新情報がツイートされます!
▼押してもらえるとブログのヤル気に繋がります!
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 セキスイハイムへ
▼ブックマークはコチラから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。