建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

サッカーワールドカップ2022カタール大会を総括!

おう、俺だ(@eightblog_hachi)

         

終わってしまったな、ワールドカップ。
4年に1回のこのサッカーの、いや、スポーツの祭典。
社会人になってからは
睡眠時間削ってでもリアルタイムで見て
翌日(当日?)寝不足過ぎて、会議で寝てしまったり。。。
なんて事が多かったが、今年はweb会議の普及で
寝ていてもバレ辛かったり。。。
なーんて世の中も少しずつ変わっていくな。

       

このワールドカップも2026年からは出場国が32→48に拡大するなど
次回は「変貌する大会」となる訳だ。
その辺も時間があったら触れて見たい。

       

ちなみに今までの記事はコチラから。

それでは、早速始めるとしよう。

       

サッカーワールドカップ2022カタール大会を総括!

        

始めるぞ、ついて来い!

アジア・アフリカ勢は欧州・南米勢に実力で接近したのか?

まあ毎年言われるのがコレ。
現在の32か国でのワールドカップ開催は今回で最後。
次回からは48か国になるらしいが
32か国の地域の割り振り(出場国数)がどうなのか?
アジア枠多いんじゃないの?という声も良く聞かれる。

      

ちなみにカタール大会の場合アジアは4枠が確定。
グループリーグA/Bの3位同士が
大陸間プレーオフの権利を争い勝利した国は
南米5位とのプレーオフに進むことになる。
ちなみに今大会の大陸間プレーオフは
アジア5位オーストラリア、南米5位ペルーが
中立国カタールで戦いPK戦までもつれて
オーストラリアが出場権を手に入れている。

      

ちなみに南米の出場枠は4.5(0.5はアジアとのプレーオフ)
欧州の出場枠は13。
北中米の出場枠は3.5(オセアニアとのプレーオフ、オセアニアはほぼニュージーランド)
アフリカの出場枠は5。
となっている。

       

欧州枠の13はこれまでも、ずっと議論されてきた。
今大会は何とあのイタリア代表がワールドカップに出られなかった。
まあまあ信じられない話である。
アジアの国々よりは圧倒的に実力上位だと思うのだが
ヨーロッパ予選は、必ず1か2グループは
エグい組合わせになるので
プレーオフに回っても勝てずに敗退
なんて事がよくある。
今回はイタリアがその轍を踏んだわけだ。

       

今回32か国の出場国で
アジア勢はカタール(ホスト国)・イラン・オーストラリア・サウジアラビア・日本・韓国
アフリカ勢はチュニジア・モロッコ・ガーナ・セネガル・カメルーン
この中で、ベスト16に残ったのは
アジア勢はオーストラリア・日本・韓国(3/6、50%)
アフリカ勢はセネガル・モロッコ(2/5、40%)で
16枠中5枠をアジア・アフリカ勢が占め
ベスト16の占有率は31.3%。
ちなみに進出率で言うと5/11になるので44.4%と
今大会は約半分のチームがグループリーグを突破したことになる。
これだけ聞くと、まあ悪くない成績だ。

      

ちなみに2018年ロシア大会の場合
アジア勢はサウジアラビア・イラン・オーストラリア・韓国・日本
アフリカ勢はエジプト・モロッコ・ナイジェリア・セネガル・チュニジア
この内ベスト16に進んだのはなんと日本だけ!!

         

2014年ブラジル大会の場合
アジア勢はオーストラリア・日本・イラン・韓国
アフリカ勢はカメルーン・コートジボワール・ナイジェリア・ガーナ・アルジェリア
この内ベスト16に進んだのはナイジェリア・アルジェリアの2か国!

       

こうして3大会ダラっと見ると
今大会のアジア・アフリカ勢の躍進はスゴイという事も出来る。
ベスト16のアジアアフリカの占有率は
2014年 2/16(12.5%)
2018年 1/16(6.3%)
2022年 5/16(31.3%)
と今大会は大躍進。

      

ちなみにこの3大会の内2回ベスト16に出たのは
日本だけである。そうなると
もっと日本は評価してあげないといけないのかもしれない。

       

こうしてみると、アジア・アフリカ勢は欧州・南米勢に
実力が近づきつつあるのか、と思ってしまいがちだが
今回は特にアジア勢がうまくいきすぎた感がある。
どうしてもグループリーグの3試合だけでは
実力が完璧に発揮できるとは言い難い状況。
次回大会からは、同じ条件ではないので比較できないが
ここ3回の大会では結果としては1番躍進できた
と言えるのは間違いないだろう。

VARの進化とその副産物

前々回の2014年ブラジル大会から導入されたVARだが
前回大会2018年ロシア大会ではゴールラインテクノロジーが追加。
そして今大会は「半自動オフサイドテクノロジー」が追加された。

         

なぜ「半」という微妙な名前が付いているかと言うと
全てを機械が裁く訳ではなく
あくまで最終的判断は主審であり「人間」だ。
但し、VARの介入の要件である

①「得点かどうか」
②「PKかどうか」
③「退場かどうか」
④「警告・退場の人間違い

の4つにおいて
◎「はっきりとした明白な間違い」もしくは
◎「見逃された重大な事象」

があった場合が対象となる。
基本的には①になるのだが、主審が見逃したり
明らかに間違ったジャッジをした場合は介入の対象だ。

今大会の半自動オフサイドテクノロジーでは

スタジアムの屋根に12台の専用カメラを設置。

各選手から29のデータポイントを収集し、

毎秒50回ボールを含めた正確な位置情報を割り出す。

また、ボール内部に専用チップを埋め込み

選手がボールに触れた正確な瞬間も自動で検出する。

この2つが組み合わさることで

自動的に・短時間で・正確なオフサイド判定を

下すことが可能になるという。

また、スタジアムの大型ビジョンとテレビ中継画面には

CGアニメーションによるオフサイドシーンの再現画像が表示される。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/e8a810200c13dfcec37139673803ba4c82564720

という事で、超絶進化したVARで開幕戦のカタール対エクアドル戦で
バレンシアのゴールが取り消されて物議を醸したり
サウジアラビア対アルゼンチン戦の
ラウタロ・マルティネスのゴールが取り消されたのは
記憶に残っている方も多いだろう。

       

また日本を地獄から救ったスペイン戦の三苫の折り返しからの
田中碧の逆転ゴールもゴールラインテクノロジーで証明されたゴールでもある。

       

しかし、このVARの進化が、思わぬ副産物を産み出したのも紹介したい。

超絶長いアディショナルタイム

今大会はアディショナルタイムが長い事でも有名になった。
一番長い前後半のアディショナルタイムは
イングランド対イラン戦の前半14分、後半10分
合計24分のアディショナルタイムを取られた。

       

なぜこのような今までにない長いアディショナルタイムが取られるかと言うと
国際サッカー連盟(FIFA)の審判委員長を務める
ピエルルイジ・コッリーナ氏。。。日韓ワールドカップ大会後に
八ちゃん堂のたこ焼きのCMにも出ていた名審判である
は、プレータイムの確保という観点で厳密な時間設定を行うことを明言していた。

      

その中には、負傷による治療時間やゴールセレブレーション。
果てまた時間稼ぎのゆっくり交代や、ゆっくりゴールキックも含まれる。
もちろんVARの介入で、判定に費やされた時間も考慮される。
これらの時間を第4審判やVARのレフリーがしっかり時間計測を行い
しかるべくアディショナルタイムとして産出されるのである。
当然、アディショナルタイムの時間稼ぎもある程度考慮される。

       

今まで時間稼ぎしていたプレーは、しっかりアディショナルタイムに加算されることになった。
時間稼ぎをしても無駄になる事が明らかになった今大会。
プレーが締まった物になる事を期待したい。

やきもきするオフサイド・ディレイ

「半自動オフサイドテクノロジー」が導入されたことで
強化されたのが「オフサイド・ディレイ」である。
要は、オフサイドか否かをテクノロジーで判定できるようになったので
仮にVARでオフサイドではなかったという可能性があると仮定して
オフサイドかもしれないと判断しても、プレーが完結するまで
プレーを続けさせて、プレーが切れたところで
オフサイドフラッグを上げるというやり方だ。

        

線審がオフサイドと判断して早々とオフサイドと判断しても
テクノロジーで確認したら実はそれがオフサイドではなかった場合
プレーを切ってしまうと、その後のゴールが生まれるかもしれないプレーを
ない物にしてしまう可能性がある。
そのため、オフサイドかもしれないプレーも
オフサイドを取らずにそのままプレーオンされることが
新たに加えられた。

        

しかし、半自動オフサイドテクノロジーの為とは言え
これオフサイドだよねーとわかるようなプレーも
そのままオンプレーとなり、プレーが切れた後に
線審が旗を上げるのは、いささか興ざめでもある。
何だかリズムも悪くなるし、選手も無駄にエネルギーを
消費し、見ている方もなんだかなあ、という感じである。

         

ヒューマンエラーが少なくなることは歓迎されるべきことだが
その副産物として、テンポよい試合さばきというものが消えてしまった。
オフサイドディレイでプレーのテンポは狂い
怪しい判定にはオンフィールドレビューが入り
選手は必要以上にプレーを止められる時間が増えた。
正確なジャッジをするための副産物とはいえ
オフサイドディレイは何とかならない物かなあ
と思った人も多いのではないだろうか。

「マリーシア」というプレーの喪失

「マリーシア」とはポルトガル語で「悪意」「抜け目なさ」という意味らしい。
実はよくよく調べると、ブラジルでも「マリーシア」という言葉は
サッカーではあまり使われないらしい。
どちらかというと「カチンバ」「マランドラージェン」という言葉が
よく使われるようである。
日本でいう所のマリーシアは欺いてファールを誘ったり
挑発して相手を退場に値するような行為をさせてしまう事を言う。

       

例えばPKを挿そうよなダイブ(シミュレーション)や
カメラが回っていない所でのちょっかい(叩く、小突く等)
は昔はカメラがとらえる事も稀で
ノーファールでもPKを獲得したり
相手を苛立たせたりするのに一役買っていた。
そして、昔はそれも「サッカーの1部」として
容認されている所があったし、むしろ
「日本人にはマリーシアが足りない」
なんて言われることもあった。
もし、日本に「武士道」というものが今も脈々と
受け継がれているのであれば
「マリーシア」なんてものは武士道とは対極の位置になり
とんでもない話であり、受け入れられない話だろう。

       

しかし、西暦の数字が増えていくと共に
ピッチを映し出すカメラは増え
昔は3人しかいなかった審判も
VARのレフェリーも入れれば今は8人である。

       

この8名の審判と無数のカメラがピッチを監視。
選手の行為はすべてチェックされ
時間稼ぎの行為はアディショナルタイムに加算され
ダイブ(シミュレーション)はVARで裁かれる時代となった。

       

精密に、正確にジャッジされるという事は
ある意味ヒューマンエラーを否定する事でもある。
これまで良くも悪くも誤診も含めた人間臭い判定が
更に試合を盛り上げていたのも事実だ。
(応援しているチームが誤審で不利を被るのはたまったものではないが)
もう、マラドーナの神の右手ゴールが生まれる事は
VARを採用した時点でもう生まれる事は無いという事実に
寂しさを感じるオールドファンもいるのではないだろうか?

次回予告

次回は2026年のサッカーワールドカップから
参加国数が32→48に増えるのだが
その話に触れて、ワールドカップに関する記事を終わりにしたい。

      

次回「サッカーW杯2026年大会からなぜ出場国が32→48に増えるのか?日本は有利?不利?」

2026年こそはベスト8より上を目指して!!

【★告知★】家づくりをしている方を応援するサイト「コダテル」で八郎のブログが読める!詳細はコチラをクリック!!
画像をクリックすると、最新記事へとジャンプします!

▼我が家で使用しているおうち関係の商品紹介しています!
▼フォローするとTwitterでブログの更新情報がツイートされます!
▼押してもらえるとブログのヤル気に繋がります!
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 セキスイハイムへ
▼ブックマークはコチラから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。