建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

コロナウィルス第七波感染?騒動記その(8)[難儀編]

今や人口の11人に1人が
コロナ感染経験者と言われている日本。

      

そんなコロナ第7波の終わりなきピークに起こった
ひとりのおっさんの話を聞いていただきたい。

       

経験された方はご存知かと思うが
これは個人の問題だけでは終わらない。
家族や会社を巻き込む、大きな問題へと
発展しかねない、由々しき問題である。

      

そこで経験した出来事や
心情を共有してほしくて
この番外編の筆を執る事にする。

     

ちなみに以前の記事を読まれてない方は
コチラのリンクからお読みいただきたい。

騒動記その(1)[疑惑編]

騒動記その(2)[露呈編]

騒動記その(3)[苦悩編]

騒動記その(4)[選択編]

騒動記その(5)[絶望編]

騒動記その(6)「際限編」

騒動記その(7)「謝罪編」

照会

娘への謝罪を終わらせ、後は自分にケリをつけるだけ。
俺は陽性なのか、陰性なのか。
もし陰性であれば、嫁や三女にかける迷惑も
最小限で済む。会社へも最短で復帰できる。

        

しかし、のどの痛み、咳、そして発熱。。。
コロナ症状三暗刻状態な今
このタイミングでただの夏風邪でした!
だとすればそれはそれでネタになる。

        

という、芸人魂は今はどうでもよくて
まずは陽性か陰性なのかを確定させなければならない。
幸い、嫁が行きつけの内科を予約してくれたので
朝9時の開院と同時に電話をかけて
PCR検査をしてくれているかを確認する。
内科だったらどこでも検査してくれる
と言う訳ではないらしい。
事前の連絡をしておかないと
無駄足になる恐れがある。

      

。。。その恐れは即現実となる。

       

受付女性「検査はやってないんですよー、申し訳ございません」

      

!!!マジか。我が家が20年の信頼を置いていた内科が
まさかのPCR検査やっていない病院だったとは。

      

八郎「ってことは、診療に行っても見てもらえない。。。ってことですよね?」
(▲激しく動揺中)

受付女性「コロナウィルスに感染しているかどうかを検査することは出来かねますねえ」

八郎「そうですかあ。。。ガックシ」

       

いきなりの壮大な外れクジはほんのあいさつ代わり。
これからの検査をしてくれる病院を
探し出すまでのフリでしかなかったのである。

探索

そこから必死の大探索が始まる。

      

まず、電話がつながらない。
ひたすら話し中なのである。
とりあえず「近くの内科」で検索し
家から近いところ3カ所を
連続リダイヤルループである。
A▶B▶C▶A▶B▶C▶A。。。
をひたすら繰り返す。

       

Aにつながって、何らかの理由でボツになれば
次はD医院を新しく加え
B▶C▶D▶B▶C▶D▶B。。。
とひたすらリダイヤルをループしていく。

      

しかし全然つながらない。
酷い時は5分かけてもつながらない。
こんなに俺みたいに必死に病院
探しているやつがいるのか、と思うと
新型コロナウイルス恐るべしである。

        

ここにやっとつながったけど断られた理由を
3つ列挙しよう。

①そもそも検査をしていない
②検査キットが無い
③検査キットはあるのだが従業員がいない

②や③の理由を聞くと
いかに病院も戦場になっているのか
想像に難くない。とにかく大変なのだろう。

難儀

全然見つからないまま20分が経過。
いよいよ同じ市内で探すのは困難になってきたので
周囲の市町村にも網を広げてリダイヤル攻撃を続ける。

       

相変わらずすんなり繋がるところはなく
繋がっても何らかの理由で断られるところが殆ど。
そして、電話をかけまくる事30分が経過したところで
ようやく検査をやってくれるところが見つかる。

       

スマホ「トゥルルルルル。。。トゥルルルルル。。。ガチャッ」

受付女性「はい、○○医院です(◀かなり早口)」

八郎「あのーそちらでPCR検査はやってますか?」

受付女性「はいやってます(◀かなり早口)」

八郎「!!!!!」

       

ついに見つけたPCR検査をやってくれる内科。
車で20分くらいかかるし
正直耳にした事も無い病院だが
そんな事はどうでもよくて
大事なのはPCR検査である。

      

八郎「何時ごろ行けばよいですか?」

受付女性「発熱外来は12時からです(◀かなり早口)」

八郎「予約は出来ますか?」

受付「お名前は(◀かなり早口)」

八郎「八郎です」

受付「八郎様、では12時にお越しください!ブツッ(◀終始早口)」

         

ものすごい事務的で早口な受付だったが
恐らくこのような電話が殺到しているのだろう。
1本でも多く捌くために早口に簡潔に答えているのかもしれない。
ともすれば、非常にプロ意識の高い受付かもしれない。

       

探索開始から30分強。
ようやくPCR検査を行っている
病院を見つけることに成功。
どこもかしこもこうではないとは思うが
今の世相を見事に反映しており
その深刻な状況を身をもって
体感することが出来た。

混雑

12時5分前。病院に到着。
何と病院の敷地に4台しか駐車場が無くて焦る。
しかし「第二駐車場もあります」
と簡易の場所も記載された看板を見つけ安堵。
その地に車を進めると。。。

        

砂利にロープの青空駐車場なのだが
車は20台ほど止まっている。
しかもほとんど運転席に人が乗っており
皆アイドリングさせて待っている状態だ。
運転席に乗っている人は
皆一様に難しい顔か辛そうな顔をしている

      

え、なになになになになになに?????

       

一瞬何が何なのかわからなかったが
自分も車を駐車して、何となく状況が呑み込めてきた。
これは。。。まさかの

発熱外来待ち?

だとすると結構待たないといけないのかもしれない。。。
そんな焦りが急に背筋を通り過ぎたその時。

        

締め切られていた病院の玄関ドアが開く。

      

すると。。。

       

車でまっていた民が続々とエンジンを切って
車の外に出ていくのであった。
(次回へ続く)

      

ようやくPCR検査をしてくれる病院を見つけたものの
そこには20人の待ち人?
病院の正面玄関のドアが放たれると同時に
車から息せき切って降りていく人々。
その相関関係はいったい???

        

次回「コロナウィルス第七波感染?騒動記その(9)[戦場編]」

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