八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。
前回のあらすじ。
鉄骨住宅に興味を持った俺は
先に鉄骨住宅ハウスメーカー
「キュービックホーム」で家を建てた
会社の同僚Aを昼メシに誘い出すことに。
キュービックホームの見積もりを取るだけでは
家を建てる事が出来る可能性は低いと判断し
あわよくば同僚Aが建てた時の営業を紹介してもらい
安く建てさせてもらおう、という算段である。
そんな俺の思惑を聞いた同僚Aは
どんな行動に出るのか?
ちなみに最初からこの話を読んでみたい
という奇特な方にはこちらのリンクを紹介しよう。
それでは、今日も俺の家の話を始めよう。
Contents
なかなか協力的な同僚A
八郎「極めて重要なミッションをお前に言いつける」
同僚A「うわあ、何かカレー1杯が高くつきそうだなあ。。。」
八郎「キュービックホームの営業を俺に紹介してほしい」
同僚A「えっ???」
八郎「そして、お前より安く家を建てさせるようにしてくれ!」
同僚A「」
同僚Aが固まっている。
スプーンにはカレーが載ったままだ。
あら、変な事言い過ぎたかな。。。
そんな後悔を感じ始めた次の瞬間。
同僚A「八郎さんっ!八郎さんもついにマイホームですかっ!?」
と、キラキラと目を輝かせながら俺を見つめている。
八郎「ま、まあ、そんなところだな」
なぜ同僚Aがキラキラ目を輝かせているのか違和感は感じるが
同僚Aは少なくとも否定的な雰囲気では無さそうだ。
同僚A「いやあ、めでたい事じゃないですか!全力で協力させてもらいますよ!」
八郎「お、おう、そうか、それはありがたい」
同僚A「俺の担当、年齢は若かったですけど、体育会系でガッツはありそうでしたよ」
八郎「そ、そうか」
同僚Aは自分の担当を推しているようだが
若くて体育会系でガッツがあると値引きが望めるのかはナゾだ。
同僚A「わかりました!会社の先輩が買う気満々だから、頑張って値引きして好条件出すように言っておきますね!」
八郎「おお、それはありがたい」
紹介された人間が成約すると
同僚A「それにですね!俺が紹介した営業で家を成約すると」
同僚A「紹介特典があるんですよ!!」
八郎「なにぃ、紹介特典だとぉ!?」
そう言うのは早く言えよ、同僚A。
今日イチ、お前の発言の続きが気になるぞ。
同僚A「俺が紹介した営業と家の成約が取り交わされると。。。」
八郎「(コクコクコクコクっ)←首を縦に振る音」
同僚A「何とっ!」
八郎「(ブンブンブンブンっ)←首を激しく縦に振る音」
同僚A「現金5万円がプレゼントされますっ!」
八郎「お。。。お、おー、おう」
同僚A「あれ、何か嬉しくなさそうですね?」
八郎「いや、嬉しくなくは。。。ないけど。。。その。。。」
確かに臨時ボーナス5万円って言われると
天にも昇る気持ちになりそうなのだが
4000万円払う内の5万円還元っ!、と言われても
えーそれだけえ?とか(←かなり失礼)
なんだかなー、となって地面の土に
ラクガキを始めたくなる気持ちになるのである。
同僚A「八郎さん、わかってないなあ」
八郎「な、何がよ?」
同僚A「その成約の現金5万円プレゼントは奥さんに黙っておいて」
同僚A「後日営業からこっそりもらったらいいんですよ!」
八郎「むむっ、そ、それなら。。。悪くないかも(魔)」
その5万円は家の資金の消えると思っていたが
俺のポケットマネーになるのであれば
それはそれでオイシイ話ではある。
なかなかお小遣い事情も厳しい情勢だ。
そんな臨時ボーナス、なかなか無い話だ。
同僚A「ちゃんと営業には値引きもするようにしっかり言い聞かせておきますから!」
八郎「そ、そうか、じゃあ頼んだぞ!」
同僚A「任せておいてくださいっ!フッフッフッ」
こうして同僚Aの営業の紹介が決まった。
しかも成約時は5万円のポケットマネーボーナス込みである。
俺の携帯番号は営業に教えて良いように伝えた。
万事整えば、同僚Aを担当した営業から電話がかかってくるだろう。
俺はこの時、同僚Aの協力的な態度に感謝した。
知り合いからハウスメーカーの営業を紹介してもらうメリット
もし、自分の知り合いが直近で家を建てたとして。
そのハウスメーカーが気に入っている・問題ないのであれば
知り合いの営業を紹介してもらうのは手である。
まず、ハウスメーカーによっては
家の成約が決まった場合
紹介した人、された人に成約特典が付くことがある。
それはハウスメーカーによって様々だが
自分がそのハウスメーカーで家を建てる事が
問題ないのであれば、紹介制度は積極的に利用すべきだろう。
また、家を建てようとしている人の立場からすれば
いわゆる「営業ガチャ」と言われる
いわゆる営業ロシアンルーレットから解放される可能性がある。
何のつても無くハウスメーカーの門を叩くと
どんな営業が出てくるのかは運否天賦になる。
しかし、その運否天賦が軽減される可能性があるので
家を建てた先人のハウスメーカー営業の評判が良ければ
利用しない手は無いだろう。
ただ、1つ注意しないといけないのは
先人と営業の相性は良かったかもしれないが
自分とその営業の相性が良い事が
保証されているわけでは無い、という事だ。
他人と相性のよい営業が
そのまま自分との相性にも当てはまるかは
絶対にそうとは限らないので
過度の期待はしない方が良いだろう。
知り合いからハウスメーカーの営業を紹介してもらうデメリット
逆に、デメリットがあるとすれば、これは
「断りにくい」
という事だろう。
紹介してくれた知人の顔に泥を塗ってしまう行為になるかもしれないからだ。
しかし、ひとつ言っておきたい。
そんな事を気にしてはならない
✅紹介してもらった営業との相性が合わない
✅紹介してもらったハウスメーカーが思っていたものと違った
もしそんな状況になったら
遠慮なくお断りすることだ
一生に一度の買い物である。
しかも金額はウン千万だ。
この家は違う。。。営業がおかしい。。。
そう実感したら、しっかりお断りして
次に向かう事をおススメする。
紹介してもらった人にも正直に言って
ひとこと詫びを入れれば、理解してもらえるだろう。
なぜなら、先人もウン千万の買い物を目の前にして
いろいろと悩んだはずだ。
そんな先輩施主がお前らの悩みを
理解できないはずが無いだろう。
よって、知人の紹介制度は積極的に利用して良いだろう。
ハウスメーカーにもお前にも知人にも
Win=Win=Win
の関係になるはずだから。
俺の新しい家の話、今日はここまで。
次回予告
鉄骨住宅のハウスメーカー、キュービックホームで
家を建てた同僚Aの営業の紹介をしてもらえるように画策した俺。
鉄骨住宅がマイホームになる可能性が少し近づいた気がした。
これに対して、嫁は嫁で
ハウスメーカーの絞り込みを行っていた。
またしても、夫婦で好みのハウスメーカーがわかれる構図になるのか?
次回「鉄骨を支持する夫と木造に住みたい嫁の仁義なき戦いが始まる」
お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!
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