快適エアリーのデメリット
「ガラリ」と言われる通風口のビジュアル
快適エアリーを導入すると
1Fには写真のような「ガラリ」が床に付くというか
開くというか、そういう状態になります。
この床から生えているというか
妙に主張してくるビジュアル。
これを施主がどのようにどう感じるか
で採用か非採用かが結構分かれるみたいです。
八郎個人としては、全く問題ありません。
むしろ冬なんかは
下から温風が出てきてくれるのでありがたいくらいです。
ただ、見た目の問題で
採用を見送る方も少なくないと聞きました。
また、家具やソファなどの配置換えをしたくても
このガラリの上には置けないので
配置換えに、若干の制約が入るのも事実です。
(ただ窓際などの家具を設置しないであろう場所が殆どなので、それほど問題はないかと思いますが)
また、小さなお子さんがいると
通風口の上で遊んで、冬場低温火傷をしないか?
また、通風口になにかこぼしたりしないか、
そんなリスクも考えてしまいます。
床に通風口
と言う、従来のにはないビジュアルを
受け入れる事が出来るか?
がひとつの別れ目になりそうです。
フィルターの掃除が2週間に1回
このガラリは「吸込グリル」と
「噴出グリル」の2種類があります。
噴出グリルは
運転時は空気を噴き出しているのでそれ程汚れる事はありませんが、
吸い込みグリルは、常に空気を吸い込んでいるので
一定期間(1-2週間程度)での掃除が必要になってきます。
また、グリルカバーは専用の工具で取り外しをすることになります
(専用の工具じゃなくても取り外せるんでしょうけど。。。)
結構グリルの数は多いので、全部はしなくて良いかもしれませんが、
1個1個外して、キレイキレイするのは、地味に面倒かもしれません。
設置費用が高い
快適エアリーの最大の弱点は「費用」です。
八郎家、建坪32坪4LDKでの、快適エアリーの設置費用。
1Fのみ80万 2F40万(※2Fのみの設置不可)
1F2F込みで120万の見積もり
でした。
30坪代のおうちの見積もりは
だいたいこのラインの価格になるようです。
恐らく家の広さで若干話が変わってくるでしょう。
もし、1階のLDK和室+2階の3部屋の4LDK間取りの
標準的な家にエアコンを完備した場合、
○1階 38万 ※快適エアリー80万▷差額42万
✅LDK 30万
✅和室 8万
○2階 24万
✅主寝室 8万 ※快適エアリー40万▷差額16万
✅洋室1 8万
✅洋室2 8万
◇1+2階エアコンのみ合計:62万 ※快適エアリー120万▷差額58万
となってしまいます。
加湿型空気清浄機5万円を
仮に各部屋に設置してもプラス5万×5部屋=25万。
それでも、差額は23万です。
快適エアリーは、確かに快適なんでしょうが、
非常に高額なのがネックな商品です。
冬場空気が乾燥しやすい
夏場はジメジメした湿気を吸湿してくれるので
とても快適でいい感じなんですが
調湿機能は無いので
冬場は室内の乾燥が激しいと聞きます。
加湿器が必須とか、洗濯物を室内干ししている等
対策が色々と施主のブログに出ていますが
結構乾燥する、というのを頭に入れておくべきでしょう。
▶▶▶快適エアリーを2階に設置する時の注意点◀◀◀