どうも!八郎です!!
ハイムとの外構初打ち合わせの真っ只中です。
北側駐車場は、リアゲートを開けるために奥行きを気にしながら停めるのは嫌だったので、
南側の庭をいじめて(狭くして)でも、北側の駐車スペースを広く取ることにします。
「 庭を広く取りたい!!」
と思うであろう大方の意見に逆行するかのような八郎家。 その理由は
✅①南側の庭は洗濯物が干せるスペースがあれば良い(庭のメンテが面倒)
✅車がゆっくり停められて、リアゲートも気にせず開けられるスペースの駐車場が欲しい
という、超現実主義から生まれた結論でした。
さて、更に外構の細部をどんどん詰めていきます。
正面の駐車場、コンクリートを入れることにしているんですが、
クラック(ひび割れ)が入らないようにするには、
こうすると防止策になるみたいです。
それは果たしてどのような方法か?
それでは続きをどうぞ!!
駐車場コンクリの間に芝生の目地を入れる理由

外構担当「他に何か気になるところはありますか?」
駐車場のスペースを確保するために、家を南に30cmずらす事を決めた八郎家。
カラーパースを見て、気になったところはどんどん質問していきます。
八郎「駐車場の土間コンクリートにラインみたいなのが入っていますが、これは?」

外構担当「はい、これは芝生の目地を入れています」
八郎「えっ?芝生って人工ですか?」
外構担当「いえ、これは天然ですね」
八郎「むむっ、これって車のタイヤで踏み踏みしたら、芝生傷みません?」
外構担当「ある程度、踏みつけられても大丈夫な『高麗芝』を入れてます」
八郎「会社に遅刻しそうで、間に合わないからアクセル全開でホイールスピンさせながら車をスタートしたら芝生傷みますよね?」」
外構担当「」
嫁「。。。お願いだから馬鹿な質問は辞めてくれる?」
八郎「ハイスミマセン…」
嫁「。。。でも、実際、タイヤを芝生の上に乗せて車発進させたら、傷みませんか?」
嫁も、やはり同じような疑問を持ったようで、
外構担当に質問してくれます。
しかし、コンクリートとコンクリートの間に芝を挟むのには、
デザイン以外にも、重要な理由が隠されていました。
外構担当「全く傷まない、と言えばウソになりますが、実はこの芝生の目地を入れているのには理由があるんです」
コンクリートも条件によっては収縮する

嫁「え、デザイン的なものではないんですか?」
外構担当「はい、もちろんデザインの一面もあります。コンクリートがばーんと広がってるとちょっと味気ないですよね」
八郎・嫁「(コクコク)」
外構担当「しかし、他にも理由があるんです。まず、この目地、ひとつめは①車の駐車スペースを意識してデザインしました」
八郎「と、言うと?」
外構担当「5ナンバーの車の横幅なら、この目地の枠内に停めればきれいさっぱり収まります。要は青空駐車場のホワイトラインの役目です」

八郎「えっ、それめっちゃいいじゃないですか!!」
嫁「ステキですね!!車も停める指標があるから停めやすそう」
外構担当「ありがとうございます//」
外構担当、ものすごく嬉しそうです。
八郎家が外構担当を手放しで褒めたのも、
これが初めてかもしれません(笑)
最初から値引の件で詰め寄られ、ビクビクしていた外構担当も、
ようやく、提案冥利に尽きる、と言った所でしょうか?
しかし、外構担当、すかさず次の言葉を付け加えます。
外構担当「目地を入れるふたつ目の理由、それは②土間コンクリートのクラックを防ぐためです」
嫁「クラック?」
八郎「ひび割れの事だよ」
コンクリートとの間にスキマを作ることでストレスを分散する

外構担当「コンクリート土間の駐車場に、ひびが入っているのを見たこと無いですか?」
八郎「うーん、人の家の駐車場のコンクリートの状態は見たこと無いですね。。。」
外構担当「ですよね。。。」
外構担当、ちょっと腕組みして考えた後、また説明を始めます。
外構担当「我々も、クラックが入らないように、駐車場の土間コンクリートは」
外構担当「筋金を必ず入れてコンクリートを流し込みます」
嫁「スジキン…?その筋の金融関連の人???」
八郎「何バカな事言ってんだよ、それは俺の役割だろ。▼こんなヤツだよ、鉄の棒の格子みたいなヤツ」

嫁「ふーん。。。」
外構担当「これだけでもクラック防止としてはかなり有効なんですが」
外構担当「しかし、目地を入れずに全面打ちっぱなしにすると、どうしてもクラックが入りやすいんですね」
八郎「全面打ちっぱなしにすると、何でクラックが入りやすいんですが?」
外構担当「コンクリートって、固まった後でも結構水分含んだり、外気温で収縮もするんです」
八郎「えええ、そんな風には見えないですね」
外構担当「はい、コンクリートって固まったら強固になるイメージですよね。それはある意味間違ってはないんですが」
八郎・嫁「(コクコク)」
外構担当「寒暖の差や、感想・雨量による水分の含有量の差で、コンクリートは収縮するんですね」
八郎「はぇーそうなんですね」
外構担当「これを大きな一枚物のコンクリートにしてしまうと、ストレスが大きくなり、寒暖差や水分量の差で、クラックが入りやすい状態になります」
八郎「むむむ、それはまずいですね」
外構担当「しかし、コンクリートとコンクリートの間に目地を入れることで、その伸縮のストレスを分散させてひび割れ対策をしている、と言う意味合いが一番強いです」
八郎「じゃあ、この芝生の目地はあったほうが良い、という事ですね」
外構担当「クラックを防ぐ、と言う観点ではあったほうが絶対良いです」
八郎「うーん、打ちっぱなしにすればお金節約できると思ったんだけどなあ」
外構担当「はい、それも仰る通りなんですが」
嫁「えー、でもこの天然芝の目地、オサレだし、車を停める時の目安になるからとてもよいと思うけどなあ」
八郎「ん。。。確かにそうだね。それに、コンクリートがひび割れしている駐車場は、見ていると悲しくなりそうだから、ここは提案の通り、素直に天然芝の目地を入れよう」
外構担当「ありがとうございます」
八郎「あ、外構担当」
外構担当「はい、なんでしょう?」
八郎「これって、芝じゃないとダメですか?何か黒や白の玉砂利なんかも見たことあるんですけど」
外構担当「はい、大丈夫ですよ。ただ。。。」
八郎「。。。ただ?」
外構担当「若干追加料金が発生しますね、砂利の種類にもよりますが」
八郎「むむむ、そう来たか。。。」
外構担当「ここは即答じゃなくて大丈夫ですよ、話し合われて決めてください」
(次回へ続く)
※八郎・注
駐車場の土間コンクリートに目地を入れれば100%クラックが防げるわけではありません。
あくまで「クラック防止の観点からすると、有効的な手段」でございます。その点ご了承くださいませ。
という事で、駐車場のコンクリに目地を入れるとクラックを防げるかもね、というお話でした。
コンクリートのひび割れは見ると悲しくなりそうなので、
ここは先行投資してクラック防止策を選択した次第です。
…本当にクラックが出ないと良いんですが…
さて、外構打ち合わせも漸く進んできました。
この調子で、どんどん決めていきましょう。
君は、選び抜くことができるか。
コメントを残す