建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

#072 本当にトクする?太陽光発電の誘惑

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

光熱費シミュレーション「SIM-HEIM」にて
八郎家の光熱費をシミュレーション。

現状の旧居での「ありのまま」の光熱費は
年間22万かかっていたのが
セキスイハイムで
「太陽光発電システムを4kWh搭載」すると
売電やら自家消費やらで光熱費が2万で済むとの
シミュレーション結果が出ます。

      

本当なのかウソなのか
よくわからない話なんですが
それにしても1つ気になる事が。。。
それは、シミュレーション上の
太陽光発電の搭載パネル量が
「4kWh」になっている事。

         

bjベーシックの太陽光発電パネルの
標準搭載量は「2kWh」なはず。
なぜ2kWh増えているのか?
なぜ2kWhでシミュレーションしないのか?

              

サービスで増やしておきました!
と言うのであればありがたい事この上ないんですが、
どうやらそうではないようです。当たり前か(笑)

           

そのパネル搭載量が
増えている真意は如何に?

        

それでは、続きをどうぞ!!

更に新しい見積もりが。。。

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八郎「いや、このシミュレーション、『4kW』て書いてあるんですけど。。。」

八郎「bjベーシックの太陽光は標準4kW搭載でしたっけ?」

ハイム営業「いやそうではないんですが、実はですね。。。」

        

そう言って、怪しさがプンプン漂う封筒から
更に2枚の紙を出してくるハイム営業
今までの打ち合わせでは感じられなかった
妙な「商人の空気」みたいなものを
ハイム営業から感じます(笑)

         

ハイム営業「実は。。。太陽光を4kWh載せる見積もりを作成しました」

八郎「え?」

         

なんと、ハイム営業からの提案です。
しかもお金がかかる提案(笑)
今までどちらかと言うと
受け身で我々の意見をふんふん聞いてくれていたので
いきなりお金が乗っかる提案をしてくる展開に
戸惑いを感じます。

        

ハイム営業
2枚の見積もりをテーブルにパンパカパーンと提示し
なぜか「謎の」自信に満ち溢れた表情で
次の瞬間、こう告げます。

      

ハイム営業「太陽光は、4kWh載せた方がよいと思われます!」

八郎「!!!」

嫁「。。。」

        

       

見積もりには、しっかり

      

「2kWh(bjベーシック標準仕様)0円」

の下に

「2kWh 追加 800,000円」

の記載が追加されています。
1kWh増やすと40万値段が上がるようです。

        

この辺の「1kW40万」という価格設定が
正しいのかどうかもよく分かりませんが
(▲ぶっちゃげて言うと高いです)
それ以上にわからないのが
「4kW載せてたほうが良い」の
「良い」という抽象的な表現です。

         

入社数年目の若手営業ならともかく
「所長」の肩書きをもつ「ハイム営業」が
「良い」という抽象的この上ない表現を
使うことに強烈な違和感しか感じません。
とりあえずストレートに聞いてみる事に。

        

八郎「すみません、どの辺が『良い』と言われる所以なんですか?」

4人家族の光熱費がチャラになる?

ハイム営業「よくぞ聞いてくれました!」

       

ハイム営業は嬉しそうに話を続けます。

       

ハイム営業「家の電気をどのように使われるかにもよるんですが」

ハイム営業「○○地方(←八郎が住んでいる地方の名前が入ります)では4人家族の光熱費は」

ハイム営業「4kWの太陽光パネルを載せることで、光熱費はトントンか若干の手出しで済むと言われています」
(※八郎注:八郎の都道府県は温熱区分「6」相当の地域になります、結構暖かいです)

         

…なるほど、確かに八郎のシミュレーションは
年間22万に支払い→2万になっていた。
この話はあながち適当な話ではないようです。

        

ハイム営業「そこでです。八郎様は現在、bjベーシックで太陽光が2kW標準で搭載されています」

八郎・嫁「(コクコク)」

ハイム営業「と、言うことはですよ。ひとつの考え方なんですが」

ハイム営業「もう2kWh増設したとしても、通常の半額で太陽光が4kWh搭載できた、と考えることが出来ませんか?」

八郎「。。。」

嫁「。。。」

         

。。。いや、まあ、確かにそれはそうなんですが。
そこまで積極的に投資して
太陽光パネルを増やす必要があるのでしょうか?

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ハイム営業の熱弁は続きます。

       

ハイム営業「太陽光を4kw搭載すると、年間22万の光熱費が2万で済みます。差額は20万ですね」

八郎・嫁「(コクコク)」

ハイム営業「そうすると、太陽光発電の追加投資80万は、4年でペイできる計算になりませんか?」

八郎・嫁「え?え?。。。えぇーっ!?」

ランニングコストは?メンテナンス代は?

そんな美味しすぎる話があるんでしょうか?
確かにbjベーシックと言う商品の特性のお陰で、
少ない投資で太陽光パネルをお得に設置することは出来そうです。

         

しかし、4年でペイできるなんて、もし本当にそうなら
日本全国、1億総太陽光発電システムのはずです。
全HMが、光熱費を下げてお得に家を買ってもらうために
太陽光を標準搭載にして売り出すはず。
なぜそうならないのかが疑問です。

         

それに、「美味しい話には毒がある」ではありませんが
実際、メンテナンス費用や
ランニングコストについて一切触れられていません。
ここは突っ込まない訳には行きません。

        

八郎「流石にメンテナンス代はかかりますよね?」

ハイム営業「そうですね。パワーコンディショナーと言う」

ハイム営業「太陽光で発電した電気を家庭用の電気に変換する機械があります」

ハイム営業「これが、約20年に1回の交換で金額で20万見ればよいと思います」

ハイム営業「年に1万円積み立てる、と思ってください」

八郎「他には?」

ハイム営業「他は。。。多分無いですね。定期的に発電量はチェックして頂いて」

ハイム営業「著しく発電量が継続して低下した場合、何らか問題が発生していると思いますので」

ハイム営業「ハイムに電話してもらえればOKです」

八郎「え?他に費用はかからないんですか?」

ハイム営業「はい、基本的には。施工のトラブルでしたらハイムが持ちます」

ハイム営業「悪天候などで故障した場合、設置から10年間は基本的に保証の対象になります」

         

なんと!
パワコンを20年に1回交換すれば
後は発電状況を見て
発電量が著しく落ちればハイムに電話すれば
本当にそれでOKなんでしょうか?
だとすれば、パワコン20万円分を20年で按分すれば
年間のメンテナンス代は1万円で済む訳です。
これが本当だとしたら
太陽光発電は素晴らしい仕組みになりますよ!

よぉーく考えよーう♪ お金は大事だよぉー♪

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ここでちょっと蛇足です。
地域によっては、寒冷地などで
冬場の光熱費が極端に高かったり等
冬場は屋根に雪が積もり、発電できないなど
特殊な事情により、上記のシミュレーションが
通用しない地域や家庭もあるかもしれません。

     

しかし、強引な論法ですが、
ハイム営業が提示した太陽光2kW8h0万の見積もりを単純に倍にして
4kWh設置で160万の初期投資をしたとします。

        

八郎家の現在の実績から年間の電気代22万であることを算出し、
太陽光発電を4kW設置すると年間の電気代が
2万になる計算をハイムはしています。
年間20万オトクになれば、8年間で160万をペイできます。
ついでに9年目で、20年に1回交換が必要な
パワコン代20万も捻出できます。
と、言うことは9年で太陽光発電システムを設置した
初期投資は回収できることになります!!


。。
。。。
いやいやいや、本当にそうでしょうか?
よく考えてみてください。
まず、太陽光発電システムは
多くの方がローンを組んで
多くの年数をかけて支払うことになります。

          

仮に35年ローンで支払う場合
160万の太陽光発電システムは
幾らになるんでしょうか?

          

太陽光パネルの発電効率は
設置当初も、20年後も同じ効率で
発電してくれるのでしょうか?
経年劣化は無いんでしょうか?

                     

そもそも、そんな回収が確実に見込める設備だったら
全HMが標準装備にしてもおかしくないと思うんですが
標準装備になっていないのはなぜでしょうか?
(次回へ続く)

         

太陽光発電システムの増設を力説するハイム営業。
それに、何となくなびきつつある八郎家。
情弱者は上辺の話に騙される、の典型的パターンです。
そんな、お得か損か分かるはずも無い八郎家に、
更にハイム営業のプレゼンは続きます。
そう、プレゼンは太陽光だけでは終わらないんです。。。

次回「ハイム営業、太陽光に快適エアリーを売りつけにかかる」

君は、選び抜くことができるか。

※太陽光発電の家に1年間住んだ事実を
綴った記事はコチラをご覧ください。

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