建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

#619 コロナ禍で家づくりはどのように変わってしまったのか?

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

今回より新章
「給付金ももらったし、カーポート建てますか」
をお送りしたいと思います。
何とも不謹慎な題名ですね。
イヤな気持ちにさせてしまったのなら
申し訳ありません。
即刻ブラウザバックしてください、
よろしくお願いいたします。

      

さて、給付金って何の給付金かと言えば
サムネでお分かりいただけるかと思いますが
新型コロナウイルス感染症の影響による不況への対策として
国から支給された国民のほぼ全員を対象とした
「特別定額給付金(10万円給付)」
の事でございます。

        

この記事を書いている現在では
「オミクロン株」が世界的に流行し
日本でも懸命の水際対策が取られている状況。
まだ「アフターコロナ」と言ってしまうのは
時期尚早な感は否めません。

      

しかし、世界に「新型コロナウイルス」が
出てから約2年が経過した2021年12月現在。
折角の家ブログでありますので
この新型コロナウイルスの出現で
家づくりはどのように変わってしまったのか?
コロナ禍の前に家づくりが完了した
イチアホ施主が、個人的な思いで
振り返ってみたいと思います。

       

ま、いわゆる新章の前フリというヤツです。
あくまで個人のつぶやきなんで
「根拠は?」とか「本当に調べたの?」なんて
厳しいお言葉はナシでお願いします。

       

それでは、続きをどうぞ!!

SARSの発生から17年 日中の関係は大きく変化した

2019年の暮れには中国の武漢で
「新型コロナウイルスに感染した人が現れた」
なんて報道がありました。

        

ちょっと前には似たような事案で
SARS(重症急性呼吸器不全症候群)という病気が
2002年に同じ中国で発症しましたがそれは
発生から約8カ月で収束。
日本は恐らくどこか「対岸の火事」としてしか
コロナウイルスの事を見ていたのかもしれません。

       

しかしSARSの発生から17年が経過した間に
日本と中国の人の行き来は大きく変化を遂げます。

       

中国の急激な経済成長を背景に富裕層が増大。
その富裕層が日本をはじめとする世界各地へ
旅行をするようになったのです。
日本は、外国人観光客における
中国人の割合は元より経済効果について
無視できない程の大きなプラスの影響がありました。
ここ5年程度で、公共の掲示板や案内所も
中国語での表記も増えましたし
観光地やショッピングセンター要所には
日本語と中国語が話せる人の雇用が進みました。

       

免税店にも力を入れる所が増え
2010年代中盤までは、家電・化粧品・おむつなどの
中国人による爆買いが話題に上りました。

                  

パンピーの小生にとっては
それを疎ましく思う事もありました。
しかし、日本経済においてのそれは
最早無視できない存在になる程
大きな経済効果をもたらす事になります。

        

このビジネスチャンスを逃す訳にはいかない
日本は中国人観光客をあの手この手を使って
受け入れ要る準備を整えます。
そしてその後、爆買いは収まるも多くの中国人観光客が
日本に来るようになりました。
この歴史の違いが、日本だけでなく世界に
新型コロナウイルスを蔓延させる理由のひとつとなります。

生活が大きく激変するのはトイレットペーパーの買い占めが始まった頃

日本でも2020年になってから徐々にコロナウイルスに
感染した人たちが出始めます。
でも正直、まだこの頃はまだ、対岸の火事でした。

       

しかしマスクがコロナウイルスの感染防止に役立つ
という報道が出てから、いきなりマスクが店頭から
姿を消します。この時は医療用のマスクも不足するほど
マスク不足が深刻化し、我々パンピーが店頭で
マスクを自然と購入できることは皆無でした。
「どこどこでマスクの販売があるらしい」
といううわさが流れれば、その店には
早朝から長蛇の列ができ
メルカリなどではマスクが普段の10倍以上の価格で
転売されていました。

       

そして、そこから第二のデマ
「マスクの原料にもなっているトイレットペーパーが不足するらしい」
という情報が瞬く間に拡散。
各地でトイレットペーパーの買い占めが起こり
トイレットペーパーが今度は入手困難
メルカリなどでは普段の3倍から5倍の価格で
転売される事態となります。
これが2月末のお話し。

     

そこから3月を過ぎるとコロナウイルスの感染者が急激に増加。
外国の様にロックダウンにこそならなかったものの
「緊急事態宣言」なる物々しい宣言が発令され
学校は休校。お酒を提供する店も原則お休み。
レジャーや旅行も軒並み自粛。
今までに経験したことない事態へ
日本は足を踏み入れていきます。

       

小生はゴールデンウイークも仕事をしていたのですが
あんなに車のいないゴールデンウイークは
恐らく生きている内に経験するのは
あの2020年くらいじゃないかと今でも思うくらい
渋滞の全くない、平日の夜中のような車の量でした。。。

コロナ禍で展示場は閉鎖、商談もリモートが中心に

政府も不要不急の移動を自粛するよう呼びかけ
それはビジネスシーンにも否応なしに波及します。
小生の業界もテレワークが増え
在宅で会議が出来るように、ZoomやTeams等の
クラウドミーティングが爆発的に普及します。
イイ事か悪いことかは置いておいて
在宅や集まらなくても会議が開けるようになったのは
ある意味今までの仕事のあり方を変えたのは事実です。

       

そして、その波及は家づくりにも確実に影響が出ます。
まず、密を避ける(最近この言葉あまり使わなくなったよね)
との理由で、展示場が閉鎖
無いし予約のお客さまのみの使用となりました。
展示場にフラッと出かけて、営業に色々話を聞かされた
なんて話は無くなっちゃうのでは?何て思いました。

      

また、クラウドミーティングの波及は
家づくりにも及ぶ事となり
オンラインでの「家づくり相談会」なるものを
大手ハウスメーカーが実施する所が増えてきました。
但し、これは全メーカーが出来たという訳ではなく
出来た所・出来ない所と明暗が分かれていたのも事実です。

        

それに、クラウドミーティングでの
家づくりの打ち合わせも
ある程度までは進むと思いますが
実際にショールームや現場・現物を確認しながらの打ち合わせは
特に2020年の前半は苦労が多かったのでは
と推測します。

       

実際、小生も仕事で他企業との商談を実施しますが
リモートでの商談はテンポも悪く熱気も乏しく
小生の様に空気や勢いを利用するムードタイプの人間には
完全にマイナスでした(笑)
もしこの時期に小生が家づくりをしていたら
良い家が出来ていたのか、不安に思ってしまいます。

海外からの建材や資材の入荷不安定と高騰

コロナ禍は海外から輸入している建材や資材の
価格高騰、入荷不安定ももたらします。
入荷が不安定・未定になる事で完成・引き渡しが
遅延するHMが続出します。
1部の商品は入荷未定になったり
製造が出来なくなり一時リストから削除されたり
等も発生します。

        

我々が経験している出来事は
200年に1度の天災レベルの出来事で
間違いなく歴史の教科書に載り
後世に語り継がれる出来事です。

        

2020年には東京オリンピックが予定されていましたが
1年の延期が決定。しかし、1年後の2021年になっても
コロナ禍は収まっておらず
開催するのか中止するのかの是非が
ギリギリまで行われていたのも
記憶に新しいです。

         

2019年のネットニュースでは
「家の建て時は東京五輪後」
なんて適当な事を吹いて回っていた
人もいましたが

それを本気にしていた人は
果たして家を安く手に入れた事が出来たのでしょうか?

       

未来の事なんて誰もわからないんだから
家は建てたい時に立てればいいじゃん
元々そんな意見の持ち主でしたが
この一件以降、ますますそう思うようになっったのは
言うまでもありません。
(次回へ続く)

        

新型コロナウイルスの発生は
家づくりにも間違いなく変化をもたらしました。
。。。なーんてちょっと真面目な話を書いてみました。

        

今回当ブログで言いたかったのは、最後の方の
「家の買い時は●●」なんてのは当てにならないという事。
適当に言う人も言う人だけど
それを何でもかんでもネットニュースに上げてしまう
風潮もいかがなものか?と思ってしまいます。

       

さて、つまらない前置きはそれくらいにして
次回から本題に入りましょう。
このコロナウイルスの不況対策として
ほぼ国民の全員に支給されたという
「特別定額給付金(10万円給付)」
あなたはいったい何に使いましたか?

      

そんな話をしていきたいと思います。

        

次回「コロナ禍で出た「特別定額給付金」何に使う?」

情弱施主の、魂の叫びを聞け!

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