建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

8大会ワールドカップを見ている昭和のおっさんがカタール大会の日本代表を語る(3)コスタリカ戦

おう、俺だ(@eightblog_hachi)

         

今日もワールドカップ日本代表について語るぞ。
日本代表が勝ち続けるまで
試合の振り返りや俺の勝手な思いを書きなぐる。
それまで「俺の新しい家の話」は休載だ。
せっかくの4年に1度のワールドカップだ。
その雰囲気に触れてくれ。

      

ちなみに、前回までの記事はコチラ。

さあ、今回はグループリーグ第2戦のドイツ戦だ。
ある意味、このコスタリカからどうやって
勝ち点3を取るかが、日本代表の命題かと思っていたが
ドイツに勝ったことで、その状況は変わってしまった。
それが、この第2戦の戦い方を、難しくしてしまったのではないか。

            

それでは、早速始めるとしよう。

        

8大会ワールドカップを見ている昭和のおっさんがカタール大会の日本代表を語る(3)グループリーグ第2戦コスタリカ編

     

始めるぞ、ついて来い!

グループリーグ第1戦を終わっての状況

スペインはコスタリカに7-0の大勝を収めたため
グループリーグ第1戦を終わっての順位は

1位 スペイン 勝ち点3 得失点差 7
2位 日本 勝ち点3 得失点差1
3位 ドイツ 勝ち点0 得失点差-1
4位 コスタリカ 勝ち点0 得失点差-7

となった。
楽観的なシミュレーションは
第2戦で日本はコスタリカに勝ち
スペインがドイツに勝つと
日本とスペインが勝ち点6となり
早々と決勝トーナメント通過が決まる。
しかしこれは日本が強豪国みたいな皮算用。
さすがに図々しいと言わざるを得んな。

       

悲観的なシミュレーションをすると
日本がコスタリカに負けて
ドイツがスペインに勝つと

1位 スペイン 勝ち点3
2位 日本かドイツ 勝ち点3
3位 ドイツ化日本 勝ち点3
4位 コスタリカ 勝ち点3

となり第3戦にスペイン戦を残す日本は分が悪くなる。
もし、ドイツが2点差以上をつけてスペインに勝ったりしちゃって
第3戦が両試合ドローだと、4チームが勝ち点4で並ぶ珍事が起こるが
得失点差でスペインとドイツが決勝トーナメントに進む。

      

また日本がコスタリカに勝って
ドイツがスペインに勝つと

1位 日本 勝ち点6
2位 スペイン 勝ち点3
3位 ドイツ 勝ち点3
4位 コスタリカ 勝ち点0

となり、コスタリカの敗退は決定なんだが
日本の通過は確定ではなく
もし第3戦で日本がスペインに負けて
ドイツがコスタリカに勝つと

1位 スペイン 勝ち点6
2位 日本かドイツ 勝ち点6
3位 ドイツか日本 勝ち点6
4位 コスタリカ 勝ち点0

という3チームが勝ち点6で並び、得失点差とか
総得点とかで1位・2位が決まってしまう。
スペインがコスタリカに7-0で勝利したため
スペインの1位通過は濃厚。
3戦目にスペインに負けても良いように
2戦目のコスタリカは得失点差を考えて
絶対に勝ちにいく、何なら点差をつけて勝つ
という条件が必要であることが浮かんでくる。

       


そもそも日本の皮算用は
コスタリカは勝ち点3を取り
ドイツ・スペインには2分けが1敗1分けで勝ち点4~5で突破。。。
だったはず。
ドイツにはたまたま勝ったけど
それでもコスタリカに当初の予定通り勝たないと
いや、相手次第では得失点差をつけて勝たないと
突破は危うい、と言うのが
第1戦を終えての日本代表の置かれている状況だったな。

コスタリカ戦 スターティングメンバ―

引用:https://soccermagazine.jp/national_A/17588082

前回からのメンバーの変更は
右サイドバックが酒井→山根。
アンカーが田中碧→守田。
サイドハーフが右伊藤→堂安、左久保→相馬。
フォワードが前田→上田。
5人を替えてきた。

        

仕方がない入れ替えは酒井が怪我。
まあそうかもね、という入れ替えは
守田はコンディションが上がったと判断。
前回得点の堂安のスタメン。

      

しかし上田と相馬はなぜ替えたのか。。。
個人的にはよくわからなかった。
前田大然良かったでしょ。
ちゃんと戦線からプレッシャーかけてたし
オフサイドになったけどゴールの匂いもしたし。
久保はこういう対戦相手にこそ、ドリブルで相手陣内を引き裂くという
良さが生きてくるはずなんだけど。

     

一方のコスタリカは前回7失点で崩壊した
守備陣を1部入れ替え。でも日本ほど入れ替えていない。
初戦を勝った日本が5人も替えてきたという事が
結構驚きをもって伝えられていた感じだった。

前半

カタール現地時間13時キックオフ。
日なたと日陰がくっきり浮かび上がるピッチと
午後の暑い時間帯の試合開始に一抹の不安を感じる。
序盤から日本は猛攻を仕掛け
コスタリカゴールを脅かす。
が、15分も過ぎるとコスタリカも落ち着き
がっちり引いて守るコスタリカに攻めあぐねだす。
すると、アジア最終予選でも見られた、敵陣内でボールを回すも
右から左にたらたらつなぎ
プレスが厳しくなると自陣にバックパスと言う
およそ得点の香りがしないプレーが再発。
あの、ドイツの時の勢いはどこへ行った、と言う感じである。

       

30分以降は暑さのせいか、それとも集中がきれつつあるのか
攻撃がなりを潜め、コスタリカに攻め込まれるシーンも出てくるが
決定的なピンチは訪れないまま前半戦を終了。

      

なんかアジア勢の試合で自陣にべた引きされて
攻めあぐねる日本代表を見ている感じで
支配しているのに全然ワクワクしなかったし
誰もが思ったであろうが、結論
グループリーグ3試合の中で1番つまらない日本の試合だった。

後半

最初から2枚替え。
長友OUT → 伊藤洋輝IN
上田OUT → 浅野IN
ポイチは前半の35分辺りにシステムを3-4-2-1に変更するも
長友がCBやってるなんて思わなかったので
実況の説明があるまで全く気付かなかった。
それほどミスマッチな選手の起用だった。
伊藤洋輝は3バックの左に入るのだが
この後、思わぬ形で世界に名を広めてしまう事になろうとは。。。

      

後半も最初はコスタリカ陣内に攻め込む。
しかし、10分を過ぎるとまたも膠着状態に。
チャンスは何度か作るが決定機は訪れないまま時間が過ぎていく。

        

後半17分 山根OUT → 三苫IN
ここで三苫を左のウイングバックに持っていき。
相馬を右のウイングバックに。
ここでドイツ戦同様、三苫がドリブル無双をするかと思いきや
肝心の後半に入った左CB伊藤洋輝が
後半に20分に投入したコスタリカの9番ベネットにプレスをかけられると
早々にバックパスや横パスを選択する消極ぶり。
実は9番ベネットが左CBの伊藤洋輝のプレスをかけに行ったときに
これまた後半20分に入ったコスタリカの左SHの20アギレラが
三苫の動きににらみを利かせていた。
これで伊藤洋輝は打つ手なくボールを自陣に戻さざる得なかった。
これはコスタリカのスアレス監督の完全に三苫対策として
フレッシュなベネットとアギレラを投入したからに他ならない。

      

その後、ボールが回ってこない三苫の落胆する顔を
国際映像が何度も射貫き
しまいには鎌田に劇を飛ばされる伊藤洋輝の姿も
国際映像がとらえたため
伊藤洋輝がデキない子みたいな構図が出来上がってしまい
国内・国外から伊藤洋輝が酷評されてしまった。
それまで、シュトゥットガルトに在籍しながらも
ほぼ無名だった伊藤洋輝の名前が
全世界に広まってしまう結果となった。

      

ただ、コスタリカの三苫つぶしに対する対応を
監督やベンチはもっと選手に伝えるべきだった。
守田や鎌田を、伊藤洋輝の近い位置でプレーさせ
マークを散らさせたり、パスの選択肢を広げる等手段はあったはず。
ウイングバックの三苫はコスタリカ陣内の深い位置に張っていたので
CBの伊藤洋輝がひとりでつっかけて三苫へのパスコースを作るには
ポジションを離れすぎるし決断できなかったのだろう
という同情も出来なくはない。

     

ここは監督やコーチ陣の指示やコーチング不足が否めない。
こういう選手間での意思統一が出来ていなかったのが
コスタリカ戦を更に難しくした。

      

後半24分、堂安OUT→伊藤IN。
伊藤の推進力に掛ける起用をするが。。。
後半36分、コスタリカがワンチャンスを物にして先制する。
日本のプレスも緩くなりコスタリカが
割と自由にボールを繋げるようになってきた時間帯。
コスタリカのシュートの後の日本のクリアが小さく
コスタリカ選手に引っかかった時
なぜかコスタリカの右サイドバックのフジェールが
ゴール前でどフリーになっていた。
これもVTRを見ると伊藤洋輝が対応しないといけなさそうだが
伊藤洋輝はフジェールを捕まえていなかった。
と言うよりは見てなかったようにも感じる。

       

さすがにゴール前ペナルティーエリアでドフリーで
ボールを受ければワールドカップに出てくるくらいの
選手が外すはずもなく、フジェールのコースを丁寧に突いた
「ふわり」としたシュートに権田も早く飛んでしまい
身体が伸び切った状態でのセーブとなってしまい
手にかすりはしたものの、ゴールに吸い込まれていった。

       

コスタリカはワンチャンスを見事にものにし先制。
その後コスタリカは日本の攻撃をしのぎ0-1で勝利。
日本がドイツにやったことを、コスタリカは日本にやってのけた。
しのいでしのいで、ワンチャンを物にした。
こういう試合運びが出来たコスタリカは我慢強く勝負強かったし
日本代表は、無失点を前提に試合をしたかったのだろうが
点を取りに行く形がいまいち中途半端で
ドイツ戦のような迫力は最後まで無かった。

総評

コスタリカ戦はリスクを冒してでも点を取りに行くべきだった

そもそもコスタリカ戦は勝ち点3を取りに行く試合だったはず。
勝ち点3が計算できるのは純粋な戦力の足し算引き算ではコスタリカだけだ。
しかし、ドイツ戦で勝利して望外の勝ち点3が手に入り
「まずは負けない」という試合運びをした事が大きな問題だった。

      

日本とスペインとドイツの3チームが勝ち点6で並ぶ可能性もある。
そうすると得失点差勝負になる訳だから
ここは当初のプラン通り、リスクを冒しても点を取りに行くべきだった。
スペインは勝ち点で並んだ場合、7得点の試合があるので得失点差で優位。
後はドイツと日本が、コスタリカ戦で何点差で勝つかが重要になる。

       

という考えに至った試合運びではなかったことが残念でならない。

ポイチの選手起用や戦術が謎

前田大然を休ませたかったのか、上田を使いたかったのかがわからないが
前田大然は全然悪くなかったのでそのまま使うべきだった。
また、引いて守るコスタリカには打開策として
ボールキープが出来る人と、自陣から鋭いパスが出せる人が必要。
そう言う意味では、久保にドリブルでボールキープさせる
あわよくば攻め込ませる。
アンカーに柴崎を使って、状況を打開する楔の縦パスを入れる
こういう展開が必要だったはず。
俺は柴咲はコスタリカ戦の為に使うために呼んだんだと思っていた。
そしてこういう時こそ、前線でタメを作れる大迫が一番必要だっただろう。
しかし、大迫を呼ばない時点で、このようなプランは出来ないはず。

        

結局、集まっている人たちはカウンター主体の選考な訳だから
リスクを負ってコスタリカにボールを持たせて
引っかかればカウンターみたいな戦い方でよかったはず。
それをコスタリカの策にハマってボール回して
攻め込ませようとしたため、選手は消耗してしまったという結果。

     

大迫がいないのは仕方ないとして、もっとボールがキープできる選手を
サイドに起用すべきだったし、楔のパスが出せる人をアンカーに起用すべきだった。
受け手はいなかったかもしれないけど。
ポイチは柴崎何のために連れてきたの?
コスタリカ戦で使わないで他の試合に使うの?

鎌田、実は不調説

ドイツ戦の時はそれほどボールにタッチしていなかったので
気のせいかと思ったけど、コスタリカ戦で核心に近い物を感じてしまう。

実は鎌田、不調なんじゃね?

完全に精彩を欠いているとしか思えない。
本人はどう感じているのか?
本当にコンディションが悪いなら、そう言ってもらいたい。
第3戦で鎌田は覚醒するのか???

        

コスタリカ戦を見て、ああ、悪い時の日本代表出ちゃったね。
これで次スペインは勝てないんじゃね?
そう思った日本人は相当多いだろう。

     

そして、スペイン対ドイツは1-1で引き分け。
スペイン先制もドイツ追いついて試合終了。
よくもまあ日本はドイツに勝てたもんだ。
もうスペイン相手には同じ展開にはならないだろう。
そんな気しかしない、コスタリカ戦の後だった。

      

そして、このスペインドイツの1-1引き分けは。
グループリーグ最終節にものすごいドラマを引き起こすことになる。

次回予告

グループリーグ最終節は同時刻開催。
お互いの試合展開・途中経過が非常に気になる展開に。
俺は、テレビで日本対スペインを見つつ
スマホでドイツ対コスタリカを見ていたのだが。。。
久々にサッカーでここまで興奮を味わえるような展開になろうとは。

       

次回「8大会ワールドカップを見ている昭和のおっさんがカタール大会の日本代表を語る(4)グループリーグスペイン戦」

絶対に負けられない戦いが、そこにはある!

【★告知★】家づくりをしている方を応援するサイト「コダテル」で八郎のブログが読める!詳細はコチラをクリック!!
画像をクリックすると、最新記事へとジャンプします!

▼我が家で使用しているおうち関係の商品紹介しています!
▼フォローするとTwitterでブログの更新情報がツイートされます!
▼押してもらえるとブログのヤル気に繋がります!
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 セキスイハイムへ
▼ブックマークはコチラから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。