建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

第51話 仮契約を迫られ対応に困る施主。どうしたらいいの?

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回のあらすじ。

        

新商品の規格住宅の提案・説明もそこそこに
信条営業から更なる提案。
それはなんと「仮契約」!

信条ホームにメチャメチャ惹かれている訳でもないのに
仮契約を勧められ困惑する俺たち。

       

そもそも、仮契約ってなんなの?
メリットあるの?
したらどうなるの???

         

「仮契約」とひと言で言われても
俺の頭の中は「はてなマーク」だらけである。

                 

ちなみに最初からこの話を読んでみたい
という奇特な方にはこちらのリンクを紹介しよう。

それでは、今日も俺の家の話を始めよう。

仮契約って、緩いけど軽くはない感じがする

信条営業「ですよね、そこでですね。。。」

八郎「はあ。。。」

信条営業「『仮契約』しませんか?」

八郎「えっ?」

       

信条営業から突然出てくるパワーワード。
「仮契約」
あまりに突然すぎて、事態が呑み込めない。
提案された間取りすらしっかり吟味もしていない。
それどころか、信条ホーム?どうだろうね?
くらいの評価しか今の我々にはないのに
「仮契約して!」と言われても正直
「はあ?」と言う感じである。

       

ただ、この「仮契約」と言う言葉。
まあまあ絶妙な雰囲気を醸し出している。
「契約」しちゃうと、もう後戻りできない感がある。
あなたと運命を共にします!
と宣言し、お金を振り込んじゃう流れ。
あくまで俺なりのドシロウトのイメージだが。

      

しかし、ここに「仮」が付くと
言葉の重みが全然変わってくる。
あくまで「仮」なので、契約やっぱりやーめた
なんて心変わりも容易に出来そうではある。

      

しかし、その一方で「仮」であっても
やはり「契約」なのである。
なんか、簡単には逃げられないような気がする。
自由じゃないような気がする。
軟禁よりは厳しい束縛を受けているような気がする。
何ともビミョーな立ち位置に置かれそうな気がする。

        

そうだ、何で信条営業は仮契約を勧めてくるのか?
我々にメリットはあるのか?
その辺を聞いてみることにする。

仮契約をするとどうなる

八郎「ちょっと待ってください、いきなり仮契約と言われても」

八郎「とても面食らいます」

信条営業「いえいえ、そんな重たい物ではありません」

八郎「仮契約をすると、我々にどういうメリットがあるのか教えてもらえませんか?」

信条営業「なるほどですね、それではご説明させていただきます」

八郎「ゴクリ。。。」

信条営業「まず。。。」

信条営業曰く「仮契約のメリット」

・新商品「キスミー」は販売終了しても契約できる
・1年間は見積もりの価格から値上がり無し
・真剣に建築を検討してくれる施主と言う認識になり、土地を真剣に探すなど、施主により親身になって対応する

・仮契約キャンペーン中、オプション100万円サービス

信条営業「。。。とまあ、こんな感じです」

八郎「えぇ。。。」

        

新商品の規格住宅「キスミー」が
巷では販売終了しても契約できる
これは確かに施主にとってプラスかもしれない。
まあ、限定数量という触れ込みはこの時点で
ウソになる事は確定するわけだが。。。

         

しかし3番目の「営業が施主により親身になって対応する」
とはいかがなものなのか?
土地探しなんぞ、仮契約しなくても
真剣に探してちょうだいよ、とクレームを入れたくなる。
仮契約しなくても親身にしてよ、と声を大にして言いたい。

        

これだと、仮契約しなかったら
ぞんざいに扱いますよ、と言われているようなものだ。
これはメリットなのだろうか。。。と
疑わずにはいられない。

         

信条営業「というか、まだ土地がお決まりでないお客さまには」

信条営業「仮契約をして、弊社のネットワークで土地を探すか」

信条営業「八郎様が自ら土地をお探しになるかの2択になります」

八郎「むむむ。。。」

        

なんとなんと。
自分で土地なんて探せる気がしないので
もし信条ホームで家を建てるとするなら
これは「仮契約」必須ジャマイカ?
なんか足枷をハメられるみたいで
全然気乗りがしないぞ。

仮契約の条件が驚きの。。。

ここで更なる疑問。
「仮」とは言え「契約」な訳だ。
何かしら書面を交わす必要があるのだろうか?
しかし、書面の内容には要注意しないといけないだろう。
とんでもない内容の文言が書かれていれば
仮契約でもとんでもない事になるかもしれない。

      

。。。なーんて書面の内容の事ばかり
気にしていた俺なのだが。
これから、仮契約のとんでも条件を
信条営業に聞かされることになろうとは。。。

        

八郎「仮契約って、書面結ぶくらいでいいんですか?」

信条営業「そうですね、この家を建てる、という事で仮契約の書面を結ぶんですが」

信条営業「他にも必要な物があります」

八郎「ほう、それはどんな?」

信条営業「はい。仮契約金として100万円振り込んでもらいます」

八郎「」

嫁「」

       

はあああああああああ?
何だって??
100万円振り込めだとぉ???
まさかの高額要求に開いた口が塞がらない俺たち夫婦。
いきなり100万円振り込めと言われるなんて
心の準備が出来て無さ過ぎで具合が悪くなってきた。

         

信条営業「あ、大丈夫ですよ。仮契約を解除したら」

信条営業「お金は全額返金されますよ」

八郎「いや、それはそうなんでしょうけど。。。」

          

いくら仮契約を解除したら100万円戻ってくる
と言われても、何か「人質」ならぬ「金質」みたいな感じだ。
「100万円、預かってるからな!わかってるだろうな?」
と言われているようなものである。
家を前向きに考えるための「仮契約」のはずが
全然前向きな気持ちになれないはなぜだろうか?
信条ホームで家を建てる気持ちが固まっていれば
「仮契約」にも前向きになれるのだろうか?
この仮契約制度は、我々の信条ホームへの想いを
冷え込ませるのに十二分な提案であった。

        

信条営業「とりあえず、仮契約だけでもしてみませんか?」

        

俺の新しい家の話、今日はこれまで。

次回予告

信条営業がいきなり迫る「仮契約」。
しかも契約金は驚きの100万円。
おいそれと出せる金額ではない。

        

しかし、仮契約をしなければ
土地は自分で探さないといけない。
どうする?仮契約???

         

次回「ハウスメーカーにおだてられ、いい気になる施主」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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