建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

第39話 悪徳で悪質な住宅営業に騙されないためにやるべきこととは?

 

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回までのあらすじ。

        

ついに注文住宅を建てることにした我々夫婦。
最初に何をすべきかを話し合ってみた。
ショッピングモールなどにある
住まいの窓口無料相談所を使おうかとも考えたが
そういうカウンターは中間マージンを取って
結果、自分たちが立てる家にそのマージンが転嫁される
と思い込んで、この手の無料相談を使わない事に。
そして「よくわからずに家を建てようとしている人あるある」の
住宅展示場に突撃する事を決意する。

今回は住宅展示場に突撃する前日の話。
住宅展示場に足を踏み入れる前の下準備を
夫婦で念入りに行っているようだが。。。

       

その下準備の「方向性」が
全然違うようで。。。

       

それでは、今日も俺の新しい家の話を始めよう。

悪質な住宅営業に騙されないためには

いよいよ住宅展示場に向かう前日の夜。
嫁はスマホ、俺はパソコンをにらめっこ。
明日の展示場に行くための下準備にお互い余念がない。

        

嫁「ああーこういうデザインいいなあ~」

嫁「おおーこういうのも捨てがたいなあ~」

       

嫁は専ら外観の画像をネットサーフィンしては
一喜一憂していた。もう外観どうしようか?
で、ひとり白熱モードである。

       

嫁「あー、このハウスメーカーは地域限定っぽいからダメかあ」

嫁「このハウスメーカー全国展開かなあ」

       

嫁は嫁なりに必死にマイホームについての
調べ物をしている感じだ。

        

片や、マイホームに興味のない俺は何をしているか、というと。。。

      

八郎「住宅営業にだまされないためには。。。検索っと」ポチットナ

       

とまあこんな感じである。
とにかくマイホームを建てるにあたって
住宅営業に騙されないためにどうしたらいいのか?
を一夜漬けで頭に叩き込む作戦である。

       

牛肉の100g単価が200円を超えると
手に取るのをちょっと考えてしまうような
小市民の俺としては、マイホームともなると
信じられない高額の買い物に
プレッシャーを感じてしまう。

      

まず、価値観というか相場観が全くない。
なので相手の言いなりになる事必至なのである。

       

悪質営業A「この建物は3000万円なんです!キリッ」

      

と断言されてしまうと
そうかそうか3000万円なのか、ソウナンデスネー
となってしまいその先が何も出てこず
留守録を頼まれたサルのように困惑し
途方に暮れている姿が容易に想像できる。

        

素人には、提示された家に3000万円の価値が
あるのかどうか全く分からないのだ。
なぜなら今までそんな高額な買い物もしたことないし
当然比較対象となるものももないし
更に言えばその価値すらわからない。
そもそも3000万円に値するか全く分からないのだ。

       

もうこの時点でパニック寸前。
家の適正価格ってどないやって見極めろっちゅうねん、こりゃしかし!
と、横山やすし師匠になってしまうのである。

騙されないためには住宅に関する知識を身につけろ、と言われるのだが

で、この手の検索をGoogle神に問い続けた結果
1つの結論として出てくるのは

「住宅に関する正しい知識を身につける」

という意見に辿りつく。
しかし、これも如何に楽して生きていくか
が信条の俺としては

住宅に関する正しい知識って短期間でどうやって身につければよいのか、オウッ!     

と、恫喝にも似た質問をぶつけたくなる。
正しい知識なんて1日じゃ身に付かないよ
という正論ティーをぶつけると
何も言えなくて夏、である。
恐らく、簡単に言えば中学校卒業程度の学力で
「はい、微分積分やってみてー」
と言われるのと同じくらいの難易度である。
もう何からどう手を付けて学べばよいのか
全く分からないのだ。

ローマへの道は1日にしてならず、よろしく

マイホームへの道は1日にしてならず

と言われるのもよくわかるのだが
あまりにも道のりが遠すぎて
道すら見つけられないのが今の状態なのだ。

        

だから正しい知識の身につけ方もわからないまま
結局この家は3000万円です!が正しいのか正しくないのか?
を堂々巡りする結果となるのである。

意味不明な「値引き制度」が更に不安にさせる

そして、俺のようなおバカ施主を更に恐怖のどん底に叩き落すのが
難解な「値引き制度」である。
例えば先ほどの「この建物は3000万円です!」って言われて
留守録を頼まれたサルのように俺が困惑していたら
見かねた悪質住宅営業が
「じゃあ500万引いて2500万ならどうですか!?」
と言われたら、500万円も引いてくれれば買うっきゃない!
と思ってハンコをついたとする。

       

しかし、実はその家の適正価格は2500万円だけど
500万ふっかけられた3000万円で提示され
500万値引きしたとして、元の2500万で販売されたとしたら?
販売のテクニックと言えば聞こえがいいし
俺が幸せな気持ちで2500万で買うんだから問題ないでしょ?
という人もいるかもしれないが、何だか釈然としないのは
たぶん俺だけでは無いはずだ。

        

もっと言えば競合他社の見積もりをチラつかせて
競い合わせると、値引きが勝ち取れるとか書いてあると
複数社の見積もりを取らないといけないのかと憂鬱な気持ちになるし
更に言えば年度末に商談すれば、好条件の値引きを
勝ち取りやすいとか言われると
新年度早々に家を探している人は不利なのか?
とひねくれてしまう。

         

もっと言えば「値引きしろ!」と迫った人は得をして
黙って何も言わずに買う人は損をする。。。
そんな世界に見えてしまう、住宅営業との交渉術。
いやーな気持ちをしてまで値引きを勝ち取りたくない気もするけど
でも、支払いは1万円でも少ない方がいい。。。
そんな気持ちが行ったり来たりして
何とも気分が晴れないまま時間だけが過ぎていく。

         

そして、検索の内容はいつの間にか
「営業に騙されない」から「値引きの勝ち取り方」へと移り
そして、これと言った情報も得られないまま
2時間が過ぎ、俺は検索をすること自体を諦めた。

       

最後は血液型B型特有の
「明日は明日の風が吹くさ」
で終了。YouTubeの閲覧に切り替えた。

        

嫁は画像やサイトを沢山ブックマークしたようで
充実した2時間を過ごしたようだ。
眼をキラキラさせながら尚も家探しに没頭する嫁に
話しかけるのも億劫になり
俺はイヤな気持ちになったら必ず見る
ダウンタウンのごっつええ感じのコント
「旅館」

を見て、全てを忘れる事にした。

        

俺の新しい家の話、今日はこれまで。

次回予告

どうでもいいが、この「旅館」というコントは秀逸だ。
絶対見てくれ。おれのブログの1億倍面白いぞ。
今では出来ないコントだな。
回顧主義と言われそうだが
この時代のお笑いは本当に面白かったな。

     

さて、話が反れたので元に戻して。
ついに住宅展示場に向かう日に。
調べたようで何も得ていない俺と
沢山の情報を仕入れた嫁。
果たしてこのふたりは、住宅展示場に行って
何を得る事が出来るのか?

       

次回「指令:自分が気に入った住宅展示場に突撃せよ!」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

1万円以下のコンパクトなカーボンンヒーターで床冷え対策!


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

コイズミ KKH-0961/W 電気ストーブ ホワイト
価格:9580円(税込、送料無料) (2022/1/18時点)


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

±0 プラスマイナスゼロ XHS-Y410(C) 1000Wカーボンヒーター (…
価格:5680円(税込、送料別) (2022/1/18時点)



【★告知★】家づくりをしている方を応援するサイト「コダテル」で八郎のブログが読める!詳細はコチラをクリック!!
画像をクリックすると、最新記事へとジャンプします!

▼我が家で使用しているおうち関係の商品紹介しています!
▼フォローするとTwitterでブログの更新情報がツイートされます!
▼押してもらえるとブログのヤル気に繋がります!
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 セキスイハイムへ
▼ブックマークはコチラから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。