建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

#404 オール電化とガス併設、ガス併設にするメリットが何かを探って見ると…

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

ここ数日「オール電化」と「ガス併設」についての記事を書いています。

要約しちゃうと、我が家がオール電化にした理由は

✅プロパンガスの料金にブチ切れたから
※給湯の使い方にも問題アリ(笑)

であります。

       

そして今回は、オール電化とガス併設を比較検討してみて
ガス併設はどんなメリットがあるのか?
を検証してみたいと思います。

        

。。。そんなの個人の主観や思いで決まるもんだから
「イイ」とか「ダメ」とかは無いと思うんですが(笑)
ただ、敢えて「ガス併設のメリットは?」的な視点から
検証を始めて、それじゃあオール電化ではだめなのか?
と言う感じで比較して

「じゃあオール電化でもいいよね」

なのか

「やっぱりガス併設じゃないとダメだ!」

なのかの判断は、読者さまに任せようと思います。
ただ比較検証しても、その辺の検索上位の記事と
何ら変わりがないので(笑)
ここは独自路線で行こうかと。 

          

結論めいたところを先に言ってしまうと、
ポイントは「ガス併設のメリット」をどう考えるか?だと思います。
これからの新築戸建ての生活に「ガスが必要なのかどうか?」
を思い浮かべながら読んでいただけたら、と思います。
以下を読んでいただき
「ガスが必要だ!」
と感じられた場合はガスを併設すべきです!
しかし、ガスのメリットに共感出来なかったり
ガスへのこだわりが無ければ。。。
あるいはオール電化でも。。。

        

それでは、続きをどうぞ!!

ガスを使う事によって「暮らしが豊か」に働く(かもしれない)要素

身も蓋もない話をしてしまうと
「オール電化」で普通に暮らせますし、充分に生きていけます。
ソースは私です。まだ新居に住み始めて2年足らずですが
オール電化にしてほとほと困り果てた、という経験はありません。

        

ただ、住宅ブログ界隈を見渡すとオール電化にした後に

嗚呼。。。ガス併設にしておけば良かった。。。

という記事をしばしば見かけます。
まずは、電気をガスにする事による恩恵が
ありそうな点を考えてみましょう。

「電気」を「ガス」にする事によって得られる恩恵

①料理の火加減がわかりやすい(目に見える)
②ガスを使った衣類乾燥機「乾太くん」が使える

①料理の火加減がわかりやすい(目に見える)

これは、オール電化にした時に自分が一番感じた
「オール電化のデメリット」でした。
青い炎の加減を見て、料理の具合を見ていた者としては
IHのパネルの目盛りで、火加減(熱加減?)を調整しようとしても
イマイチ上手く行っているのか、把握できない所があります。

②衣類乾燥機「乾太くん」が使える

引用;リンナイ 乾太くんHP

一部で絶大な支持を誇る衣類乾燥機「乾太くん」。
この衣類乾燥機の最大のメリットは
「ガス」を使用して火力で衣類を乾燥するので
衣類が乾燥しても、フワフワしている事が挙げられます。

        

一方の浴室乾燥機のように電気を使用して乾燥させると
衣類がパリパリになって乾いてしまうので
仕上がりに難を感じるユーザーも少なくないようです。

      

ただ、乾太くんを設置出来る予算があれば
もう少し諭吉さんを連れてくれば
ドラム式洗濯機が候補に入ってくるので。。。
ガスで衣類を乾かしたい!といこだわりが無ければ。。。
という考え方も無くは無いです。
(※ドラム式洗濯乾燥機が乾太くんより優れている、と言っている訳ではありません、悪しからず)

ガスを併設する事で「助かる」要素

今度は「豊か」よりもっと必要とされる要素が上がる
「助かる」内容について考えてみましょう。

ガスを併設する事で「助かる」要素

③電気代値上がり時のリスクヘッジ
④ガスはどの時間帯に使っても使用料金が同じ

③電気代値上がり時のリスクヘッジ

オール電化にしていると、良くも悪くも
光熱費は電気代1本に集約されます。
電気代が値上げされ、買電単価が引き上げられると
一気に電気代が嵩んでしまいます。

       

しかし、ガス併設にすると、電気代が値上がりするのに
ガス代は全く値上がりしないとかは無いと思いますが、
電気代の上げ幅に比べると、ガス代の値上げ幅は小幅で済むかもしれません。
当然未来の化石燃料の状況次第では真逆になる可能性もゼロではありませんが。。。

          

電気1本にするよりは、光熱費の高騰に対するリスクヘッジにはなると思います。
だだ、どれだけ安くなるのか、と言われるとそれは神のみぞ知る領域ですし
金額も年間でも諭吉さんレベルの差額になるかどうか、
くらいのレベルかもしれません。。。

※しかも電気代が上がるときは遅かれ早かれガス代も上がる事が多いのもまた事実です。。。    

④ガスはどの時間帯に使っても使用料金が同じ

電気の使用料金は昼間と夜間で買電単価に倍近い差が付いています。
また、平日と休日でも買電単価が違います。
これはなぜかと言うと、電気は「貯める事が出来ない」からです。
え?蓄電池は?という声が聞こえてきそうですが
スペースや効率面を考えると、
業務の使用量を賄えるような蓄電池が出来るのは相当先になりそうです。
それ程、電気を貯める、というにはあまりにも効率が悪すぎるのが
現状の電力の環境です。

      

よって、平日の昼間は電力がひっ迫しやすいので
敢えて高い買電単価を設定し
なるべく利用を控えるような方策を
各地域の電力会社は取っています。

      

一方、ガスは「貯める」事が出来ます。
なので供給は安定しています。
よって時間帯で価格に傾斜を付ける必要が無いのです。
昼間に家事を沢山こなす方(こなさないといけない方)は
ガス併設にする事で、光熱費をセーブできる可能性もあり得ます。

ガス併設のデメリットを考える

今度はガス併設のデメリットも見てみましょう。
細かく上げるとキリが無いんですが、
主に2つを取り上げます。

ガス併設のデメリット

(1)火災のリスク
(2)ガスの配管にお金がかかる(特に都市ガスの場合は…)

(1)火災のリスク

まあ一番はこれですよね。。。
オール電化でリアル炎を見る機会はまずありませんが
ガス併設では炎を使う機会が増えるので
火の取り扱いには充分気を付けないといけません。

(2)ガスの配管にお金がかかる

ガスを併設するには、家でガスを使用する環境を整えないといけません。
プロパンガスを使うにしても、プロパンガスを家の中に引き込む配管が必要になります。

       

もっとお金がかかる場合もあります。
それは都市ガスを引き込む場合

引用:https://www.bushugas.co.jp/recommend/kitiku/construction.html

都市ガスが配管で出費してくれるのは
本支管から取り出し管を家の敷地に
最低限引き込んでくれる所まで。
自分の敷地内のガス管工事は自費になります。

      

上記の図のように短い距離で都市ガスが家の中まで引ければ恩の字なんですが。。。

ガス引き込み工事費が高くなる例

×旗竿地(ガス管は自ずと長くなる)
×特殊な土地(いろいろな事情でガス管の引き込み距離が長くなる)

工事費はガス管の距離に比例します。
実際は見積もりを取らないとわからないというのが実情です。
ネットでは10万~20万と言うのが相場になっていますが
これは、一般的なご家庭の引き込み工事の平均でしかありません。
ネットの記事では50万かかった例も出てきますので、
プラン打ち合わせ時にざっくりいくらかかるのか
HMの営業に聞いておくのも手です。
細かい数字は出ないかもしれませんが、
長年の経験のある人は、概算でいくら位くらい、と言うのは
出してくれるかもしれません。

       

都市ガスは、プロパンガスに比べて使用料金が安くなりますが、
この様に引き込み時(初期費用)が高く付く例もあります。
長年使用すれば元は取れると思いますが
初期費用が高くなる可能性がある事を注意した方がよいかもしれません。

ガスでしか出来ないメリットをどう考えるか? 

我が家はオール電化にしました。
後悔と言う程でもありませんが、気になったのは

料理はやっぱり炎でしたいなあ

位でした。
それ以外は、何不自由なく暮らせています。
嫁は、IHのガラストップも掃除がラクだし
逆にオール電化を喜んでいる人です。

       

こんな感じでガスが無い生活をどう感じるのかは
個人差がハッキリ出ます。
皆さんが、ガスの無い生活を思い浮かべて
ガスも引き込んでおかないと不安だ
(エネファームを活用で災害時のリスクマネジメント)
ガスを使った方が豊かな暮らしが送れる
と言う人はガスを併設したほうが良いと思います。

         

逆に、ガス、無くてもイイかも?
と思われた人は、次回お話する

「オール電化にすれば電気代が安くなるとは限らない」

を読んでいただいて、自分のライフスタイルが
オール電化による料金体系のメリットを享受できるのであれば!
オール電化にしてしまうのもアリだと思います。
(次回へ続く)

       

と、何だか次回の宣伝もさりげなくしてみました(笑)

      

ガス併設は、災害時のリスクヘッジや
普段の生活を豊かにする可能性を秘めています。
その生活に該当する・必要とする・あったらいいかも
と思われる方は、ガス併設のデメリットも天秤にかけた上で
決められると良いと思います。

       

逆に「別にガス併設のメリットが感じれれない。。。」
と思われた方は。。。
次の記事を読まれたうえで、オール電化にするかどうかを
判断されると良いかと思います。

        

営業「オール電化にすれば、電気代が安くなりますよ!」

       

と言われた方もいらっしゃるかもしれませんが
実は、ライフスタイルによってはそうならない人もいる
というお話です。

        

次回「セキスイハイムでオール電化にすれば電気代が安くなる、とは限らない?」

情弱施主の、魂の叫びを聞け!

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