どうも!八郎です!!
家事導線に優れているが
車3台死ぬまで縦列駐車の
A社の旗竿地建売物件F。
購入に前向きな嫁と
購入に後ろ向きな八郎の
意見はまとまらず。
結論は、来週もう1回、物件Fをみてから。。。
なんて悠長な事を言っていたら
八郎家に激震が走ります。
週の半ば。
突然A社営業からのショートメール着信。
そこには、衝撃の内容が(笑)
いったい、どうなってしまうのかっ!?
(▲ガチンコ風に再生ください(笑))
それでは、続きをどうぞ!!
まさかの…
![](https://i0.wp.com/eightblog-house.com/wp-content/uploads/2018/12/paul-hanaoka-OvLBv6F6DGE-unsplash-1024x683.jpg?resize=728%2C486)
八郎が思っていた、A社営業のショートメールは、
「あれからどうなりましたか?」
的な営業メールだろうと、高を括ってました。
しかし、その内容は
想像の斜め上を行きます。
(△文字も斜めにしてみました(笑))
![businessman-2956974_640.jpg](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hachiroublog/20190118/20190118005718.jpg?w=728&ssl=1)
“お世話になります。
物件C・Fに申し込みがありました。
残りは4件になります。
宜しくお願い致します。”
![1baacfaf5cdf5b99eb393e0eb3f2fae0_s.jpg](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hachiroublog/20190118/20190118005126.jpg?w=728&ssl=1)
( ゚д゚)オーマイガーッ!!
まさかの物件Fが売れてしまうとは。。。
これが建売の怖いところです。
しかも1週間で2件も売れるって…
ひょっとして、
あの分譲地、結構人気なのか?
ちょっと悠長に構えすぎていたようです。
そんな事を考えていたら、
ブーンブーンブーン♪(←スマホのバイブの音)
A社営業から2件目のメールが。
“物件Aはまだ大丈夫です。
頑張ってサービスしますので
宜しくお願い致します“
この辺は流石営業、抜け目無い。
ていうか売る気満々です。
むしろ、我々が物件Fに傾きかけた流れを、
物件Aに引き戻す、
またとないチャンスの到来でしょう。
A社営業も、力の入った提案を入れてきました。
この事実、どう伝えるべきか
![](https://i0.wp.com/eightblog-house.com/wp-content/uploads/2018/12/63b79c1b8637324939ab40ee875bbd66_s.jpg?resize=640%2C427)
しかし、今の問題はそれどころではありません。
嫁にこの事実を伝えたら、
嫁はどんなリアクションをするのか
どう思うのか。。。です。
少女漫画の主人公が、
イケメンに片想いをしているような目で、
物件Fに熱い眼差しを送っていた嫁。
恐らく、八郎が「買ってもいいよ」と言おうものなら
5分以内に頭金を振り込みに行きそう
な勢いを感じます。
それ程までに、物件Fに強い思いを抱いていた嫁に、
この事実を伝えたら。。。
そう考えると、
間違いなくひと波乱ありそうです。
ここは、いきなりLINEで嫁に伝えるのはやめて
仕事から帰ってから
直接この事実を伝える事にします。
―仕事も終わり、帰宅―
八郎「ただいまー」
嫁「おかえりー♪今日は八郎ちゃんの好きな揚げ出し豆腐だぞー」
八郎「。。。」
そうなんです。
あの物件Fを見に行ってからというものの
嫁のテンションがいつになく高い
んです。
確認こそしていませんが、恐らくは、
物件F効果
に違いありません。
このテンション上げの嫁を
奈落の底に突き落とすであろう宣告をしないといけない
と思うと、心が痛むのと
この先、この家がどんな空気になってしまうのか
不安しかありません。。。
八郎「。。。嫁ちゃん、あのね」
嫁「うん、なになに?」
八郎「物件Fの事なんだけどさ」
嫁「うんうん」
八郎「。。。」
嫁「。。。」
八郎「今日、売れちゃったってさ」
嫁「。。。ウソ」
八郎「って、A社営業からショートメールが来た」
嫁「」
しばらく、八郎家のダイニングには、
豆腐を揚げる油の音のみが、
勢いよく響き渡っていました。。。
別客が即決購入した物件F
![](https://i0.wp.com/eightblog-house.com/wp-content/uploads/2018/12/contract-1464917_1920-1024x683.jpg?resize=728%2C486)
これは後からA社営業から聞いた話なんですが、
物件Fを契約した客は、
当初違う分譲地を見に行ったそうです。
しかし、かんばしい物件がなく
いまいちピンと来なかったのと
予定より大幅に時間が余ったので
A社営業「違う分譲地も見てますか?」
物件F購入客「あ。じゃあお願いします」
的な軽いノリで、物件A~Fを見られたそうです。
A~Eまではあまり変わった様子はなかったようですが、
Fを見て客の様子が一変。
物件F購入客「この物件にします!」
と言うことで、即決だったそうです。
なぜ、この客は物件Fを即決できたのか?
それは。。。
その客は車を1台しか所有していなかったから
車1台なら、縦列とか気ににしなくてよい、
普通の駐車場ですもんね。
外観は他より豪華、プランや家事導線が良く
価格が他の物件と変わらない
と言うことは、車の問題がない人には
物件Fはお買得物件となりうるわけです。
なので、他の物件ではピンとこなかったのが
この物件Fは、旗竿地で売り辛いと分かっていたので
外観やプランに普通の物件より差をつけて
価格は据え置きで出した。
そこに今まで沢山の物件を見て、
どれもいまひとつだなー、と感じていたが
そういう理由で、中身がよくなった物件Fを見て
明らかに今までの物件とは一線を画しているのが
良く分かったんでしょうね。
即決!という運びになったそうです。
こうして、物件Fは他の人の手に落ちてしまいました。
我々が思案投げ首な間に
横から掻っ攫われてしまった格好です。
でも、まあ家づくり初心者の八郎夫妻が
初めて物件見に行って、
その日に即決して帰るとか、
普通出来なくないですか???
と、ちょっと愚痴ってみました(笑)
家づくりで初の夫婦喧嘩に(一方的に八郎がキレる)
![](https://i0.wp.com/www.hachiroublog.com/wp-content/uploads/2018/12/9bca078307c63ea3cfbc032c49889c6e_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
この後、物件Fが売れてしまったからか、
終始無言を貫く嫁。
暫くは、寛大な心で接しよう
と心に誓っていたんですが。。。
基本、小物で内弁慶の八郎です。
こちらが歩み寄ろうと、下手に出ても
嫁は全く歩み寄るどころか、無言を貫き通します。
ぶちっ♪
慣れない事をしていたので、キレるのも早い(笑)
八郎「嫁ちゃんの気持ちもわかるけど、初見でいきなり即決なんて、出来る訳ねーだろうがよーっ!!」
と、ついにブチ切れモードに入る八郎。
ここから普段は、お互い激しい「口」撃の応酬となるんですが、
今回は様子が違います。
なんと、嫁。
いきなり涙を流し始めるんです。。。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
これまた、想像の斜め上を行く事態に
八郎も大混乱です。
これは後で嫁から聞いた話ですが。
物件Fでの新生活を
あの内覧以降ずっと思い描いていた嫁。
ああしたい、こうしたい、という具体的な思いも沢山あったとの事。
物件Fも、八郎は渋っているけど
次の内覧ではOKしてくれるだろう
という淡い期待もあったようです。
ただ、そこには、第三者が即決して
物件Fが無くなる、というシナリオは
嫁も描けなかったようで。
嫁にとってもあまりの想定外すぎる出来事に
放心状態となり
八郎に言われても
ただただ、泣く事しか出来なかった
と言うのが事の真相でした。
な、なるほど。。。
ふたりとも、家を検討する
というのは人生初の出来事なので
色々と想定外の事が起ると
どうしてよいか、分からなくなる時もありますよね。
その物件Fが急遽
無くなってしまったことで
八郎家は臨時閣議を開催。
お題は「今後の家づくりについて」
その中で、嫁が話してくれたことは
✅基本的にA社の物件はかわいくて好み(ちょっとガーリーな感じ)
✅物件Fは家事導線が優秀なので家事ラクになりそうで魅力的だった (八郎家はほぼ嫁が家事担当)
✅車の縦列については、駐車の負担がキツそうだったので、物件Fを購入したいと強く言えなかった
と、告白してくれました。
嫁も、八郎以上に相当に悩んでいたようです。
これを受けて八郎は
○家事導線など、家事の負担や助けになる要素は嫁の意見を優先して考える
○どうしても譲れない内容があれば、足を踏んでもウインクしてでもいいから、さりげなくサインを出して欲しい
○ただ、毎日の負担になる作業が発生する場合は、二人で納得するまで考えて決める
と言う提案をし、今後の家づくりは
改めて一枚岩で臨む決意を
お互い交わしました。。。
今思えば、
こんな基本的なことも話し合わず
各々が勝手な思いで家を建てようとするなんて
絶対うまく行くはずがないですよね(笑)
でも、この物件Fを巡る1連の出来事で、
八郎家の根底となるコンセプトは出来上がったような気がします。
(次回へ続く)
今でも嫁を茶化すんですが…
八郎「嫁ちゃん、A社の物件Fと今のセキスイハイム、どっちが良かった?」
嫁「ん?セキスイハイム♪」
。。。皆さん。
家づくりの選択肢に敗れて
その時は地獄の底に突き落とされても
その後の選択次第では、挽回の可能性もあります(笑)
家づくりで、1回地獄に落とされたり
路頭に迷うようなことがあっても
くじけずに前を向いてください。
捨てる神あれば、拾う神あり
かもしれませんよ(無責任発言)
さて、物件Fの選択肢はなくなった八郎家。
次回のA社との打ち合わせでは
新古物件Aを巡る
八郎家とA社営業の駆け引きが繰り広げられます。
果たして、八郎家は物件Aで契約するのか?
A社営業は、情弱夫婦に物件Aを買わせることはできるのか?(笑)
君は、選び抜くことが出来るか。
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