どうも!八郎です!!
保険代理店の所長シリーズもいよいよ最終回。
今回は、団信あり・なしとワイド団信です。
いちおう今回で最終回のこの所長シリーズ。
。。。この先、所長の出番はあるんでしょうか?(笑)
では、続きをどうぞ!
団体信用生命保険とは
所長「よく『ダンシン』と省略されて言われる『団信』なんだけど」
所長「基本的に、銀行の住宅ローンは『団体信用保険』に加入することが大前提なんよ」
八郎「読んで字のごとく生命保険なんですか?」
所長「そうそう。もし、借主が不慮の事故などで死んじゃって、ローンの支払いが滞ってしまった場合」
所長「団信に入っていれば、ローンはがチャラになるんだ」
八郎「なるほど、生命保険に入らせて取りっぱぐれがないようにするんですね」
所長「しかし、この団信。加入にあたり『告知』が必要なんよ」
八郎「こくち。。。ですか?」
所長「うん。既往症(既に何らかの病気を持っている人)がある場合は」
所長「正直に申告しないと、それが理由で死んだ場合はローンはチャラにはならない」
八郎「既往症。。。って例えばどんなのですか?」
所長「高血圧、糖尿病、がん(完治してある場合でも)とかかな。現在かかりつけの医者があるなら正直に書くべきだね」
所長「ウソが後からバレると、チャラにはならず、債務は身内の別の人に移動するだけだ」
八郎「(げげ、高血圧だ、俺)」
所長「既往症如何では、銀行ローンの認可が下りない可能性があるんよ」
所長「商品にもよるけど、特に厳しいのはガン。過去にガンを患った人は、ローンが下りる可能性はかなり低くなる」
八郎「。。。高血圧症の場合は。。。どうですか?」
所長「現状の薬の量や、血圧の数字を告知する必要があるね。状況によっては下りない可能性もある」
所長「しかし、薬をしっかり飲んで数値がコントロールされている事実を提出すれば、通ることもままあります、一番良いのは会社の健康診断の数値を提出する」
八郎「(うわー、見せたくない)」
所長「また、既往症の数が増えれば増えるほど、ローン審査が通る可能性も低くなる」
八郎「健康で若いうちに借りるべきなんですかね?(◀少し後悔)」
所長「まあ、若い方が既往症を持っていない可能性は高いだろうけど、収入が低かったり、支払い能力も絡みもあるから、一概にそうとは言えないかな」
団信なしの商品もある
所長「先ほども言った通り、基本は団信あり」
所長「取りっぱぐれないように債務者に生命保険にかけさせるのが通例なんだ」
八郎「でも既往症如何では、ローン組めない可能性がある、と」
所長「そういうこと。ただ、最近はね、団信無しの商品も増えてきました」
八郎「(おお!既往症保持者の強い見方だ!!)」
所長「フラット35には『団信無し』の商品もあるんだ。しかも金利が下がるんだ」
八郎「ええ!金利下がるんですか?」
所長「そう。団信要らんよ(もしくはつけられないよ)と言うと、より低金利で借りれるね」
八郎「(じゃあ最悪フラット35にすれば、お金を借りれない、と言うことは無さそうだな…)」
所長「そういう場合は、『収入保障保険』と言うのに加入すると、団信ありと似たような保障内容が受けられるよ」
八郎「それは月いくらするんですか?」
所長「それは商品によって変わるから一概には言えないけど。自分の生命保険のオプションなどでつけられる可能性もあるから。詳しくは入られている保険会社さんへ相談してみて」
八郎「保険会社さんて。。。所長の所じゃないですか(笑)」
所長「あ、そうか(笑)でも、最近の人は生命保険に若い頃から手厚い保証を付けている人も多いみたいだから」
所長「『うちは団信なくてOKです!』て言う人も増えてるね」
八郎「なるほど。。。」
所長「話を戻すと。住宅ローンは、既往症ない人は安く入れるけど」
所長「既往症ある人は、やはり返済にリスクがあるので、金利が高めに設定されていることが多いね」
所長「それに、既往症如何では、『日本』の団信には入れない人も結構いるんだよ」
八郎「ええええっ、じゃあ、既往症持っている人は、家買えないじゃないですか!?」
ワイド団信
所長「そんな人たちのために、外資系保険会社が引き受ける『ワイド団信』というのがあって」
所長「これは、日本の保険会社では通らない内容が、外資の保険会社だと通る可能性がある、と言う設定の商品なんだ」
八郎「アフ○ック、とかですか?」
所長「そうそう、他にはジブラルタ生命、とかね」
所長「外資の団信は日本の団信より審査は緩め、と言われてるけど」
所長「緩めな分、住宅ローンの場合、金利が上がっちゃうんだよねえ」
八郎「どれくらいですか?」
所長「商品にもよるけど、既存の商品に比べて約0.3%くらいかな」
所長「銀行によっては扱いがない所もあるから、気になるなら調べてみて」
八郎「わかりましたっ!」
所長「昔は既往症があると、認可が下りず住宅ローンが借りれない、という、俗に言う『詰んでしまう』パターンが結構あったんだけど」
所長「現在は商品も多様化し、昔見たく『絶対に借りれないっ!』と言う状況は減ったんじゃないかな」
ひと通りの説明を終えて
所長「どう、八郎さん、何となくわかった?」
八郎「何となくですけど、ここに来る前よりは間違いなく賢くなった気がします(笑)」
所長「住宅ローン、とひとえに言っても色々な商品があるから」
所長「自分の収入とかけている生命保険の内容と、健康状態・既往症を鑑みて自分にあった商品を選ぶべきだね」
所長「間違っても、金利だけで選ばないようね。金利が安いのはとても助かるけど、変動金利については35年ずーっと低金利のままで計算しちゃうと危険だよ」
八郎「(。。。完全に俺の性格がバレてる(笑))」
所長「今日はこんな感じで良いかな?じゃあ、家の話、楽しみにしてるよ!」
八郎「ありがとうございました!!」
(次回へ続く)
住宅ローンの最低限の知識?常識?を仕入れた八郎。
次は、戦う相手、分譲地の残りのメーカーの徹底比較を実施します。
ついにセキスイハイム登場
長かった…(笑)
しかし、分譲地の残りのハウスメーカー、
セキスイハイムとB社を比較すると。。。
驚きの事実が浮かび上がるのでした。
君は、選び抜くことができるか。
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