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コロナウィルス第七波感染?騒動記その(13)[感染編]

今や人口の11人に1人が
コロナ感染経験者と言われている日本。

      

そんなコロナ第7波の終わりなきピークに起こった
ひとりのおっさんの話を聞いていただきたい。

       

経験された方はご存知かと思うが
これは個人の問題だけでは終わらない。
家族や会社を巻き込む、大きな問題へと
発展しかねない、由々しき問題である。

      

そこで経験した出来事や
心情を共有してほしくて
この番外編の筆を執る事にする。

     

ちなみに以前の記事を読まれてない方は
コチラのリンクからお読みいただきたい。

騒動記その(1)[疑惑編]

騒動記その(2)[露呈編]

騒動記その(3)[苦悩編]

騒動記その(4)[選択編]

騒動記その(5)[絶望編]

騒動記その(6)[際限編]

騒動記その(7)[謝罪編]

騒動記その(8)[難儀編]

騒動記その(9)[戦場編]

騒動記その(10)[診断編]

騒動記その(11)[準備編]

騒動記その(12)[隔離編]

剛健

コロナウイルス感染者が出ると
非常に気になるのは
「家庭内での二次感染」だろう。

         

失礼を承知でいえば、大人が感染する分には
数日の間、症状がなくなるまで
2階なり車なりに隔離して接触を避けて
元気になるまで出てくるな、という荒療治で
事なきを得る方法も無くはない。
家族の二次感染を防ぐには結構シビアに
対策しないとまず感染すると言われている。

       

しかし問題は子供さんが持ち帰ってきた場合。
特に年齢が幼ければ幼いほど
そのまま放置と言う訳にもいかず
結果家族全員が二次感染してしまうパターンも
非常に多いと聞く。

         

さて、今回の我が家の場合はどうか?
現在同居人数は俺、嫁、三女の三人である。
俺が2階から出てこなければ
家庭内の二次感染は防げそうなものだが
果たして。。。

       

まずは嫁。
結論から言うと、嫁は乗り切った。
ほぼ奇跡に近い。
俺が発症した時には
隣のベットで寝ていたので
ヘタしたら2-3日後には
共に2階で隔離生活になるのでは
なんて思っていた。

         

ひょっとしたら無症状なだけで
コロナだったかもしれない。
ただ、濃厚接触者扱いなので
家からは1歩も出ていない。
周囲には迷惑をかけていないはずだ。

       

母は強し。嫁は強し、であった。

感染

これで我が家は二次感染を防ぐことが出来た!
という報告だったらめでたしめでたしだったのだが。
残念ながらそうとはならなかった。

       

何と学校行事を控えていた三女が発症。
俺が発症3日目で部屋で死んでいた時に
三女は喉の痛みを訴えていたらしく
俺が発症4日目、熱も下がって状態が
上向きになりつつあった時に三女が発熱。

      

嫁はPCR検査が出来る病院を一発で探し当て
しかも当日に結果が分かる所だったので
PCR検査をした結果、娘も陽性判定に。
懸念された学校行事参加の夢は
ここに絶たれてしまった。

      

もし濃厚接触者で5日間待機なら
2つの学校行事は参加できる可能性
(ただしほぼぶっつけ本番なので現実性は薄いが)
があっただけに、最悪の結果になってしまった。

      

ちなみに俺も発症4日目の朝に病院から電話があり
PCR検査の結果は陽性と告げられる。
かくして八郎家はコロナウイルスの館認定。
嫁は三女をPCR検査に車で連れていき
ここでも感染最大のピンチの場面であったが
気合と根性と粘りと青春で乗り切ったようだ。

      

しかし、嫁は三女よりも感染の可能性のリスクが
高い状況に晒されながらもなんとか
感染せずに乗り切った訳だが
なぜ三女は感染してしまったのか?

原因

原因として考えられる点は2つ。

       

1つは「トイレ」。
俺は発熱した日の寝起きに2階のトイレを使用した。
その後三女も寝起きに2階のトイレを使用している。
ここで感染した可能性がひとつ。
ちなみに嫁は2階のトイレはほぼ使わない。

        

1つは「洗面所」。
俺が会社に行く前(結局営業所には行かずに帰ってきたが)
歯磨きをした。
三女も学校に向かう予定で
歯磨きをしている。
流石に歯ブラシは別だがコップは共通。
ここで感染した可能性もある。

       

この時はまだ、感染しているかも
という意識が俺も嫁も低く
嫁が寝ている途中で部屋を出て
1階のソファーで寝たものの
それ以外の対策を実施していなかった。
そこで気が付いて、トイレを1階でするように促したり
洗面所の使った道具を除菌していれば
感染は防げたかもしれない。

        

感染を防ぐためには感染者との
接触を避けることはもちろん重要だが
感染者が使用していた「共用部分」にも
充分に気を付けないと
二次感染につながる恐れがあることを
ここに追記しておきたい。

     

特に隔離直前は、消毒・除菌が
重要になると思われる。

閑話

どうでもよい話だが先に軽く後日談。
医療保険にかかっている人は
コロナウイルス陽性をPCRか抗原検査で
医療機関に診断された場合
保険の内容によっては自宅療養でも
保険金が下りる可能性がある。
(※現在コロナは2類に分類されているので自宅療養でも保険金が下りる事があるが、5類に見直された場合は、降りなくなる可能性が極めて高い、とのこと)

      

俺の医療保険が該当するのか問い合わせたところ
適用されるとの事で準備に入っているのだが
(この準備の話は後日取り上げる予定)
その時の世間話を紹介して
今日の項は終わりにしたい。

      

担当「ちなみにご家族は誰か感染したりしました?」

八郎「三女が感染しちゃいましたね」

担当「。。。だけですか?」

八郎「嫁は大丈夫でした」

担当「これって、家族内の二次感染は」

担当「家族間の距離感が出るって言うんですよ」

八郎「。。。どういうことですか?」

担当「パートナーの片方が感染して」

担当「相方が感染しなかった場合」

担当「よく言えば『絶妙な距離感を保ってる』」

担当「と、言えなくもないですよね(笑)」

八郎「」

        

本当にどーでもいい話だが
世の中、そんな風に見ている人もいるよ
という話をして、今日は終わりにしよう。
(次回へ続く)

        

家庭内の二次感染。
嫁は気合で乗り切ったものの
三女は感染してしまう結果に。
嫁も無症状ながら感染していた
可能性も捨てきれないが
兎に角無症状で乗り切れた。

      

さて、感染した後は回復していくことになるのだが
復職の前にまさかのトラブル?

       

次回「コロナウィルス第七波感染?騒動記その(14)[復職編]」

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