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セキスイハイム快適エアリーの評判や価格を調べてみた!掃除やメンテを考えるとなしの方が良い?

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

セキスイハイムで家を建てた人の8割の人が
(△八郎調べ、根拠なし)
壁にぶち当たり
つけるか、つけないか
大いに悩んだであろう

       

快適エアリー

         

結論から言うと、八郎は快適エアリーつけませんでした。
そんな付けても無い施主が
快適エアリーの是非を取り上げるのも
おこがましいかと思うんですが
そんな事気にし始めたら
何も書けなくなる、と開き直り(笑)
今回は、セキスイハイムの
快適エアリーについてお話ししたいと思います。

         

まずは、快適エアリーとは何ぞや?
と言うまあ誰でも知っているであろう話をさらっとして、
価格の話、メリットやデメリットを見ていきます。

         

後、自分の知り合いのセキスイハイマーに
使用感をインタビューした後
最後、セキスイハイムに快適エアリーなしだとどうなの?
について、個人的な見解を垂れ流す内容で
お届けしていきたいと思います(笑

)

今回の画像は、またしても
セキスイハイム公式HPより拝借しております。
いつもいつもありがとうございます
&勝手に使ってごめんなさい。

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Contents

快適エアリーとはどんな機能?

セキスイハイムHPより

簡単に言うと(◀詳しい人に怒られそうですが)

第一種換気
空気清浄機能付き
✅除湿機能付き
✅エアコン

になります。
また、空気の吹き出し口は
リビングだけでなく
✅玄関ホール
✅洗面所
✅和室
等のほぼ全部屋に設置できる
全館空調システムになります。

         

ちょっと難しい言葉で言うと

       

熱交換型第一種換気システム

        

という仕組みです。
1階は床下から、2階は部屋の壁上部に通風口が
上記の画像の様に部屋の各所に設置されます。

        

詳しい説明は、公式が出しているこちらのPDFを参照ください。  

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快適エアリーのメリット

1Fのみと全館(1F2F両方)を選べる

1Fのみと1F・2F両方選べます。
1Fは床から、2Fは壁上から空調の空気が出入します。
当然、費用のかかり方は違います。
(費用については後述します)
費用面を考えて、居住空間の1階のみ
という選択肢が可能です。

室内の温度が一定になるので気温の急激な変化によるストレスを軽減する

全館をほぼ一定の温度に保つことが出来るので、

✅夏の涼しいリビングから、蒸し暑い和室へ、とか
✅冬の暖かいリビングから、極寒の洗面所へ。。。

という気温の変化によるストレスから解放されます。
特に、冬場、お風呂に入る時に

         

温かい部屋▷寒い洗面所・お風呂場

         

への移動は、ヒートショック現象と言って
急激な血圧の変動で、脳血管疾患や
心臓血管疾患になる可能性が高まります。
これを未然に防いでくれるので
とてもありがたいですね。  

         

※第一系統を温める機能はあるんですが
冷やす機能は無いとの事で
夏に第一系統が機能する箇所を
冷房で冷やす機能は無いとの事でした。
つまり、夏に洗面脱衣所を快適エアリーで冷やす機能は無い
との事です。ご注意ください。

床がほのかに暖かくなる

床暖房ではありませんので
ぽかぽかすることはないんですが
それでも床下に冷暖房ユニットを設置するので
床下フローリングが微妙にぬくくなります。

           

冬場のフローリングは冷たくて非常に辛い思いをするんですが
快適エアリーを導入すると
この「ひやっ」とする感覚から脱出できます。    

花粉やPM2.5を99%除去してくれる

セキスイハイムHPより

部屋の冷暖房だけでなく
外から空気を取り入れるときに、
フィルタを複数枚かけて空気をろ過していきます。
その中で、花粉やPM2.5といった物質を
99%以上取り除いてくれます。

セキスイハイムHPより

アレルギーがある人にはありがたい仕組みです。

また公式HPにも空気が如何にきれいなのかを

日本アルプス級の空気の質を再現(ドヤア

と言う表現で表示しています。
この、なんかすごそうに感じるけど
誰もその違いをその目で確認できない所に
なんだかモヤッとしてしまうのは
八郎だけではないと思います(笑)

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快適エアリーのデメリット

「ガラリ」と言われる通風口のビジュアル

全国のセキスイハイム 展示場ブログより

快適エアリーを導入すると
1Fには写真のような「ガラリ」が床に付くというか
開くというか、そういう状態になります。

         

この床から生えているというか
妙に主張してくるビジュアル。
これを施主がどのようにどう感じるか
で採用か非採用かが結構分かれるみたいです。

          

八郎個人としては、全く問題ありません。
むしろ冬なんかは
下から温風が出てきてくれるのでありがたいくらいです。
ただ、見た目の問題で
採用を見送る方も少なくないと聞きました。

         

また、家具やソファなどの配置換えをしたくても
このガラリの上には置けないので
配置換えに、若干の制約が入るのも事実です。
(ただ窓際などの家具を設置しないであろう場所が殆どなので、それほど問題はないかと思いますが)

        

また、小さなお子さんがいると
通風口の上で遊んで、冬場低温火傷をしないか?

       

また、通風口になにかこぼしたりしないか
そんなリスクも考えてしまいます。

床に通風口

と言う、従来のにはないビジュアルを
受け入れる事が出来るか?
がひとつの別れ目になりそうです。

フィルターの掃除が2週間に1回

全国のセキスイハイム 展示場ブログより

このガラリは「吸込グリル」と
「噴出グリル」の2種類があります。
噴出グリルは
運転時は空気を噴き出しているのでそれ程汚れる事はありませんが、
吸い込みグリルは、常に空気を吸い込んでいるので
一定期間(1-2週間程度)での掃除が必要になってきます。

また、グリルカバーは専用の工具で取り外しをすることになります

(専用の工具じゃなくても取り外せるんでしょうけど。。。)
結構グリルの数は多いので、全部はしなくて良いかもしれませんが、
1個1個外して、キレイキレイするのは、地味に面倒かもしれません。   

設置費用が高い

快適エアリーの最大の弱点は「費用」です。
八郎家、建坪32坪4LDKでの、快適エアリーの設置費用。

1Fのみ80万 2F40万(※2Fのみの設置不可)
1F2F込みで120万の見積もり

でした。
30坪代のおうちの見積もりは
だいたいこのラインの価格になるようです。
恐らく家の広さで若干話が変わってくるでしょう。

       

 もし、1階のLDK和室+2階の3部屋の4LDK間取りの
標準的な家にエアコンを完備した場合、

○1階 38万 ※快適エアリー80万▷差額42万
✅LDK 30万
✅和室 8万

○2階 24万
✅主寝室 8万 ※快適エアリー40万▷差額16万
✅洋室1 8万
✅洋室2 8万

◇1+2階エアコンのみ合計:62万 ※快適エアリー120万▷差額58万

となってしまいます。
加湿型空気清浄機5万円を
仮に各部屋に設置してもプラス5万×5部屋=25万。
それでも、差額は23万です。

        

快適エアリーは、確かに快適なんでしょうが、

非常に高額なのがネックな商品です。

冬場空気が乾燥しやすい

夏場はジメジメした湿気を吸湿してくれるので
とても快適でいい感じなんですが
調湿機能は無いので
冬場は室内の乾燥が激しいと聞きます。

        

加湿器が必須とか、洗濯物を室内干ししている等
対策が色々と施主のブログに出ていますが
結構乾燥する、というのを頭に入れておくべきでしょう。

快適エアリーを2階に設置する時の注意点

快適エアリーを2階に設置する時は、4つの注意点があります。

快適エアリーのユニットを2階のどこかに設置しないといけない

1階の場合は床下設置で良かったユニットですが、
2階は、そのユニットを間取りのどこかに設置しないといけません。
その分、居住空間が狭くなります。

垂れ壁になり天井が1部低くなる

1階だと床下で完結していた快適エアリーのダクト関連ですが、
2階では天井に這わせる必要があり、その分垂れ壁仕様となり、
天井が低くなってしまいます。

故障時の修理が複雑

快適エアリーは長府製作所が製造しています。
これだけでも、もう修理できる人間が限られてくるんですが、
上記に書いたように、2階の快適エアリーのダクトは、
2階の天井壁内部にあるため、故障すると、
間違いなく修理できる人間が限られる、という事です。

エアコンだと、壁に据付なので、そこまで人を選びませんが、
2階の快適エアリーが故障した場合は、色々と大変になりそうなのは
頭の片隅に入れておいてください。

グリルが壁に設置されるので、事前に家具の設置位置を決める必要がある

1階のグリルは床下に設置するんですが、
2階は壁の上部に設置します。
そのため、部屋のどの場所に、どういう家具を設置するかを検討して、
2階のグリルを決める事になります。

あまり考えずに適当にグリルの場所を決めてしまうと、

うわあああ、ここに家具置きたいのに快適エアリーのグリルがあって置けないぃぃぃ

って事になりかねないので注意が必要です。

ZEH仕様を目指すなら、快適エアリーは設置するのもあり

ZEHを目指すなら快適エアリーはありです。
簡単に言うと、空調システムも電気代がかからない物を必要とします。

ZEH仕様のエアコンは、通常のモデルのエアコンより割高になります。
ZEHを検討されている方は、快適エアリーを設置しても、価格はほぼ変わらないでしょう。     

ドクターズ・エアーモデルとは? 

前回の公式HPのリニューアルで、快適エアリーに「ドクターズ・エアー」モデルが追加されました。
このモデルについて追ってみたいと思います。   

介護や災害時まで見据えた「10」の健康サポートメニュー搭載

 簡単に言えばこのモデルを名指しして、快適エアリー(木造系では「空気工房」と名前が変わります)を購入すると、上記の10項目の提案をしますよ。という事です。1部は「セレクトメニュー」と書いてある通り、標準ではなく追い金して追加するかの判断を迫られると思います。     

家族形態ごとの「健康留意点」に配慮したプランの提案

ニューファミリー

子供が自立した後のシニア夫婦

家族構成に合わせた、快適エアリーを効率よく使えるプランを提案します。という事ですね。

正直、ただでさえ費用が高くて及び腰になる快適エアリーに、
更に大したこと無い付加価値をつけて更に価格が高くなってしまう感じです。

普通に考えても、通常通り快適エアリーをつけるかつけないかを悩んだ方が全然良いと思います。 

このモデルはそう遠くない将来無くなってそうな気がする。。。

快適エアリーを設置したユーザーの使用感・感想

【CASE-1:A君の場合】

快適エアリー1階設置 SPSFR 2階建て 32坪

A君はこのブログの「建築日記編」にも出てくる人物で、
SPS(スマートパワーステーション)FRで建てています。

そこそこ海沿い(ギリギリ太陽光の保険が保証がきく距離
ちなみに海からの距離が500m以内だと
原則太陽光の保証がつかない)に立てており
冬が海風がキツイ立地です。

A君の快適エアリーの使用感
【良い所】
・とにかく快適!夏涼しく、冬温かい
・冬、部屋を移動しても温度差が殆どない
・乾燥対策は部屋干しで。匂いも気にならない
【悪い所】
・電気代が高い気がする
・手入れが面倒、すぐメンテナンスのランプがつく

【CASE-2:Zさんの場合】

快適エアリー1階設置 bj 平屋 24坪

Zさんは、平屋の24坪をbjで建てています。

旦那さんと終の棲家を、という事で
内陸の盆地で比較的安価な土地(分譲地)を購入し
建物やオプションに結構お金をかけています。
内陸性の気候の特色で、昼夜の寒暖差が結構あります。
快適エアリーも在宅時は、結構電源入れっぱなしにしているそうです。

Zさんの快適エアリーの使用感
【良い所】
・寝起きが楽になった。冬温かく、夏涼しい。寝やすい。
・手入れが面倒と言うが、そうでもない、ただマメにはしていない。
【悪い所】
・電気代がメチャ高い(◀つけっぱなしならそりゃそうでしょうよ)
・冬場の乾燥がスゴイ 加湿器1台で加湿が追いつかないくらい
・部屋干しは乾燥対策になるが、部屋干しの匂いがわずかながら気になる

感想を聞いたサンプルが2名なので、何とも参考にならないんですが、

共通意見
✅概ね快適に過ごせている
✅電気代は比較が出来ないので何とも言えないが高いと思う
✅何で八郎さんは快適エアリーを買わなかったの?

対立した意見
✅ガラリ内のフィルターの手入れ(A君:面倒、Zさん:そうでもない)
✅室内干しの洗濯物の匂い(A君:気にならない、Zさん:少し気になる)

と言う感じでした。
A君もZさんも快適エアリーの設置にすごく満足しており

 

「何で八郎さんは快適エアリーつけなかったの?」

 

とさんざん言われ続けました(笑)
それくらい、快適エアリーの所有する満足感は高いようです。

           

一方で電気代については、二人とも高いのでは
という結論です。
使い方次第だとは思いますが
冬場は床下運転が推奨されており
エアコン使いにはない
床下暖気運転が発生するので、その分
やや大味な電気使用量になりそうですね。

快適エアリーなしで家を建てても大丈夫なのか?

住んでいる場所はどこか?(寒冷地か否か)

夏場の気温は、日本各地
大なり小なり同じだと思っています。
場所により、多少過ごしやすい
蒸し暑いはあるかもしれませんが
概ね最低気温は25度前後
最高気温は35度付近になるのでは、
と勝手に思い込んでいます。

         

問題は「冬」です。
冬は北は北海道から南は鹿児島まで
(※沖縄ではセキスイハイムで家を建てる事はできません)
最高気温・最低気温、雪が降る降らないで
大きく変わってきます。

        

八郎が住んでいる地域は
積雪は年に1回あるか、無いか
の温暖な気候です。
冬も、日によっては暖房が稼働しない日もあります。

           

片や、最低気温が0度を割り込む日が珍しくない地域、
積雪が当たり前の地域など
冬は地域で、気候に大きな差が出ますよね。

        

そんな中で、いわゆる「寒冷地」と言われる場所は、
冬の寒さが厳しい地域は
快適エアリーがあった方が良いかもしれません。

         

しかし、温暖な地域で
暖房を連日稼働させないと
いけないほどではない地域は

快適エアリーはオーバースペック

に感じます。
あれば快適なんでしょうけど
価格差程のメリットを感じませんでした。
実際、八郎の家(※2階建て32坪)でエアコンを付けて
玄関や洗面所のドアを開きっぱなしにすれば
エアコンでも玄関・洗面所は温まりました。
(※△これは間取りにもよるでしょう)
夏も冬も1階リビングのエアコン稼働のみで
全館が暖まり・冷やされています。

八郎は快適エアリーは要らないと感じました。

アレルギーを持った人がいるか・いないか?

快適エアリーは空気清浄機の機能を有しています。
外気を取り込むときに
フィルターを通して取り込むので
部屋に外気が入り込む段階で
不純物がろ過されています。

            

これは花粉症を始めとするアレルギーを持っている人には
大変ありがたい機能ですよね。
後付けの空気清浄機は
いったん室内に入ってきた空気をろ過・清浄しますが
快適エアリーの場合、外気を清浄・ろ過して
室内に取り込みますので、
常に室内が空気が綺麗な状態である
と言うのが大きな特徴です。

八郎の個人的見解は「快適エアリーは要らない」

最初から申し上げた通り、八郎系は

快適エアリーの設置を見送りました

八郎家には花粉症が2人おり、八郎も花粉症です。
正直、最後の最後まで
ギリギリまでハイム営業には結論を待ってもらいました。
最終確認で値引き交渉も不発に終わり
断腸の思いで快適エアリーを諦めました。

          

しかし、今こうして入居して1年が過ぎようとしていますが
エアコン1台で快適に過ごしている現状を考えると
前述の40万の差を埋めれるだけのメリットを
見出すことは出来ません。

        

この金額は、他の設備や買いものに回した方が良い
という結論に至りました。

他の設備にもお金をかけたい
✅そんなに寒い地域に住んでいない

のであれば、快適エアリーは見送っても良いかもしれません。

快適エアリーの是非は「資金面」「住んでいる所」「アレルギーの有無」を考慮して

という事で、セキスイハイムの
快適エアリーについて見ていきました。

           

非常に素晴らしい機能を多数有しているんですが
値段がなかなかにお高いのはネックです。

           

この価格差に、苦しみ迷う施工主が増えるんだろうな
と実感しました。
しかし、使っている人は概ね満足しているんです。
だから、もっとみんなが手が出るようにしてもらいたい。。。

            

よって、セキスイハイムにお願いがあります!

快適エアリーの価格を安くしてください(´;ω;`)ウッ…

今回は以上です。
ご覧頂き、ありがとうございました!!

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