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♭113 エレクトロラックス パネルコンベクションヒーター Quickheat700商品レビュー

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

これまで長きに渡り
「嫁にパネルヒーターをプレゼントしたい」
編をお送りしてまいりましたが
結果的には八郎の勘違いで
コンベクションヒーターを買ってしまった
と言う話を長々とお送りしました。
その第1回目はコチラから。

さて、せっかく大金をつぎ込んで
コンベクションヒーターを購入した訳ですから
レビューをしないといけませんよね?
という使命感もあるので
この、エレクトロラックス社の
コンベクションヒーター
「Quickheat700」
をレビューしてきたいと思います。

       

面白いのはこの商品、HPが存在しません。
エレクトロラックス社の日本語版HP
存在するんですが、この商品のページは
存在しないんですよねえ。。。

       

実はもう廃盤?
海外の売れ残りを日本でさばいている?
とネガティブなイメージも抱いてしまいがちですが
そんな謎の多いこの商品を
早速レビューしてみたいと思います。

       

それでは、続きをどうぞ!!

「パネルコンベクションヒーター」と言う名称だが中身はコンベクションヒーター

Google検索で上位表示されている
「おすすめのパネルヒーター○選」
等にも紹介されているこの
エレクトロラックス社のQuickheat700。

     

しかし、この商品、結論から言うと

コンベクションヒーターであって、パネルヒーターではない

という事を最初に断っておきます。
作中でも長々扱ってオチまで付けた理由は
パネルヒーターと思いこんでしまう失敗を
皆さんには避けてほしかった
からです。

       

パネルヒーターとコンベクションヒーターの
違いについてはこの記事に詳しく取り上げているので

参考にして頂きたいのですが
パネルヒーターはパネルからの「輻射熱」で
暖めるのに対して
コンベクションヒーターは背面上部から
暖められた空気を部屋に放出し
部屋内の暖かい空気を循環させようとする
「対流式」での暖めとなるので
どこか特定の個所を暖めるのには
そもそも向いていない、という事を
理解する必要があるでしょう。

コンベクションヒーターQuickheat700のスペック

消費電力:600W/1200W(2種類から選べます)
適用畳数:8畳~10畳
本体寸法:縦660mm×横700mm×奥行70mm
本体重量:7kg
コードの長さ:2m

消費電力は600wと1200wの2タイプで
1時間当たりの電気代は600wで16円
1200wで32円と1200wになるとエアコン並みです。

        

適用畳数は10畳くらいまでで、基本は
狭い部屋を暖めるスペックと言う所でしょうか。
リビング等の広大なスペースを暖めるのには
向いていない暖房機器です。

       

本体重量は7kgと書かれていますが
実感としてはもっと重く感じます。

      

コードの長さは2メートルで可もなく不可も無く。
近くにコンセントが無い場所に置きたい場合は
注意が必要です。

コンベクションヒーターQuickheat700のメリット

コールドドラフトを防ぐ

これがコンベクションヒーターの
最も有効的な使い方ではないでしょうか?
冬場の室温低下の大きな理由の一つとして
「窓による外気との熱交換」
が挙げられると思います。

       

この外気温と室温との熱交換を
コンベンションヒーターを窓際に置くことで
可能な限り外気温との熱交換を防ぐことが
この機器の最大限有効な使い方だと思います。

室内の空気が汚れない

室内の空気を本体の下部から取り入れ
本体内のアルミニウム菅を電気で熱して
暖めたアルミニウム菅に空気を通して暖めて
上部から放出するコンベクションヒーターの仕組み。
この方法は石油ストーブのような
一酸化炭素中毒になる心配も無く
クリーンな空気を保てるので安心です。

室内の湿度が下がりにくい

エアコンやその他暖房機器と違って
部屋が暖まっても湿度が極端に下がる事がありません。
ただ、全く下がらないという訳ではありません。
他の湿度が極端に下がる暖房機器と比べると
湿度の下がり方が緩やか、と言う感じです。

ON/OFFタイマー付

電源ON/OFFのタイマーが付いています。
今から○時間後、という設定でON/OFFが出来ます。
例えば今から4時間後に電源ONし
8時間後に電源OFF、と言う設定もできます。
朝起きる前に自動でONにして
出勤する時間に自動でOFFにする
という事も出来ます。
タイマー設定中はディスプレイに時計のアイコンが
表示されますので、タイマーがONの状態かOFFの状態かが
ひと目でわかります。

チャイルドロック機能搭載

コントロールパネルやリモコンの
チャイルドロックボタンを3秒長押しすると
チャイルドロックがかかり
ボタン操作できなくなります。
ちなみに本体の操作ボタンの位置は
こどもに操作されやすい高さにあるので
小さいお子さんがいらっしゃる場合は
チャイルドロックを掛けた方が安心です。

床置きと壁掛けの2通りの置き方から選べる

床置きだけでなく、壁掛けと2種類から
設置方法を選べます。家の状況に応じて
置き方を変えることが出来るのはありがたいですね。

IPX4相当の防水機能が付いている

「相当」という言葉にはやや引っかかりますが
IPX4相当の防水機能が付いているので
キッチンや洗面脱衣所の設置にも向いています。

コンベクションヒーターQuickheat700のメリット

広範囲を暖められない

部分部分を暖めるのが得意でない割に
あまり広大なスペースを暖めるのも
得意ではないようです。
スペース上でも10畳程度とありますように
ワンルームのみ有効。
リビング等の広大なスペースは
ムリであることをご承知下さい。

表記以上に重量を感じるし、本体を抱え辛い

スペック上の表記の「7kg」は
暖房機器の中では重量級だと思うんですが。
抱え上げてみると結構な重さを感じます。
女性が抱えて移動するのには
一苦労するんじゃないかと思います。

      

あと、スタイリッシュなデザインはとてもいいんですが
奥行きが薄いので本体を抱える取っ手が無く
抱え辛い、というデメリットもあります。

急速には暖まらない

「対流」という暖め方のため
部屋の暖まり方はじんわり。
約30分はかかるとみていた方がいいでしょう。
朝起きた後や、帰宅後に部屋を暖めておきたい場合は
その時間から逆算して30-60分前に
電源が入るようにタイマーをセットしておきましょう。

本体後部金具部分が運転中は超高温に

本体後方の暖気が出てくる通風口部分は
かなりの高温になり、ガチで火傷をするレベルです。
運転中に、本体を移動するのはやめておきましょう。

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コンベンションヒーターQuickheat700のビジュアルと操作性

見た目ホワイト1色のシンプルな佇まいで
デザインもスタイリッシュだと思います。

タイマーやチャイルドロックや温度設定は右上の7セグと
アイコンマークの点灯・消灯で確認できます。

シンプルですがとても見やすく
視認性はとても良いです。

操作は本体パネル側面のこの場所か

リモコンでも操作できます。
こちらも非常にシンプルで
余計な機能も付いていないので
分かりやすいのが特徴です。

コンベンションヒーターQuickheat700を使ってみた感想

実際に使ってみた感想ですが
まず、間違った使い方ですが
ダイニングテーブルの下に設置すると
足元が暖まるのか試してみたのが
こちらの記事。

こちらの記事では奇跡的に条件を満たしていたので
ダイニングテーブルの下を暖めることに成功。
テーブルの天板が漏れ出てくる暖気も心地よく
暖まりが良くて非常に眠たくなるほどの
好感触で幕を閉じました。

       

しかし、奇跡的な条件とは
「本体の後方が壁などで塞がれている事」
これが整っていないと、暖気が後方に逃げてしまい
対流しなかったので、ある程度壁際に設置して
対流するようにセッティングする必要があります。

      

次に現在使われていない次女の部屋5畳でテスト。
北側の部屋、夕方18時、外気温6度、室内温度17度から
コンベンションヒーターQuickheat700は1200wで使用開始。
どれくらいで20度になるのか見て見ました。

18時30分 室内17.6度
19時00分 室内18.9度
19時30分 室内19.7度
20時00分 室内20.3度(実験終了)

という事で3度上がるのに2時間かかりました。
特に出だしの30分は0.6度しか上がらず
その後30分刻みで+1.3度、+0.8度、+0.6度
と上がっている所を見ると
立ち上がりの暖まりは時間がかかる事がわかります。
正味な話、サッと室温を上げたいなら
エアコンの方が電気代含めても効率が良いですね。

コンベンションヒーターQuickheat700は悪い商品ではないが

と言う事で、コンベンションヒーターQuickheat700を見てきました。
コンベンションヒーターの能力としては価格が1万円後半で
購入できる事を考えると悪くはないと思いますが
残念ながらメインの暖房機種とはなり得ないことは
子供部屋の検証でも明らかになりました。

        

もしコンベクションヒーターをメインで据えたいなら
もう少し金額を積んで、他のコンベクションヒーターを
探した方が良いでしょう。

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「コールドドラフト」対策として
大きな窓の傍にコンベクションヒーターを置く考えは
決して悪い考え方ではありません。
しかし、それなら窓そのものの断熱性能を上げるのも
選択肢の1つに入ってくると思います。

        

エレクトロラックス社のコンベクションヒーター
Quickheat700を使ってみた感想。

       

デザインや操作性は秀逸ですが
性能については残念な点も見受けられた
Quickheat700。

       

金銭的に余裕があれば
お金を積んで違う商品を選んだ方が良いかもしれないし
もっと金額を落としても近い性能の商品もあります。
購入する場合は、自宅のどこに使うのか
どのような用途で使うのかをよく検討して
購入したほうが良いと思います。
(次回へ続く)

       

という事で、コンベクションヒーター
Quickheat700のレビューをしたところで
パネルヒーターをプレゼントしたい編
本当に終わりにしたいと思います。

      

ぶっちゃけで言うと
我が家は奇跡的に使用用途にハマりましたが
実際にこの商品を理解して購入するかと言われると
たぶん買わないと思いますので
後悔編にリストアップさせてもらいました。

       

さて、次回からは新章に突入です。
ちょっと時系列を遡って
「セキスイハイムの2年点検編」を
お送りしたいと思います。

      

まずは、セキスイハイムの点検時期と点検内容について
軽く見ていくようにしましょう。

        

次回「セキスイハイムの点検時期と点検内容はどうなっているの?」

情弱施主の、魂の叫びを聞け!

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