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第87話 上司命令!ハウスメーカーの営業を紹介して家を安く建てさせろ!!

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回のあらすじ。

   

親に家づくりの資金調達を頼み
家づくりを再開させた俺たち夫婦。
今更ながらに、未来のマイホームは
「木造」と「鉄骨」のどちらが良いのか
夫婦でワイワイやってみた。

その時に確実な結論こそ出なかったものの
嫁は木造、俺は鉄骨住宅に好印象を抱いていた。

        

しかし、鉄骨住宅のデメリットとして
建築コストが嵩むという指摘があった。
ただでさえ、家づくりの資金が少なくて
実家から調達したばかりだと言うのに。。。

      

しかしその時
俺の心の「名案」と言う名のろうそくに
火が灯ったのであった。

                         

ちなみに最初からこの話を読んでみたい
という奇特な方にはこちらのリンクを紹介しよう。

それでは、今日も俺の家の話を始めよう。

そう言えば、会社の同僚が。。。

何となくだが、鉄骨住宅に魅力を感じる俺。
気密断熱性は木造住宅に負ける、と
デメリットにはっきり書いてあったものの
そんなものは日本の「エアコン性能と技術」で
何とでもなる!と思い、このデメリットを見切った俺。
(↑「そういう問題じゃない!」というツッコミ、ごもっともです)

       

もう1つのデメリットは、我々の家づくり事情では
避けて通れない「費用・コスト」の問題である。
どうやら、木造に比べて高くつくらしいのだ。
木より鉄の方が高いのか?
その辺はよくわからないが、どうやら
鉄骨住宅の方が高いらしい。

       

資金援助が決まった時は
「(マイホームへの)高望みはしない様にしよう」
と気を引き締めたはずなのに
資金にゆとりができると、なぜか気持ちも緩んでしまい
ちょっとした贅沢や背伸びがしてくなってしまう
俺のイケない性格である。

       

しかし、ここで俺は閃いてしまった。
そう、鉄骨住宅で家を建てた会社の同僚が
ひとりいるジャマイカ!
これを利用して、鉄骨住宅を少しでも安く
建てることは出来ないだろうか!?
そう思いついたわけである。

        

それでも予算に届かず、高嶺の花と言うのであれば
それはあきらめもつく。
しかし、何もしないで諦めるのはどうなのか?
見積もりを取るだけなら、タダなのではないのか?
そこから考えても遅くないのでは?

       

そう思い、俺はキュービックホームで家を建てた
同僚Aを昼メシに誘い出すことにした。

同僚A、鉄骨住宅の魅力を語る(個人の感想)

八郎「どう?最近調子は???」

同僚A「いや~ボチボチっすねえ」

       

とある日の昼。同僚Aを誘い出すことに成功。
とりあえずおごるというエサを撒いておいて
エビで鯛を釣る計画だ。
千円ちょいの昼メシが数十万の値引きに化けるかもしれないのだ。
最初が肝心である。

          

八郎「何喰いたい?」

同僚A「なんか、●●通りのちょっと入った所に、クソ美味いカレー屋が出来たらしいじゃないですか?」

八郎「そ、そうなんだ。。。」

同僚A「そこ行きましょうよ!」

         

昼間からカレーか。。。
とちょっと思ったが、ここは同僚Aの行きたい所最優先である。
笑顔で「わかった!」と返してそこのカレー屋に向かった。

         

カレーが来るまでの間に同僚Aに
伏線を張る事にした。

        

八郎「どうよ、新築。住みやすい?」

同僚A「はい、もうバッチリですよ!全館空調サイコーですね」

八郎「まあ全館空調もいいんだけどさ、ところで」

八郎「同僚Aは、鉄骨住宅に住んでいてメリットとか何か感じてる?」

同僚A「そうっすね~、何か守られている感じしますよね、鉄の骨に俺たち家族が」

八郎「」

        

コイツ。。。俺と感想のレベルが変わらないジャマイカ。
鉄骨でも木造でも耐震性能に優れた家は建築できるらしい。
鉄骨だから~というのは感覚的なものでしかないのである。
俺もこの前まではその信者であったが。。。
家建ての先輩として同省Aを指名してみたものの
大丈夫なのか、いささか不安になって来たぞ。

      

同僚A「後、キュービックホームって、家が工場生産なんですよ」

八郎「え?どういうこと???」

同僚A「骨組みとか、基本的な躯体って全部工場でロボットが溶接・組み上げしていくんですよ」

八郎「ほおおお。。。」

同僚A「木造みたいに現場で大工が組み立ている訳じゃないんで」

同僚A「精巧さというか、施工ミスと言う点では、人間に比べれば格段に少ないんじゃないかと」

八郎「おおーそりゃあ、住んだ後も安心だなあ」

同僚A「そうですね、後住んでみてのメリットじゃないですけど」

同僚A「工期が早いのも特徴ですね」

八郎「へえ、そうなんだ」

同僚A「基礎工事始まるじゃないですか?」

八郎「キソ。。。コウジ。。。???」

同僚A「ほら、地面の土掘り始めたり、コンクリート流し込んだりするやつですよ」

八郎「うーん、全然わからんっ!」

同僚A「ま、まあ、家を建て始める工事の事です!が、始まってからですけど」

同僚A「家が建つまで3か月かからないですよ」

八郎「。。。それって、早いのか?」

同期A「まあまあ、早いと思いますよ。木造ならメーカーにもよるけど」

同僚A「半年くらい、かかるんじゃないっすか?」

八郎「ふう~ん。。。」

       

まあ、鉄骨住宅の躯体は工場生産で
施工ミスが少ないというのは、安心の担保にはなる。
鉄骨住宅を選ぶ理由がまたひとつ増えた、という事だな。
(※▲鉄骨住宅のメリットにもしっかり書いてあったけど、ちゃんと読んでない俺)

上司(直属じゃないけど)命令発動

美味しそうにどろどろの緑のカレーをパクつく同僚A。
俺は。。。オーソなチキンカレーにし
同僚Aの強烈なプッシュにより
ライスでは無くナンを頼んだのだが、このナンが
何の変哲もないフツーのナンで
ライスにしておけばよかったと猛烈に後悔し始めていた頃。

         

同僚A「で、本題は何ですか?」

      

と、向こうから唐突に切り出してきた。

        

八郎「あら、わかっちゃってた?」

同僚A「だって『おごる』とか『何でも食べていい』とか、いい加減気持ち悪すぎるでしょ?」

八郎「」

同僚A「ウラが見えすぎてて怖かったけど、どうせ逃げられないならと思って、ちょっとわがまま言いましたよ(笑)」

       

どうやらこっちの思惑はある程度見透かされていたようだ。
じゃあ、遠慮なくコッチも言わせてもらう事にしよう。

         

八郎「まあ、これは。。。仕事の事ではないんだが、上司命令と言ってもいいだろう」

同僚A「。。。なんですか、それ?」

八郎「極めて重要なミッションをお前に言いつける」

同僚A「うわあ、何かカレー1杯が高くつきそうだなあ。。。」

八郎「キュービックホームの営業を俺に紹介してほしい」

同僚A「えっ???」

八郎「そして、お前より安く家を建てさせるようにしてくれ!」

同僚A「」

        

俺の新しい家の話、今日はここまで。

次回予告

鉄骨住宅を少しでも安く建てるために俺が立てた作戦。
それは。。。
既に鉄骨住宅のハウスメーカー
キュービックホームで家を建てた同僚Aの
営業を俺に紹介してもらい
同僚Aより安く家を建てさせる、と言うものだった。

        

これに対して、同僚Aはどう出てくるのか?
あれ、意外に乗り気???

        

次回「ハウスメーカーの営業を紹介してもらうメリット・デメリット」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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