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第58話 突然の駐車場探し、からのぉ~家づくり再開?

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回のあらすじ。

        

ネオアーバンハウスの展示場で
家づくりの方向性の違いが最高潮に達し
夫婦喧嘩をしてしまい、家づくりが突然
終了することになった我々夫婦。

時が経ち、冷静さを取り戻してくると
嫁の為に家を建てようとしていたのに
予算を安くしようとする気持ちがはやり
嫁の気持ちを無視した家づくりを
強引に進めようとした俺に問題がある事に気が付き
ちょっと反省&後悔する日々なのだが。

        

そもそも論として、予算3500万円で
注文住宅を建てる事が困難なような気がしてきて
謝って仲直りをしたとしても、家づくりを再開するのは
難しいような気が。。。そんな思考が
仲直りを遠ざける事となったまま
あれから2か月が経過しようとしていた。      

    

ちなみに最初からこの話を読んでみたい
という奇特な方にはこちらのリンクを紹介しよう。

それでは、今日も俺の家の話を始めよう。

賃貸の管理会社からの電話

八郎「もしもし」

電話主「●●コーポ(八郎が住んでいる賃貸の名前)の管理をしている××不動産です」

八郎「ああ、どうも」

××不動産「実は、●●コーポに車を2台お停めになっていると思いますが」

八郎「はい、あっ。。。て、まさか。。。」

××不動産「そうなんですよ、新規の入居者が入ってこられるんですが」

××不動産「駐車場が必要とのことでして」

八郎「嗚呼~そうなんですね。。。」

        

経緯を簡単に説明すると
●●コーポは基本、1部屋に1台の駐車場をあてがっているのだが
俺が入居した時は空き家がいくつかあったため
車2台持ちの我が家としては
敷地内に2台車を停められないか交渉したところ
入居者が見つかるまでだったらOKという条件で
2台停めさせてもらった流れがあった。
当然駐車場台は2台分支払っている。
(車が無い家は駐車場台を払う必要が無い)

       

管理会社としても、駐車場を空けたままにしても
収入が発生しないので、俺のような車2台持ちの借主の申し出には
空き室(厳密に言えば空き駐車場)があれば
入居者が決まれば指定日内に車を立ち退かせる
という条件付きで駐車場を貸していた。

      

そして、我が2台目の駐車場に、入居者が決まってしまい
車を移動させるだけでなく、新しい駐車場を探す
と言う急遽の作業が発生することになった。
こうなる事は承知の上で駐車場を借りていたが
いざその時が来ると、非常に気持ちがどうかある。
面倒くさがらずに違う駐車スペースを
別に借りておけば良かったかなあ。。。
とちょっと後悔した。
(ちなみにそのアパートには更に業者や内覧者などが停める常に空いているフリーの駐車場が1台存在していたので、すぐに駐車場が見つからなくとも、最悪見つかるまでそこに避難することが出来る仕組みにはなっていた)

駐車場が見つからない        

こうして、駐車場探しが始まった。
しかし、この周囲は基本住宅地。
アパート等の賃貸物件も少なく、一軒家が主の地域である。
なかなか駐車場探しは難航した。
そういえば、付近に空き駐車場が無いから
賃貸の空き家の駐車場を借りれないか問い合わせたのを
その時思い出したのであった。

       

最初は、付近の駐車場をネットで探して
管理会社に1軒1軒電話してみた。
しかし、問い合わせ先はすべて満車。
断られる事5回になった所で
周囲1キロ圏内の駐車場は全て消えた。
車に乗るために徒歩15分以上歩くことが確定した瞬間である。

         

駐車場が見つからずに心が折れそうなのに
車に乗るために家から徒歩15分以上が確定し
心が折れてしまった俺は
スマホをテーブルの上に投げ出すように置いて天を仰ぐ。

       

。。。無機質の白い天井が視野に入る。
そういえば。。。
ネオアーバンハウスの展示場は、天井が茶色だったな。
(家づくりブログなのにあえて「茶色」と言わせていただきます(笑))
なんかかっちょ良かったな。
あの値引き500万の提案物件は天井何色だったんだろう。
そこまでちゃんと目にすることなく
展示場を後にしてしまった。
あれはちょっと勿体なかったかな。。。

             


。。
。。。
( ゚д゚)ハッ!

       

気が付けば、家づくりの打ち合わせの事を思い出していた。
やはり自分の心の中でも踏ん切りがついていないのだろう。
その時はそう思った。
しかし、あの展示場での夫婦喧嘩の一件以来
たまーに家づくりの打ち合わせが
フラッシュバックすることがあるのだ。

         

そうそう、駐車場探しだった。
テーブルの上に放り投げたスマホを拾い上げ
6番目に近い駐車場を探すのであった。

地元工務店が管理する駐車場

そんなこんなで、家から6番目に近い駐車場は
恐らく家から1.2km離れたところにある
地面が砂利の駐車場だった。

      

ただ、今までと明らかに趣が異なるのは
それまでは明らかに地元の不動産会社が
管理していたように見受けられるのが
この6番目の駐車場の管理会社は

岡村工務店

となっていた。
どうやら地元の工務店っぽい感じだ。
工務店が=家を建てる、となるかどうか
知識が無いのでよくわからないが
イメージはそんな感じだ。

        

工務店が土地を管理している=土地を転がしている?
(※自分が購入した土地を高い値段になるまで待って、その時が来たら相応の利益を載せて売りさばくこと)
いや、工務店なんだからその時が来たら駐車場を廃止して
家を建てて建売で売るのか。。。
と、色々想像してしまう。

     

しかし、今大事なのは
「家からなるべく近い駐車場を探す事」
である、将来の心配をしていたら、見つかるものも見つからなくなる。
とりあえず電話してみる事にした。

       

岡村工務店「もしもし岡村工務店です」

八郎「あのー空いている駐車場を探しているんですけど」

岡村工務店「はい、どちらの駐車場でしょうか?」

         

と言う流れで、地図に載っている駐車場の住所を言うと
なんと1台空いているという返事が!
すぐにでも契約したいと伝えると
本日の夕方には担当者も帰ってくるので
17時以降でよければ本日契約できるとの事だった。

       

早速17時に、言われた住所に向かうと。。。
そこはやはり一軒家などを建てる地元の工務店だった。
17時に戻るはずの担当はまだ戻っておらず
そこから30分待たされる羽目になったが
その分、30分間工務店内をマジマジと見る事が出来た。

      

やはり、一軒家を建てている工務店だった。
ネットで調べると、規模はまあまあ大きいようだ。
1ヶ月で片手では足りない程度の注文住宅を請け負っているようだ。
それなりの実績と口コミが書かれてある。
口コミも賛否両論書かれており
良くも無く悪くも無い、いわゆる地元の一般的な工務店のようだ。

        

そんな事を調べていると、奥からひとりの男性が現れる。

         

岡村営業「。。。駐車場の契約の方ですか?」

八郎「はい、そうです」

岡村営業「遅れて申し訳ありません、私は岡村営業と申します」

       

そう言って名刺を渡された。
肩書は。。。営業部長になっている。
年齢も。。。40代か。俺とあまり変わらないかもしれない。

         

新しい物語が、少しずつ動き出そうとしていた。

         

俺の新しい家の話、今日はここまで。

次回予告

駐車場の契約に訪れた場所は
地元の工務店「岡村工務店」の事務所だった。
そこで、駐車場の契約をする際に現れた工務店の社員は
「営業部長」の肩書を持っていた。

       

自分の中でも、言葉にならない、形にならない何かが
心の中に急に湧き出ては、形を作ろうとしていた。

               

次回「工務店さん、家を紹介してもらえませんか?」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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