八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。
前回のあらすじ。
マイホームを建てるには資金が500万円足りない!
実家はオヤジの介護でてんやわんやの時なのに
俺は、恥を顧みず、オヤジの意識がはっきりしている時に直談判。
500万円の資金援助をお願いしに行った。
オヤジはこれを了承。
俺たちの家づくりに初めて
光が差した気がした。
ついに家づくり再開。
やっと俺たちの家は建つのか?
それとも。。。
ちなみに最初からこの話を読んでみたい
という奇特な方にはこちらのリンクを紹介しよう。
それでは、今日も俺の家の話を始めよう。
住宅展示場のホームページを見てみると
ついに実家から500万円の資金援助を取り付け
総予算は4000万円までOKとなった。
これで、家づくりの条件はずいぶん
緩くなったと思われる。
今までは、何かしら希望に妥協を強いられていたが
この条件なら、高望みさえしなければ
希望の立地に、注文住宅が建てられる
そんな気がしていた。
資金援助も受け、家づくり再開を宣言した
そんなある日の夜。
俺は、家の近くにある住宅展示場の
ホームページを見てみる事にした。
この前は思い立っていきなり展示場に突撃するという
暴挙をやってしまった訳だが。
よくよく考えれば、もう少し下調べをしてから
展示場に赴くのもの悪くは無いはず。
そんな思いで、ホームページを眺めていた。
すると今更ながらに気が付いたのだが
ハウスメーカー名の後に[木造][鉄骨]と
書かれているではないか!?
よくよく考えてみれば
未来の我が家の構造について
何も考えずに選んでいた。。。
という、ちょっと?とんでもなく?
恥ずかしい状態であることに気が付いた。
木造・鉄骨、どちらが良いのか?
その辺は決めてから、ハウスメーカーを絞るべきでは?
そんな気がしたので、嫁に話してみる事にした。
木造と鉄骨、どっちがいい?
八郎「嫁ちゃん、マイホームってさ、木造と鉄骨とどっちがいい?」
嫁「えっ???」
そう聞くと、嫁がたいそう驚いているではないか?
何に驚いているのだろうか?
八郎「え?なに驚いているの?」
嫁「一軒家って、鉄骨もあるの?鉄骨ってマンションしかないのかと思ってた」
なるほど、何も知らなければそうかもしれない。
俺は同僚Aがキュービックホームという
鉄骨ハウスメーカーで家を建ててたのを知っていたので
一軒家に鉄骨がある事も知っていた。
後、世界的な自動車メーカー
「木田技研工業」
から派生したハウスメーカー
「キダホーム」
も、鉄骨の一軒家を展開している事も知っていた。
しかし、裏を返せば、普通の一軒家のイメージは
「木造」。「鉄骨」の一軒家を知っている「シロウト」は
少数派なのかもしれない。
八郎「あのマンションとか建てているぶっとい鉄骨じゃないかもだけど」
八郎「鉄骨造の一軒家を建てるハウスメーカーはあるよ」
嫁「へぇ~そうなんだあ」
八郎「嫁ちゃんはどっちがいいとかある?」
嫁「やっぱり、家と言えば木造かなあ」
八郎「俺は鉄骨が良いなあ」
嫁「えー、でも鉄骨って冷たそう」
八郎「何言ってんだよ、鉄骨がむき出しになっている訳じゃないし」
八郎「エアコンとかの空調を効かせれば問題ないっしょ?」
嫁「そうかあ。。。」
俺は「鉄骨って冷たそう」と言い切った嫁を
内心バカにいていたのだが、実は
嫁の言っていることが正しいと知るのは
もう少し後になってからであった。
木造と鉄骨のメリット・デメリット
嫁「木造と鉄骨の良い所って何だろうね?」
八郎「鉄骨は地震に強そうなイメージはあるね(※個人の意見であって正しい情報ではありません)」
嫁「あ~そんな感じするね。でも木の家って、香りだったりぬくもりだったり」
嫁「そんな良さは鉄骨には無さそうだから、結構大事かも」
とまあ各々のイメージを口にしてみるも
それがどれも説得力にも信憑性にも
欠ける事がすぐにわかった。
個人の感想でしかない。
ちょっと、木造と鉄骨のメリット・デメリットについて
調べてみる事にした。
✅防音性が低い
✅住宅の品質にばらつきが生じることがある
✅害虫や害獣の被害を受けやすい
✅広い間取りにできる
✅一定の品質を保つことができる
✅耐用年数が長くメンテナンスの手間がかかりにくい
✅建築にかかるコストが高い
✅断熱性が低い
✅リフォームが難しい
※以上、引用AERAホームHPより
嫁「うわ、どっちもメリットデメリットが良い感じで甲乙つけがたいね」
八郎「ちなみに、鉄骨だと地震に強いとか、木造は弱いとか」
八郎「そんな事は一切なく、鉄骨木造共に耐震性能に優れた家を建てる事は可能らしい」
嫁「うわー、先入観とか思い込みって怖いね」
鉄骨住宅は建築コストが高いらしいが
この後も、木造鉄骨のメリット・デメリットで
夫婦でワイワイやったのだが
結局結論らしい結論も出ないまま
その日は冷やかしただけで終了となった。
しかし、調べてみて自分なりにまとめてみると
鉄骨住宅が良いような気がしてきた。
やはり、メリットの
「一定の品質を保つことができる」
「耐用年数が長くメンテナンスの手間がかかりにくい」
と言うのは俺にとってはありがたい。
特にメンテナンスの手間がかかりにくいなんて
ものぐさの俺には最高のメリットである。
しかしデメリットも気になる。
「建築にかかるコストが高い」
「断熱性が低い」
しかし、断熱性に関しては
冬、雪が積もらない事もあるような地域に住んでいるので
暖房ガンガン焚けば、そんなに寒い事は無いような気がする。
一番の問題は金が無くてピーピー言っているのに
「建築にかかるコストが高い」
というデメリットだ。
500万円の上積みを果たして総額4000万円の予算でも
背伸びは禁物な状況なのだが。
ここでコストが高い商品を選んでしまうと
またしても選択に妥協を強いられる可能性がある。
しかし、それでも1回は。。。
鉄骨のハウスメーカーの見積もりを取ってみたい。
それで、高杉晋作な見積もりで太刀打ちできないなら
その時は諦めよう。
そう思っている自分もいた。
そして、この時、自分の心の奥に
妙案と言う名の豆電球がぴかーっと
光ったのであった。
俺の新しい家の話、今日はここまで。
次回予告
家づくり再開して、初めて家づくりらしいトークを
繰り広げた俺と嫁だが。
この時はふたりの間で、鉄骨木造の結論は出なかった。
しかし、俺の心は鉄骨に流れ始めた。
最初は、鉄骨の鉄骨のメリット・デメリットを鑑みて
鉄骨に傾きかけたのだが、俺の中でひらめいた「妙案」が
俺の気持ちを鉄骨住宅へと加速させていくのであった。。。
次回「上司命令!お前のハウスメーカー営業を紹介して家を安く建てさせよ!!」
お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!
このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。
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