どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)
新居に入居すると、悩む方もいるかもしれないこの話題。
町内会(自治会)入らない問題
新居の話をする前に、
旧居でのちょっと苦い思い出話をさせてもらっています。
前回は、八郎家が町内会加入後最初のイベント
「ボーリング大会」で華々しい?デビューを飾り、
良くも悪くも我々家族の印象を残してしまったものの、
日曜日が休めない職場ゆえ、町内会の活動に殆ど参加する事が出来ず
どんどん肩身が狭くなり、逃げるように「町内会を脱会しよう!」
という結論に至ったお話でした。
さて、町内会の班長の家を訪れる八郎。
果たして、無事、町内会を脱会する事が出来るのか?
それでは、続きをどうぞ!!
班長に会って話をする事に
足取り重く、班長の家へ。
半年前には、班長の満面の笑みで町内会に迎え入れられましたが、
まさかこんな日が来ようとは。。。
緊張とかは特にはないものの、
やはり気が思いのは事実です。
―数日前、電話にて―
八郎「班長、実はご相談がありまして」
班長「どうなさいました?」
八郎「。。。勝手言って申し訳ないんですが」
班長「はい」
八郎「町内会を脱会しようと思いまして、電話しました」
班長「。。。そうですか」
電話で脱会の意を班長に伝えましたが
班長は至って冷静に受け止めてくれました。
。。。本心はまだ見えませんが、
なじられたりすることも想定していたので
冷静な受け止めのパターンは。。。
正直「厄介なパターン」だと思いました。
まだ、なじられたりする方が切りやすいんですけどね。
こんな、理解のある様子を見せられる方が、
本心が見えないので、非常に厄介です。
本当に理解を示しているのか、それとも、
自分のフィールドに引き込むために駆け引きを始めるのか。。。
班長から「1度会って、お話をしたい」と言われ、
八郎もそれを受けた形です。
班長も八郎と会って話をしたいんでしょうけど、
実は八郎にも班長と会ってしたいことがあるんです。
それは。。。
先払いした町会費
は返還されるのか?です。
辞めるのに、何金の事気にしてんの?
と言われそうですが、正味な話、
1年間先払いを要求された時は、ものすごい違和感を感じたのも事実です。
何だか、お金を人質に取られているような気になりました。
そして、その違和感は、この脱会の時に具現化する事になります。
まあ、毎月毎月回収するのが面倒、と言うのも、
班長の立場からすればごもっともかもしれませんが、
八郎的には2000円×6か月分の12000円を出来たら奪還したい
という思いは正直あります。
賛否両論ありそうですが、八郎としては
そこはぼかさずに話をするつもりです。
家の中に上がって話すことを拒否
教えられた住所に歩を進めると、
土地の大きさは分譲地なので周囲と左程変わりませんが、
素人でも「金がかかってんだろうなあ」と思わせるような
豪華な家が目の前に現れます。
ますます、気持ちが落ちていく八郎。
しかし、めげる訳にはいきません。
脱会の意思を貫き、
あわよくば先払いした1万2000円を奪還せねばならないのです。
チャイム「ピーンポーン♪」
班長「。。。はい」
インターフォン越しに野太い声が聞こえます。
八郎「八郎と申します」
班長「ああ、お待ちください、ブツッ」
八郎「。。。」
暫く玄関で待っていると、引き戸のドアから
班長が現れます。
班長「どうも、八郎さん」
八郎「すみません、お忙しい所に押し掛けて」
班長「いえいえ、立ち話も何ですから、中へどうぞ」
八郎「いえ、ここで大丈夫です」
班長「」
かなり失礼かもしれませんが、
八郎は最初から「家には上がらない」と決めていました。
それは職業柄もあるんでしょうが、
お客さまのクレーム処理などで単身で謝りに行った時
中に上がってしまうと帰れなくなることがあるからです。
いわゆる「軟禁状態」を作り出し
自分たちに有利な言葉を言わせないと帰れない雰囲気を作る、
これまで何度も経験している事です。
班長「。。。わかりました、ではここで話しましょう」
電話で話したい時から今までの柔らかい感じは消え去り
明らかに不機嫌さを露わにしてきた班長。
今まで何度もこうして、脱会しようとしている人たちを
家の中に引き込んで、あの手この手で懐柔した、のかも?しれません。
(▲あくまでも個人的な偏見です(笑))
上手く行かなかった時の苛立ちみたいなものを感じます。
何かご不満な事でもありましたか?
班長「町内会を抜けたい、との事でしたね」
八郎「はい」
班長「。。。何かご不満な事でもございましたか?」
八郎「いえ。。。不満とかは無いんですけど」
八郎「我々夫婦の仕事がどうしても日曜日がほぼ休めないもので」
八郎「町内会の活動に参加できないのが申し訳なくて」
八郎「このまま在籍しても、ご迷惑をおかけするだけと判断しまして」
八郎「今回の結論に至りました」
班長「。。。なるほど」
ちょっと険しい顔で八郎の顔を聞いていた班長。
しかし、八郎の話を聞くと、表情を緩めて、こう言います。
班長「。。。迷惑だなんてとんでもない」
班長「休みが取れた時だけ、参加していただければ」
班長「我々役員としては、何の問題もありませんし」
班長「八郎さんが、気にされる事ではありませんよ」
まあ、そう言うのは想定済です。
そろそろ、長期戦にしたくないので
まとめにかかるようにしましょう。
八郎「実は、私が、と言うよりも『嫁』や『子供』の方が気に病んでおりまして」
班長「。。。ほう、と、言いますと」
八郎「ええ、我々が『ボーリング大会』のようなイベントには顔を出して賞を持って行くのに」
八郎「『清掃活動』にはちっとも顔を出さない、という噂を小学校伝いで聞いたらしく」
八郎「心穏やかではない状態になっているんです」
班長「ああ、あのボーリング大会は今でも語り草ですねえ」
八郎「。。。」
班長「今まですーっとボーリング大会で1位だった○○さん夫妻が」
班長「初めて『素人』に負けたもんだから」
班長「夜も眠れない悔しかったみたいですよ」
班長「1年後のリベンジに向けて、今から練習に励まれているらしいですよ」
八郎「」
たかが町内会のボーリング大会ごときで、
そんなに悔しがられても。。。
という思いしか無いんですが、
この話、実はもっと根が深い話になっていたんですが、
その話は、最後に回します。
取り敢えず「籍」だけでも置いておきませんか?
八郎「ま、まあ○○さんの話は置いておいて」
八郎「嫁や子供たちの事を考えても」
八郎「脱会したほうが良いかと思っての決断です」
何だか話が変な方向に逸れたので、軌道修正を図りますが。
この班長。想定通りの曲者でした。
ここから、あの手この手を繰り出してきます。
班長「。。。わかりました。風説が気になるのであれば」
班長「私の方から、『通達』を出しましょう」
八郎「な゛っ。。。」
班長「そんな、参加できない人を苦しめるような風説は出さないように言って聞かせます」
八郎「いやいやいやいや、そんな事されたら、もっと居づらくなりますよ」
班長「。。。」
八郎「自分はそんな事は望んでないです」
八郎「脱会すれば、そんな噂ナンボ立てられても気になりません、部外者ですから」
そこまで一気に喋って、班長の様子を伺うと
班長もちょっと眉間にしわを寄せた状態で、
こう提案してきます。
班長「。。。とりあえず『籍』だけでも置いておきませんか」
八郎「えっ、何でですか?ここまで言ってもダメですか?」
班長「いえ、ダメとかではないですけど」
八郎「。。。じゃあ、なにg」
班長「八郎さんも、いろいろ困る事になると思うんですが?」
(次回へ続く)
うええええ、今15年前の事を書いてても背中が寒くなる(笑)
この班長、なかなかの曲者でしたね。
まあ、最後は皆さんの想像通りのオチになると思うんですが。
町内会も色々あるんだなーと
勉強になった出来事なので、
もう少しお付き合い頂ければと思います。
さて、あっさり町内会を辞めさせるつもりはない班長。
八郎にあの手この手の揺さぶりをかけてきます。
それがまあ、なんつーか、必死な訳で。。。
次回「町内会(自治会)入らない問題(4)デメリットはゴミ捨てが出来なくなる事?」
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