どうも!八郎です!!
セキスイハイムのHPを見ていくと、デカデカ
一生モノ工場(2020年2月29日現在のHPの表示です)
とあります。
HPに書いてある内容をつまんで説明すると、
一生住む(であろう)家(ユニット)を、工場で大事に作ります
とのことなんですが、
じゃあ家は外で作ったらいかんのか?
と言いたくなりますよね。
それでは、ユニットを工場で作るメリットは何なのか?
を、セキスイハイムのHPのキーワードを使いながら紐解きつつ、
デメリットはないの?
という視点も交えて掘り下げながら見ていきたいと思います。
引用の無い画像は、セキスイハイムHPよりお借りしております。
Contents
ユニットを工場生産するメリット
大型精密機械でユニットを製造できる
ユニットの詳しい話はこちらの記事に譲るとして。
セキスイハイムのユニットは、軽量鉄骨を
✅スポット溶接する
✅橋にも使用されるハイテンションボルトで締め上げる
を実施して、強固な躯体を作り上げることに成功しています。
その強固な躯体の強度を得るためには、
大型精密機械
の力が必要不可欠です。
正確な場所に溶接を実施するのも、
人間の力では成し得ない強力な力で、
ボルトを締め上げるのも、
全て機械のおかげです。
これが、公式HPで紹介している
「②”技術の力”で屋台骨をがっちり支えます」
に該当します。
良好な作業環境が、人間の作業の「能力」と「精度」を向上させる
家づくりに機械を導入するのはすごいことだと思いますが、
機械では出来なような細かい作業が多いのも事実。
まだまだ人手に頼る部分も多いです。
外で家づくりが行われている事を悪くいう訳ではない事を前置きして、
ちょっと想像してみて下さい。
例えば、作業をする日の最高気温が35度を超えるような猛暑日の外と、
室内の空調が26度に整えられた室内で作業をするのと、
どちらが精度が高い作業が出来ると思いますか?
また、命綱をつけないといけないような高所で、
作業体勢も不安定なところで作業をするのと、
安全が確立され、体制も自由の利く室内で作業をするのと、
どちらが精度が高い作業が出来ると思いますか?
。。。すみません。かなり悪意のある書き方になってしましましたが(笑)
とどのつまりはそういうことです。
✅天候・気温に左右されない
✅安全・ある程度の体勢の自由が保証される
室内で、家づくりの作業を実施することで、
人間の作業の「能力」・「精度」を外作業に比べ高める措置、
これが、ハイムが室内作業をウリにしている理由のひとつ、でしょう。
これが、公式HPで紹介している
「③”人の能力”を高め、家の能力を高めます」
に該当します。
天候に左右されない家づくりが可能に
台風等の極端な悪天候になると、作業は中止。
家づくりの進行が遅れてしまうことがあります。
また、家づくり作業中に突然のにわか雨。
もちろん作業担当者は、不測の事態に備え、
いつ雨が降っても家が濡れないように、
万全の体制をとっていると思います。
だがしかし!
本当に突然雨が来れば、全く濡れませんでした!とは行かないと思います。
※雨に濡れても大丈夫なんでしょうけど、自分の家が雨に濡れました!
って報告受けると、何かビミョーな気持ちになりますよね(笑)
また、作業が出来ないような悪天候が続き、
予定されていた作業に遅延が発生すると、
予定された引き渡しが伸びてしまう可能性があります。
しかし、工場生産であれば!
天候に左右されないで生産できるので、
計画通りの生産が出来ます。
よって、
✅天候が理由による作業の遅延
✅躯体が雨(雪)にさらされる
リスクが殆どありません。
これが、公式HPで紹介している
「①”屋根のした”で、たいせつにつくります」
に該当します。
施工管理を「集中して」行える
建築工事は多くの職人・業者が分業で行うため、施工管理が難しい側面があります。
これを、
✅1つの建物の下で
✅決められたメンバーで
✅コンピューターを用いて
集中的に管理。
また、施工後のチェックも、
人間の手だけでなく
機械がレーザーでミリ単位まで測定
これは安心ですよね。
施工レベルの品質が担保されていると思います!
これが、公式HPで紹介している
「④住宅ではじつはむずかしい”設計通り”を実現します」
に該当します。
要約すれば「予定通りに質の高いユニットが出来ます」と言うこと
さあ、今までの文章をなかったものにしてしまう「まとめ」です(笑)
ここを最初に読めば、上の文章は不要ですね!
と言うことです。
なんとなく、ユニットを工場で作るメリットが
お分かりいただけたかと思います。
工場生産のデメリットは無いのか?
読者「じゃあ、工場生産のデメリットはないのか?」
そう思ったりしませんか?八郎だけ?
そんなあなたに、八郎の偏見たっぷりの
「工場生産のデメリット」
をお届けします。
最初にお断りですが、あくまで、個人的な偏見たっぷりの意見です。
真に受けない程度にお読みいただければ、と思います。
作業の様子が見えない
工場の中で作業が行われているので、
作業の様子をうかがい知ることが出来ません。。。
通常なら、土地に行けば作業の様子を見ることが出来るんですが。。。
ひょっとすると、工場の中では、
作業員が、スマホ見ながらチュイーンと作業をしているかもしれません。。。
※当然そんな事はありませんのでご安心ください
作業の融通が全く利かない
セキスイハイムでは、
打ち合わせの最後に家の
最終仕様確認
というのが行われます。
そこで、ハイム側施工主側のお互いが、家の施工内容に合意すると、
契約書が交わされ、同時に家に必要な資材関係の発注が一斉に行われます。
その資材は、後日工場に届くことになります。
工場では、資材から、ユニットの工期から完全に日程が管理されているので、
最終仕様確認後に、
施主「あ、やっぱり、ここを変えて欲しい」
と言う気持ちがむくむくっと起き上がっても
工場で製造される過程においては
絶対に変更ができません
しかし、他のハウスメーカーの場合、
現場で、作業が行われている場合、
気持ちが変わって、
施主「あ、やっぱり、ここを変えて欲しい」
と言う気持ちが起き上がって、施工業者に頼んでみたら、
変更してもらえることが「稀に」ですがあるようです。
仕様の確認を行った後の変更なので、基本的には絶対にダメだと思うんですが。。。
仕様の範囲内での変更なら、問題ないのかもしれません。
しかし、ハイムではそれは絶対に構いません。
「これで作ります!」と決まったら、工場ではその通りに作成されます。
(その後の現場での作業は、多少の融通は利きますが)
デメリット、と呼べるかどうかはわかりませんが、
ユニット段階では、微妙な変更も受け付けられない、
厳しい現実があります。
(そりゃそうでしょ!?って感じですかね?)
【補足】ユニットの作業の様子を見る方法がある
実は。。。
我が家のユニットが製造される様子を見る方法
があります!
それは、
営業に「我が家のユニットが作られる様子を見たい」とお願いする
のがまず第一条件。
これは問題ないでしょう。
ハードルが高いのは次です。
お願いをすると、今度は営業から
営業「○月×日△時から、ユニットが作られるので工場に来てください」
と連絡があります。
この指定された日時に工場に行けるか
に全てがかかっています(笑)
ちなみに、こちらから日程はおろか、曜日・時間を
「アバウトに」すら要望することは出来ません。
完全に指定された日時に、都合をつけて行けるかどうか?
そして!
工場が、お住まいからどれくらい離れているか?
これも重要です。
住まいと工場の場所によっては、
行って帰ってくるだけで1日行事、見たいな方も少なくないはず。
運よく、行ける日程だったとしても、時間指定が朝10時~とか言われると、
家出るの朝6時なんですけど。。。
みたいな方もいるはず。
逆に午後2時~とか言われると、
帰ったら夜の9時だった。。。
とかもあるはず。
なかなかセルゲイ・ブブカも真っ青なハードルの高さなんですが、
もし、運よく行ける可能性のある方は、
一生に一度のものなので、
行って見てみるのも悪くないかもしれません。
ユニットが雨(雪)に濡れないのも強み
と言うことで、ユニットを工場生産するメリット・デメリットを見てきました。
品質が担保されるのが最大のメリットなんですが、
これから住む新居の内部が
「雨や雪にさらされない」
のがセキスイハイムの最大のメリットだと八郎は思います。
セキスイハイムの上棟(棟上げ)も、
雨天では中止となる徹底振り。
工期が遅れるのは辛いですが、
一生ものの家なので、雨には絶対にさらさせない、
セキスイハイムの強い意気込みが感じられます。
このように、「家を工場で作る」という、ある意味常識を覆すような
家づくりを実施しているセキスイハイム。
でも、その常識を覆した家づくりが、
実は、理にかなっているかも?と言う言葉を〆にして、
この記事を終わりたいと思います。
セキスイハイムを検討されてい方のお役に立てたら幸いです。
今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
✅機械の恩恵を受けられる(緻密・精密さ、人間にはない力強さ)
✅人の作業精度が向上(安全性の担保、作業環境が均一・一定)
✅コンピューターに管理・出来栄え確認も人と機械(機械での確認は外では出来ない)