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第38話 家を建てるためにまずやるべきことは、住まいの窓口無料相談ではなく。。。

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回までのあらすじ。

     

注文住宅の予算は3500万円です!
と決めたはいいけど、実際に住宅ローンを
支払っていくことは出来るのか!?
と言う話から、ローン開始の43歳から
定年の65歳までの22年間
金利1%全期間固定と仮定した場合
月々の支払いがいくらになるのかを
シミュレーションしてみた。

3500万円全額借入だと14.8万円
500万円頭金入れて3000万円借り入れで12.7万円。
1000万円頭金入れて2500万円借り入れで10.6万円。
会社から住宅助成金が2万円出るので
この表示から実質2万円マイナスになるのだが
現状の賃貸の家賃が住宅助成金いれると
実質4.8万円で済んでるので
大幅な増額になる事は間違いない。

      

もし1000万円頭金を入れる場合は
老後のための預貯金を切り崩すことになるので
これはこれで反対。。。

      

とまあ住宅ローンの支払いの話で
とことん空気が悪くなってしまったのが
前回までの話である。

       

出だしからこんな状況で
本当にマイホームは建つのだろうか?

        

それでは、今日も俺の新しい家の話を始めよう。

予算の話はとりあえず置いておいて

嫁「立地は大事だと思うけどなあ。。。」

八郎「でも、それじゃあ、お金が立ち行かないよ。。。」

嫁「。。。」

八郎「。。。」

         

マイホームを建てる前の初期の初期の
「お金」の話をするだけでこれだけ空気が悪くなろうとは。。。
家を建てるという事は、そう簡単な事じゃないんだ
という事を少し垣間見た気がした。。。

         

この時、なぜこんなにも空気が悪くなってしまったのか?
それを俺は理解していなかった。
そして、それを理解するのには
もう少し時間がかかる事になるのであった。

        

さて、この件は今日では解決出来そうな気配がない。
全く決めてないと、指標も無いので話しようもないが
とりあえず3500万円と言う数字は、ボヤっとだけど出たので
ここを1つの指標として、家づくりを行う事にしよう。

        

お金の計算は。。。あの人に相談する事にしようかな。

      

しかし、この先家づくりをする上で
やらなければならないことはなんなのか?

家を建てる時にはまず何からしたらよいのか?

八郎「とりあえず、マイホームの予算は3500万という事にして」

八郎「後は実際にハウスメーカーから金額の話を聞いてから」

八郎「またふたりで相談する事にしよう」

嫁「わかった!」

八郎「で。。。」

嫁「うん。。。」

八郎「これから何をしたらよいのかな?(;´Д`)」

嫁「だよね(;^_^A」

         

さすが情弱夫婦。
しかも思い付きで家を建てようとしているので
全然その先がわからない。
ここはググるしかないだろう。

       

八郎「とりあえず、ググりましょうかね(笑)」

嫁「そだねー」

八郎「どれどれ、ポチっとな、と」

      

すると。。。

「注文住宅 まず何から」のGoogle検索結果

1.資金計画を立てて予算を決める
2.建てたい家のイメージを固める
3.建築会社の情報収集をする
4.概算見積もりを依頼する
5.建築会社を決めて請負契約を結ぶ
間取りプランの詳細を決め、住宅ローンを申し込む
7.工事を開始する

引用:
https://www.suumocounter.jp/chumon/report/jitsurei/entry/2018/12/03/230000

と書いてある。
1.は出来ているな。予算はまあ決まった。
2.は。。。うーん、全然わからん、イメージ湧かない。
3.は。。。どんな会社があるのか、想像もつかない。
結局、最初の入り口に立つことは出来ているみたいだが
そこから先に全然進めていないようだ。

       

八郎「嫁ちゃん『建てたい家のイメージ』とかってある?」

嫁「立地条件がそこそこいいところと」

嫁「かっこいい家かかわいい家がいいな(#^.^#)」

嫁「かっこいい。。。かわいい。。。家。。。」

       

かっこいいとかわいいが同じ定義では無いはず。
要は全然見た目違うと思うんだが。
西島秀俊のような家か
新垣由衣のような家なのか。。。
これは全然違うはずなんだが
これで、建てたい家のイメージが固まっているのだろうか。
まあ少なくとも、嫁の中では固まっているのだろう。

      

八郎「ハウスメーカーって、何かこだわりある?」

嫁「どこでもいいよ!(#^.^#)」

八郎「そうか。。。」

       

嫁はハウスメーカーへのこだわりはないらしい。
自分の希望の立地に、西島秀俊か
新垣由衣のような家が建てば
それで満足なんだろう。

住まいの窓口無料相談は使うべきか?

嫁「ねえねえ、ショッピングモールの中に入っている」

嫁「『住まいの窓口無料相談』とか使ってみたら?」

       

なるほど、確かに大手のショッピングモール内には
そんな感じのカウンターが設けてある。
いわゆる「ほけんの窓口、マイホーム版」みたいなヤツだろう。
しかし、俺はそこでイヤな情報を耳にしてしまった。

       

それは、ああいう窓口を設けている業者は
ハウスメーカーから「キックバック」を受けているという話だ。
もちろん、窓口もボランティア活動ではない。
歴とした営利団体だ。
だがしかし!彼らの利益はどこから来るのか?
「無料」と公表している以上、我々施主から取れるはずもない。
とすると、もう出所は「ハウスメーカー」しかない。

       

だが、ハウスメーカーはそういう窓口に紹介料を払う。
でも、ハウスメーカーはその紹介料をどうやって回収するのか?
答えは「俺たち施主」である。
結局、家を紹介する時は無料でも
建てる時にしっかり回収されてしまうのだ。
そんな所に無駄に金を払わなくても
自分たちで探せばいいんじゃないか。

       

八郎「車で10分くらいのところにでっかい住宅展示場があるじゃん」

嫁「あるある!」

八郎「今度休みが合う時に、そこに行ってみない?」

嫁「行く行く!」

八郎「それまでちょっと時間あるからさ」

八郎「各々調べたいことを調べておこうよ」

嫁「了解っ!!!」        

      

こうして我々の家づくりは
「住宅展示場突撃!」という事になった。

        

この選択が果たして正しいのかどうかは
今後の話を楽しみにしていただきたい。

        

俺の新しい家の話、今日はこれまで。

次回予告

予告の前に捕捉な。今日の話の
「住まいの無料相談窓口は、ハウスメーカーからキックバックを受けており、その費用は自分の家の価格に転嫁される」と言うヤツ。
あれは噂を俺が間に受けだけで
真実かどうかはわからない。
そこはわかってくれよな。
あくまでも物語上の演出の1部であり
ウソとか本当かそういう話ではないことは
理解して読み進めて頂きたい。

        

さて、ついに家づくり本格始動?
住宅展示場へ突撃する事が決まった訳だ。
さあ、何も考えずに住宅展示場に突撃するとどうなるのか?

       

次回「悪徳で悪質な住宅営業に騙されないためにやるべきことは?」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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