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第23話 新築戸建のシャッターは電動がおすすめ!騒音は大丈夫?費用はいくらかかるの?

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回までのあらすじ。

      

余計なお世話だったと思うが
子どもためにオプションを盛り込んだ
同僚Fのマイホームに
子育ての為の家づくりってどうなの?
という難癖を付けてみた。
普通は、子育てする期間より
子どもが巣立ってからの期間の方が長いから
老後の自分たちのために
家づくりするんじゃないの?
と聞いてみた訳だ。

その返しがなかなかにイケメンだったので
読んで無いヤツは是非、前回の記事を読んでいただきたい。

      

さて、同僚Fのこだわりは分かった。
奥さんは何かマイホームへのこだわりは無かったのか?
その辺を聞いてみる事にしよう。

       

それでは、今日も俺の新しい家の話を、始めるとしよう。

オープン外構は防犯面がおっかない?

同僚Fが子どもたちの事を考えた
家づくりをした、という事はよくわかった。
では、奥さんは家づくりに何か
こだわりみたいなものはあったのか?
その辺を聞いてみる事にしよう。

         

八郎「Fのマイホームのこだわりはわかったとして」

八郎「奥さんは、何かマイホームを建てたうえでの」

八郎「こだわりみたいなのはあるんですか?」

        

奥さん同僚Fをチラッと見やる。

        

同僚F「いや、俺の事は気にせず言っていいよ」

八郎「???」

F嫁「いやあ。。。こだわりとかじゃないんですけど。。。」

         

そういうと奥さん、ポツリポツリと話し始めた。

       

F嫁「実は私。。。結構気になってしまうタイプで」

F嫁「戸建は泥棒とか怖くないですか?」

F嫁「オープン外構だし、誰でも庭に入ってこれちゃうじゃないですか?」

       

(。´・ω・)ん?聞きなれない言葉が。。。
オープンガイコウ。。。ってなんぞや。

         

同僚F「あ、オープン外構って塀とか柵とか垣根のない外観です」

        

同僚Fの助け舟で何となくイメージがつかめる。
確かに、フェンスとか横にしかなくて
正面はどの家もめちゃ開放的なスタイルだ。
見た目開放的なのは良い事だが
確かに誰でも裏庭に入りたい放題スタイルでもある。
夜などは怖いと言われれば怖いかもしれない。

        

八郎「あー、確かに、よくよく考えたら怖いっすね」

同僚F「ええーっ、八郎さんまでそんな事言うんですか?結構気にしマンですね」

八郎「んなことないでしょ。Fが気にしなさすぎだよ(笑)」

F嫁「それで、シャッターを入れてほしいってお願いしたんですよ」

八郎「あー、なるほど、シャッター。。。ですか。。。」

         

なるほど、そう来たか。
防犯目的でシャッター。
昼間にシャッター降ろしていると
逆に留守ですアピールになってしまって
むしろ狙われやすくなる、というアレか。

        

だがしかし!
シャッターの上げ下ろしって
面倒くさいんジャマイカ?
鉄の棒でシャッターのひっかかりを引っ張って
ガラガラ降ろして回るのって
かなりの手間だと思うんだが。。。

       

また、雨の日とかにシャッター開けようとしたら
絶対に濡れるだろ。
これはこれで超絶めんどいような気がするんだが。。。

        

この辺は素直に聞いてみる事にしよう。

       

八郎「でもですよ。。。1個1個シャッターの上げ下ろしって」

八郎「なかなか面倒なんじゃないですか?」

同僚F「そうそう、営業からも『シャッター』採用するなら電動にした方がいいですよ!ってすごく勧められたんですよ」

電動シャッターの騒音は?うるさいの?

電動!?その手があったか。。。
しかし、電動シャッターって
商店街の商店の上げ下げの音を聞いたことがあるけど
ものすごくうるさくて、住宅地で
おいそれと使える代物なのだろうか?

       

八郎「でも電動シャッターって、俺の中でのイメージは」

八郎「ガタガタ、キーキー言って、なかなかうるさいような感じなんだけど」

八郎「その辺ってどうなの?」

同僚F「やってみましょうか?」

       

おお、実演してくれるのか(笑)
ここは戸建電動シャッターなんてなかなか経験できないので
実際に体験させてもらおう。

       

同僚F「それでは、ポチっとな」ポチー

         

ウイーン、カラカラカラカラ。。。

       

お、思った程の騒音ではない。
うちと外で聞こえ方も若干違うかもしれないが
あの商店街で聞いた、ガラガラキーキーとは言わない。
さすがに深夜にやると目立ちそうだが
宵の口であれば、迷惑と言うほどの音ではなかった。

        

八郎「思った程の音はしないもんだね」

同僚F「そうなんですよ、思った程の音がしないのも」

同僚F「採用に踏み切った理由になりました」

シャッターを電動にすると金額はいくら増えるのか?

なるほど、この程度の音なら
採用しても後悔はしないだろう。
音がうるさすぎて、シャッターの上げ下ろしが
周囲の視線が気になって出来ませんでした( ;∀;)
という事はなさそうだ。

       

もうひとつ気になるのは、ズバリ「費用」。
地獄の沙汰も金次第、と言うように
金額のかかり具合も気になってしまう。

         

八郎「下世話な話を聞いてよい?」

同僚F「お金でしょ?」

八郎「さすが(笑)よくわかってるな」

同僚F「ここはねえ、実は揉めたんですよ」

八郎「ほう、けっこう高いの?」

同僚F「電動化すると、窓の大きさにもよるけど」

同僚F「基本、プラス8万なんですよ」

八郎「うわ、結構高いね」

同僚F「そうなんですよ、なので営業から」

同僚F「防犯性も高め断熱性も優れたトリプルサッシの提案がありました」

八郎「トリプルサッシ?何ソレ?」

同僚F「簡単に言うと、ガラス3枚の窓ガラスです」

八郎「おー、なんか防犯面に優れてそう」

同僚F「通常のダブルサッシから1枚増やすと」

同僚F「防犯面でもかなりの防止の効果が見込めるみたいです」

八郎「え?窓ガラスって通常2枚なの?」

同僚F「キダホームはダブルサッシが標準みたいです」

      

知らなかった。。。
窓ガラス2枚が標準だなんて。
うちの賃貸は絶対1枚だろうな。。。

        

同僚F「で、トリプルサッシの方が全然安いから」

同僚F「トリプルサッシにしようよ!って嫁を説得したんだけど」

F嫁「私が、シャッターじゃないと安心できなくて、シャッターをどうしてもお願いしました(笑)」

八郎「なるほど(笑)でも見た目の守られている的な安心感はありますよね」

同僚F「電動シャッター3カ所付けたんで24万円ですよ(笑)」

電動シャッターにしてこういうメリットがあった、ここがよかった!

同僚F「でも、電動シャッターにして良かったことが2つあって」

八郎「ほう、何?」

同僚F「まずは『遮音』ですね」

八郎「へー、静かなんだ」

同僚F「そうそう、ここって幹線道路から近い立地なんで」

同僚F「結構車の騒音が気になってたんですよね」

同僚F「外にいるとそれなりに聞こえていたんで」

同僚F「家の中でも聞こえるんじゃないかって」

八郎「なるほど」

同僚F「結論、普通のサッシでも結構気にならなかったんですけど」

同僚F「シャッター降ろすとめちゃめちゃ静かなんですよ、な?」

       

同僚F、奥さんに同意を求める。

        

F嫁「そうですね、救急車の音くらいでしょうか」

F嫁「あ、走ってるなあ、くらい遠い感じで、殆ど気にならないです」

八郎「シャッター1枚でそんなに違います?」

F嫁「違うんですよね、結構シーンとした感じになります」

同僚F「サッシだけだと、ちょっと聞き耳立てれば」

同僚F「幹線道路の車の音聞こえるんですよ」

八郎「へええ、意外な「プラス効果」だね」

同僚F「あと、もうひとつあるんですよ」

八郎「ほう、なに?」

      

すると同僚Fドヤ顔に。

       

同僚F「断熱性能が上がるんですよ?」

八郎「断熱性能。。。なんかサッシの所でも言ってたな」

同僚F「そうそう、まあ、サッシの前に1枚シャッターを置くことで」

同僚F「今みたいに冬だったら、外からの冷たい外気温を」

同僚F「サッシだけよりはカットできるんですよ」

八郎「なるほど、だから断熱っていうのか」

同僚F「そうですそうです。その結果。。。」

八郎「おう。。。」

同僚F「暖房を切っても部屋の気温の下がり方が緩やかなんですよ!」

八郎「へ、へえ。。。」

同僚F「なので最近の季節(冬)は夜は必ず降ろしています!」

八郎「そ、そうか(;´Д`)」

          

正直、それってそんなにスゴイ事なのか?
とその時は思ってしまった。

戸建ての「シャッターの都市伝説」に注意

同僚F「ただ、営業から戸建てのシャッターについて、こんな注意を受けたんですよ」

八郎「ほう、それは?」

同僚F「ほら、シャッター付けると『台風の時の飛来物をシャッターが守る』とか言われたりするじゃないですか?」

八郎「あー確かに。瓦が飛んできても、シャッターが窓ガラスを守る、みたいな」

同僚F「でも一般の戸建てのシャッターって実は薄いらしくて」

同僚F「瓦が飛んで来たら、シャッター突き破って、窓も割れて」

同僚F「修理代が2つ分になる事が殆どですって言われましたよ(笑)」

八郎「マジか。。。付ける意味無いじゃん(笑)」

F嫁「私もそれ聞いた時は「なんだそれは?」って思っちゃいました(笑)」

八郎「戸建てのシャッターのシュールな事実ってやつだな」

同僚F「ほんそれです」

        

シャッターの話が終わってキリが良いので
俺の新しい家の話、今日はここまで。

次回予告

シャッターの話で盛り上がったので
もう1つ聞いてみよう。
夫婦で家づくりの仲違いとか無かったのか?
そして、その時どうしたのか?

        

次回「家づくりで夫婦けんかや、意見に温度差があった場合、どうすればいいのか?」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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