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🌱031 真砂土を土壌改良して、ガーデニングや家庭菜園や園芸で使えるようにする!

このガーデニング記事は、ブログネタのためにやっていたガーデニングに徐々に目覚めていく40後半の何の知識も無い情弱おっさんが、我流で休日のみガーデニングに勤しんだ記録を、ブログにしたためたものである。
我流で無形でズボラで適当なので、間違い多数である。
もし、ガーデニングの先輩の皆さま、間違っている内容がありましたら、コメント欄なり、Twitterのリプ欄に、コメントを宜しくお願いしますm(__)m

また、アドバイスなどありましたらそちらもコメント宜しくお願いしますm(__)m

どうも!八郎です!!
(Twitter:@eightblog_hachi)
(ガーデニングや家庭菜園
家の事などくだらないことを
たまーにつぶやいていますので
よかったらブログ共々
ご笑覧下さいませ)

                  

ガーデニングの沼にハマった八郎夫妻が
玄関正面を花いっぱいにする過程を描いた
「我が家の外構変遷史」
お送りしております。

      

前回までのあらすじですが
我が家の玄関正面を花いっぱいにしたい!
という計画を立案。
現状の進捗状況と
今後の問題点などを
洗い出してみました。

まずは我が家にはびこっている
(注文住宅なんではびこっているも何も自己責任ですが)
高麗芝の剥がし方から始めます。

そして、新居引き渡し時は
真砂土の上に高麗芝を植えられた状態だったので
真砂土をガーデニングで使用することが出来ないか
今度はこの真砂土について調べてみることにします。

やはり、真砂土には植物の
栄養になるような成分は皆無なので
栄養のある土を混ぜないといけないことが分かりました。

      

今までは土を全入れ替えすることで
花を植えていましたが、今後は広範囲の
真砂土を相手にしないといけません。
廃棄処分も大変なので、土壌を改良して
ガーデニングや家庭菜園に適応するように
していく方法を考えてみたいと思います。

       

果たして我が家の真砂土は土壌改良して
ガーデニングや家庭菜園ができるようになったのか?

     

それでは、続きをどうぞ!!

「堆肥(たいひ)」と「肥料」の違い

まずはこの2つの違いを
説明することから始めましょう。
小生も全然意味の違いが判らず
ずーっと勘違いをしていました。
というか、この2つは「同義語」だと
さえ思い込んで40年生きてきました(笑)
実はこの2つは「肥」という文字こそ入っていますが
役割は結構違うものなのです。

      

まず「肥料」。
これは以前取り上げた記事にも取り上げたように

植物の成長の栄養3要素である
「窒素・リン酸・カリウム」を
補うものです。
中にはマグネシウムやカルシウムなどの
成分を補うものもありますが、基本は
NPKを補うものです。

      

一方の「堆肥」は肥料では補えない
「土壌改良」の役割を担っています。
これは「肥料」では無しえない役割なのです。

     

堆肥とは有機物を微生物で腐熟させたものを言います。
有機物とは、主に落ち葉や家畜の糞などを使います。
堆肥は土壌を、適度な水はけと水持ちのある物にするために使います。

      

土をふかふかにしたり、保水性を得るためにも
堆肥は必要不可欠な物です。

        

土壌改良に必要なのは「堆肥」+「土壌改良剤」(+「肥料」)になります。
それぞれ見ていきましょう。

植物性の堆肥2選

腐葉土

引用:https://amzn.to/3NoEAbF

堆肥と言ってまず思い浮かぶのは腐葉土です。
腐葉土と聞くと、何となく栄養があるように感じますが
実は腐葉土自体にあまり栄養分はありません。
しかし、有機物を分解する微生物が多いため
土と混ぜることで土壌自体に微生物が増加し
葉を分解する際に生成される養分で
土壌を改善する効果が期待できます。

       

また、腐葉土は「通気性」「保肥性」「保水性」
を兼ね揃えているので
ガーデニングや家庭菜園の土づくりには
欠かせない土ともいえます。

       

ちなみに同じ腐葉土でも1リットル当たりの単価が
倍くらい違うものがありますが
その差はだいたい「自然発酵」しているか否か、です。
人工的に発酵させているものは
葉の形が残っていたりしていて
自然発酵の物と比べると
効果が減ってしまいます。

      

しっかり腐葉土の効果を期待したい場合は
「自然発酵」の物を選ぶとよいでしょう。
。。。その分、費用は高めですが(笑)


バーク堆肥

引用:https://amzn.to/3OLlwpc

バーク堆肥とは、樹木の皮に鶏糞や油かすなどを加えて発酵させ
堆肥化させた堆肥のひとつです。
腐葉土にも、土の表面に敷き詰めると
乾燥を抑える「マルチング(マルチ)」の効果を
得ることが出来ますが、パーク堆肥の場合
腐葉土よりもマルチングの効果を得ることが出来ます。

        

ただ、バーク堆肥の難点は乾燥し過ぎると
「撥水性(水をはじく)」になってしまう
バーク堆肥があるという事。
これが腐葉土と決定的に違う所です。

      

腐葉土と並んで植物性堆肥の王道ともいえるバーク堆肥。
お好みで。。。と言いたいところですが
初心者は腐葉土の方が無難かもしれません。

動物性の堆肥 2選

牛糞堆肥

引用:https://amzn.to/3AavyMj

植物性堆肥と動物性堆肥の違いは

✅植物性堆肥より肥料効果がある(NPKの含有率が高い)
✅土壌改良効果は植物性堆肥に劣る

があります。
なので、土壌改良をするにあたって
植物性堆肥と動物性堆肥と混ぜて
使われることが多いようです。

       

動物性堆肥で比較的効果が穏やかで
長い時間持続するのがこの牛糞です。
「糞」と書いてあるだけに
臭いを気にされる方も多いと思いますが
「完熟牛糞(きっちり発酵された牛糞)」
であれば臭いも皆さまが思われるほど
キツくはありません。
(でも近づけばしっかり臭いはします(笑))

      

注意点は生石灰・消石灰と牛糞を混ぜると
化学反応でアンモニアガスが発生し
植物にも悪影響を及ぼすので
牛糞を撒いてから1週間以上明けてから
撒いてください。

      

炭酸苦土石灰どのような有機石灰の場合なら
同時に撒いても大丈夫です。

         

家庭用で使う動物性堆肥は
完熟タイプの牛糞がおすすめです。

鶏糞堆肥

引用:https://amzn.to/3OF8ERT

ホームセンターで手軽に買える
動物性堆肥と言えば牛糞と並んで鶏糞があります。

       

正直、臭いは牛糞よりキツい気がします。
(個人の感想で、ネットの感想はそうでもない人もいる)
牛糞同様、完熟された物を選びましょう。
(鶏糞は牛糞に比べると未完熟の商品も多いらしいですが)

       

牛糞と鶏糞の大きな違いには臭い以外では
「肥料効果」が挙げられます。
窒素の含有量が多く
化成肥料並みの効果が期待できます。
その分、効果は短期間にとどまります。

     

また鶏糞は使いすぎると「肥料焼け」の状態にもなります。
(これは特に追肥時に注意すべき内容ですが)
初心者は牛糞の方が安全に取り扱えそうです。
また、金銭的に余裕があれば
牛糞と鶏糞を混ぜて使用すると
良いともされていますのでチャレンジしてみてください。

土壌改良剤 3選

バーミキュライト

引用:https://amzn.to/3ymsKKF

バーミキュライトとは、天然のケイ酸塩鉱物です。
原石を急に高温で加熱することで
バーミキュライトに含まれる水分が水蒸気になるため
石がアコーディオン状に膨張し
容積が10倍近くまで膨れ上がります。
その膨れ上がる様子が蛭(ヒル)に似ていることから
苦土蛭石とも呼ばれています。

       

主に
✅保水性
✅排水性
✅保温性
✅無菌性
✅補肥性
✅断熱性

の効果が期待できます。
またバーミキュライトそのものが
軽いので重たい土に混ぜ込むことで軽量化し
ハンギング(上から鉢を吊るす)
用の土を作る時にも重宝されます。

      

また無菌性と保温性に優れている点と
肥料分がほぼ含まれない事から
「挿し穂(挿し芽・挿し木)用の土」
としてもよく使われます。

パーライト

パーライトとは、ガラス質の火山岩を
高温加熱し急激に蒸発させて作られています。

          

園芸で使用されるだけでなく
保温、断熱性も高く、耐火性もあることから
建築材料などにも使用される汎用性の高い製品です。

        

園芸の土壌改善に使われるパーライトには
「真珠岩パーライト」と「黒曜石パーライト」の
2種類が存在し、それぞれ特色が微妙に違います。
違いを2種に分けて見てみましょう。

真珠岩パーライト(保水性を高める)

引用:https://amzn.to/3nfGLUl

真珠岩を高温で熱し発砲させたものが真珠岩パーライトです。
水分が急に蒸発して気泡ができた作りになっています。

        

黒曜石に比べて真珠岩は水分量が多いため
熱されたときに大きく膨張し真珠岩の壁が破壊されたため
内部まで水分が染み込む形状になっています。
黒曜石と大きく異なることは
真珠岩パーライトは保水性を高める土壌改良材という点です。
他にも

✅保水性
✅透水性
✅通気性
✅軽量化
✅保温・断熱効果

の効果が期待できます。

黒曜石パーライト(水はけを高める)

引用:https://amzn.to/3xTBG93

黒曜石を高温で熱し、発砲させたものが黒曜石パーライトです。
真珠岩と比べ黒曜石に含まれる水分量が少ないため
高温で熱されて膨張しても黒曜石の壁が破壊されず蒸発した際
芯の部分に空洞の穴ができるため、軽量性があります。

         

透水性・水はけに優れているため
水はけが悪いときに土壌改良材として使われます。

          

また、黒曜石パーライトは普通の水を
ミネラル水に変える性質があるため
根腐れ防止の効果もあるといわれています。
他にも

✅排水性
✅必要最小限の保水性
(真珠岩に比べ空洞部分が少ないため)
✅通気性
✅根腐れ防止
(黒曜石の影響によりミネラル水となるため)
✅軽量化
✅保温・断熱効果

の効果が期待できます。

土壌改良が期待できる肥料 油かす

引用:https://amzn.to/3a1LmGq

油かすは土壌の微生物を増やし
土をふかふかにしてくれる土壌改良材としても効果のある
窒素を多く含む肥料です。
鶏糞同様、大量に使うと肥料焼けを起こす可能性もありますが
植物性の有機肥料という事もあり
特に窒素を多く含みますが
土壌改良にも期待が持てます。

       

但し、肥料は土壌改良に絶対必要、という訳ではなく
あくまで植物の「元肥」として使われることが多いので
ムリして撒く必要はないです。

     

土壌改良とは切り離して考え
肥料の成分や効果にもよりますが
作物を植える1-2週間前に撒くと
効果的でしょう。
(次回へ続く)

      

という事で、真砂土の土壌改良に使う堆肥や
土壌改良材について見ていきました。
真砂土の土壌改良のお役に立てれば
幸いです。

      

さて、次回はいよいよ我が家の
土壌改良のお話についてしていきたいと思います。
まあ、サイトやYouTubeを
見様見真似でやってみたんですが
とんでもない事が起こってしまいます。。。

       

次回「土壌改良に腐葉土や油粕や骨粉を混ぜたら白いカビが生えちゃったお話」

庭に花が満開になると、家族の笑顔も満開になる

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